「DVDの映画」 2000年8月9日
近頃DVDで映画をよく見る。
DVDで映画を見だすと、ビデオテープの映画を見る気がなくなってしまう。DVDは映像もシャープでいいのだが、なによりも音声に魅力があるのだ。
『風と共に去りぬ』をDVDでついに見た。
いつか本か映画で見ようとは思っていたので、見る前からとても楽しみにしていたのだ。
その映画はたいそう見応えのある映画であり、予想を裏切らぬ素晴らしいもので、最後は何とも感慨深かった。
私はエンディングを見終わり、晴れやかな気持ちで背伸びをした。この背伸びは、満足して映画を見終わった時にしかできない。
そしてDVDならではの特典である映画の設定資料やらのデータを一通り観賞し、DVDのウラ面を観賞しようとデッキにDVDを裏返しにしてセットした。
DVDはCDと同じ厚さで、オモテとウラの両面に記録層を持つことが可能なのだ。
私はウラ面には、出演者のプロフィールやら映画の解説があると期待した。
余韻に浸りつつウラ面を再生すると、画面に映るメニューにはそれらしい項目が見あたらない。なにやらオモテ面に入っていたような映画があっただけであった。
私は「エンディングその後」か「もしかするとリメイク版?」を収録してあるのかと思い、期待に胸を躍らせた。なんと豪華なDVDだろう。
ワクワクしながら再生すると、スタッフロールが流れ出し、その後に当時の時代背景の説明が始まった。映画のオープニングのようである。特にリメイク版でもないようだ。私は「?」と思うと同時にイヤな予感がした。
その後、何事もなかったように『風と共に去りぬ』が最初から始まった。画面には若い主人公が。
そう。私は一番始めに「ウラ面」を見たようだ。そして途中から見た映画に感動したのだ、2時間もかけて見て。
そのことを悟った瞬間「いや、このシーンは回想シーンだろう。じきにエンディングの続きになるさ」と強がった。
しかし現実は厳しかった。メニュー画面にはハッキリ「SIDE A」と。
…このやりきれない気持ちは何だろう。もはやオモテ面を続けて見れる気分ではなくなってしまった。その…まぁ見ていて少し説明が足らないなぁとは思ったのだが…。
なんとも情けない事をしてしまった。何もわざわざこんなに長い映画でしでかさなくたって良いものを。
4時間正しく見て感動したかったよ。
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