「クレイアニメがやりたかった」 2007年5月11日 English version is not available.


  今年のゴールデンウィーク中には何か思い出に残ることをやりたい。それも形に残る物が良い。
 ゴールデンウィークも後半にさしかかった頃、いつもの友人K氏と夕食を食べながらそんな事を話していた。

 「ここは一つ、LEGOブロックを1コマ1コマ動かして動画を作ってみてはどうだろうか? 本当はクレイアニメをやりたいのだがあれは難しい」
 どっちも変わらないくらい難しいと思うのだが、いとも簡単にK氏は言ったものだ。が、特に他にすることもなかったので、勢いに任せてやってみることになった。

収録開始

 翌日夕方4時。ようやくスタート。なかなか都合がつかず、いきなり出遅れたスタートとなった。
 時間もあまりないので、まずはLEGOブロックを調達する為に新宿のビックカメラへ移動した。

 LEGOブロックなど今までまじまじと見たことがなかったのだが、かなり多様なセットで売られていた。
 問題はどのブロックのセットを選ぶかと言うことで、「ストーリーが後で付けやすい何にでも使えるブロック、しかも1回きりの可能性もあるので安い物」を基準に、スト ーリーを想像しつつ品定めに入った。
 とは言え、店の中でそんなにすぐにストーリーなど浮かんでくるはずもなく、せいぜい「消防車と人のセットが宇宙っぽいな」くらいにしか思わず、それで何が出来るかなどは全く未知の領域であった。
 残念ながら、当初期待した程のイマジネーションは湧き出ず、
 「ここでLEGOを買えば間違いなく損をする」
 そんなどうしようもない雰囲気がただよった。

 「LEGOはある程度物をそろえていないと何も出来ない。ここはひとつ、関節の動くフィギュアでいくか」
 クレイアニメ→LEGO→フィギュアとかなり動画の品格は下がっていったが、ここで引き下がるわけにはいかない。
 海洋堂のリアルなフィギュアは諦め、1000円もしなかったドラゴンボールのトランクスで行くことにした。

 安かった割には剣などもっていて、色々と出来そうであったのが決め手となった。

 次は早速撮影である。この時点で既に夜7時。暗くなってしまったので屋外ロケもできない。
 屋内しか選択肢もないので、某喫茶店で撮影をすることとなった。マックよりは人の出入りが少なそうであったので、若干マシではある。
 しかしながら、人が少ないのは良いのだが、休みのせいか閉店時間が通常よりも早く、8時で閉店とのこと。
 「終わりの時間が切られていた方が作業がはかどるだろう」
 と、これからやろうとしている作業にはあってはならないプラス思考の元、あえてそこで撮影をすることとなった。

 一眼レフカメラにて、フィギュアを激写。回りの様子が気になったが、それ以上に笑いでブレを押さえるのが大変であった。

 最後にお楽しみのアフレコである。これは勿論カラオケボックスしかない。
 とりあえず「男2人で30分カラオケ」ということで入店した。

 時間もないので、部屋に入るやいなやノートPCとマイクを展開、カラオケのボリュームを絞り、早速収録の体制に入った。スパイさながらの怪しい行動である。

 こんな環境でアフレコ。当然初めての経験である。(アフレコも、カラオケでこんなことするのも)

 で、最後は余った数分で、とりあえずドラゴンボールの曲を熱唱しておくのであった。これも収録して何かに利用出来るかとも当然思ったが、さすがにそこまでできなかった。まだまだである。

 こんな調子で数時間で作品を収録したのであった。

作品

  以下、思い立ってから24時間以内に作成した動画である。恥ずかしすぎるので、アフレコ部分は削除した。

トランクス、たちあがらず!
試しに手で支えて立ち上がるシーンを撮るも、立ち上がった後継続して撮影するのが面倒になり、そのまま倒れ込ませた。


トランクス、腕を斬り落とす!
とりあえず持っていた剣を使って何かしようと考えた意欲的な作品。トランクスが挨拶後、自分の腕を切り落とそうとするも、途中で剣を落とす。一瞬ごまかすが、最後はうっかり手を滑らせて転倒。


トランクス、腕がつながる!
とれた腕がつながる。フィギュアならではの安直な作品。その後立ち上がらせようとしたが、思ったほど関節が動かず、寝ころばって終了。やはり安物。


トランクス、歩く!
歩くシーンを試したかったので歩かせてみた物の、その後の展開が特に思いつかず、さらに歩かせるのが面倒くさくなってしまったので、そばに置いてあったコーヒーのボトルをわからないようにトランクスにちょっとずつ近づけて倒した。最後はどうでもよくなったので、トランクスを控えめに棒で支えて、倒れる瞬間をリアルに再現。


トランクス、クリームブリュレにアタック!
一連の撮影終了後、食事へ行った時になんとなく続きをやってみたグルメなシーン。その時にたまたまクリームブリュレがあった。


予想と違わずしょぼい出来映えであった。
K氏のやりたかったことに1日付き合っただけであったような気が…。
悔しいので、密かに次回へ続く。



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