「ソウルへ行って来た」 2000年9月11日
ソウルへ行って来た。
今回は2週間前から動き出したので、余裕であった・・・ハズだった。どうもソウルは人気らしく飛行機もホテルも予約がいっぱいで、滞在時間やホテルなどは選択の余地がなかった。そういうワケで4泊5日で行って来た。
ソウルは日本とあまり変わらない。治安も人も格好もTV番組も携帯電話も街の雰囲気も田舎の雰囲気も。ただし男性のカリアゲ率が違った。あまりに多い。
ハングル文字には苦労した。最後まで挨拶とありがとう以外わからなかった。地名もさっぱり伝わらないし、地図と看板の文字が同じかどうかを比較するのにも苦労した。しかし北京とちがって「OK」くらいは誰でも通じるので助かった。
ソウルへ行ってもちろん歴史的な建造物なども見たのだが、ここではそれよりも食を中心に語ろうと思う。
まずは焼き肉。「毎日焼き肉でも問題ない」ということで、1日目の夕飯には早速カルビを食べた。2日目にカルビ発祥の地である水原(もちろんカルビ以外の歴史的な見所もある)へ行こうという予定であったが、夕食後「水原は別にいいか」と言うことになる。
カルビは骨のついたまま焼き、ある程度焼けたら骨をハサミで切り離し、肉を細切れに切るというスタイルだ。これは全てお店の人がやってくれる。また、キムチの固まりもハサミで切っていた。「これさぁ、さっき生肉を切っていたハサミだよね…」と思いつつお腹を壊さないことを祈った。
どこの焼き肉屋にいっても、味噌(?)、沢ガニの煮物、カラシ味の野菜の千切り、キムチ、シシトウなどの小料理が一緒に出てきた。キムチは焼き肉屋に限らずどこでも料理と一緒に出てきた。あるお店では、水をつぎにくるのと同じようにキムチをつぎに来ていた。しかしキムチは辛く、とてもつがれるどころの話ではなかった。そのかわりに水はたくさんついでもらった。
韓国の食べ物はどれも日本の辛さの1.5〜2倍くらいであった。一番辛かったのは、生のシシトウ。粋な現地人の真似をして味噌をつけてバリバリと生で食べたらひどい目にあった。二番目は沢ガニの煮物。たいへん辛くはあったが、おいしかった。沢ガニの殻ごと食べるのかどうなのかよくわからず殻ごと食べたが、食べ物の食感ではない気がしてならなかった。しかし身だけ食べるにしては身が少なすぎるし取りにくい。実際のところどうなんだろうか。
余談ではあるが、私は肉の焼け具合はウエルダンがスキなので、同行者に先に肉を食べられてしまう事が往々にしてあった。
江華島というところではプルコギを食べた。プルコギの味はすき焼きのようであった。ちなみに私はすき焼きはあまりスキではない。
またここでも焼き肉の小料理セットが出てきた。例の沢ガニやら味噌の事である。気のせいか、味だけでなく小皿のデザインまでそっくりではないか。そんなに定番なのであろうか。
食後には真っ黒なお茶が出てきた。シナモンの香りがして、味も色もさながら「黒飴の水溶液版」といったところだ。物珍しさで始めの2、3口はおいしく飲めたのだが、湯飲み一杯分となるとさすがに甘ったるく気分が悪くなりそうであった。
今回の旅行では、やたら勘違いが多かった。
成田空港へ行く途中でなぜか「成田」と「成田空港」を間違えて切符を買ってしまった。この時既に先行きの不安を感じた。
ソウルの地下鉄では、新村(Shinch'on)に行くはずが新川(Shinchun)へついてしまった。同行者のガイドブックには両方ともShinchunと書いてあった。どうも方向がおかしい気がしたんだよなぁ。
また、「新羅カルビ」という焼き肉屋へタクシーで行こうとしたら最高級ホテル「新羅」へつれて行かれた。新羅ホテルへ行く途中でくぐった門には「迎賓館」と書かれ、歴史的な建造物であることは間違いないように思われた。門をくぐった時「オレらVIPじゃん?」などどバカなことを言っていたが、その時はまさか間違ったところへつれて行かれるとは思いもしなかった。新羅ホテルへついたとき、本物のバカだと思った。上品なボーイがタクシーのドアを開け「お泊まりですか?」と私たち一行に訪ねてきた。まさか「焼き肉屋と間違えました」とは言えるはずもなく、間抜け面で「いえ、その・・・そういうワケでは・・・」と言うのが精一杯であった。
ソウルでは、タクシーの他に市外バスにも乗った。
市外バスの自動発券機で入れたお金を返却しようと思い、何も考えずにコインを入れるところの横にある銀色の突き出ている円柱型のあのボタンを深く押しこんだところ、係員の人が出てきた。そして、めんどくさそうに下の方の長方形の普通のボタンを押して戻っていった。どうやら返却ボタンと呼び出しボタンを間違えたらしい。何も言わずに係員の人がわかったところを見ると、どうやら間違える人は多いようだ。何せ表記が全て韓国語なのでさっぱりわからない。日本と同じ様でも、やはりそのような違いはあるようだ。
電車に乗っていてトイレへ行きたくなったので、乗り換えの駅でトイレを探した。すると、「250m先トイレ」らしき標識を見つけたので早足でそれに従っていった。「250m、150m、50m・・・!?」。25mの標識が見えたのは改札口の外であった。やむなく250mのけわしい道のりを引き返してトイレは我慢することとなった。
怪しさ満点のおじさんに女の娘を勧められたりもした。
一晩30000円。ショートだと15000円と言っていた。おじさんのムシズの走る話を聞きつつも「ショートヘアーの娘はなんで安いのかな? ショートがスキな人もたくさんいるだろうに」と思った。数日後に同行者に疑問をうち明けたところ「ショート=短い時間だ」と言われた。おじさんには聞かなくて良かった。
ソウルにはカジノがあるので、シェラトンホテルにあるカジノへ行ってみた。
天井が高く、豪華絢爛、田舎者には似合わないところである。
しばらくうろうろして、スロットマシーンを少しだけやった。どうにも落ち着かない。カジノでは軽食や飲み物がタダなので食べたかったが、時間がなかったのであきらめた。
韓国ではキレイな女性をたくさん見た。
だが今になって思い返してみると、一番キレイな娘はタクシーに乗れずに困っていた日本人のような気がした。
私が助けに行った事は言うまでもない。
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