「It's a small world」 2007年5月11日 English version is not available.


 それは、前回のフィギュアで動画を撮影した時に思い立ったのであった。

東武ワールドスクウェア

 言わずと知れた、栃木県日光の東武ワールドスクウェア
 ここ東武ワールドスクウェアには、世界41ヶ国、102点の遺跡や建築物が1/25の縮尺で精巧に再現されている。建物の細かな作りのみならず、そこにいる総勢140,000人もの小さな人々もその場に見事に溶け込んでいて、生き生きとした光景を作っている。
 それら本物さながらのミニチュアを、縮尺、アングルを工夫してうまく写真をとると、本物と見まごうばかりの写真を撮ることも可能である。

スフィンクスのミニチュア。かなりリアルである。

 しかしながら世界の名所の写真をそれらしく撮るだけではもったいない。世界の名所の写真には、人が入ってこそ記念写真になるというもの。
 と、いうわけで、140,000人の1人になってみた。

事前準備

 東武ワールドスクウェアを存分に楽しむ為に、以下の手順に従い、ちっちゃい自分を用意した。

 1. 室内にて数パターンの全身写真を撮影(室内でも靴を履くのを忘れない)
 2. 人物と背景の境界線が分かりづらい箇所を事前にPC上で背景を除去
 3. 光沢紙にて最高画質にて印刷(1/12.5の縮尺)
 4. 人物をカッターで切り抜く
 5. 切り取りが甘かった箇所を筆ペンで黒く塗りつぶして目立たなくする
 6. 裏面に厚紙を貼り付けて骨格を作り紙がしならないように補強する

 この地点で既に夜中の2時半。明日は元気に5時に起き、早速東武ワールドスクエアへ行く予定だ。作成途中で何度かふとわれに返り、諦めてさっさと布団に入りたくなった。
 行き当たりばったりで時間も無かった為、手の凝った物は作成出来なかった。とはいえ、こういう事は勢いが肝心で、時間を掛けて入念にやる物ではない。そんなことしよう物なら、まずやらないであろう。

展示物は全て1/25のサイズになっているので、試しに同縮尺で印刷してみたのだが、あまりにも小さくなったので、今回は2倍の1/12.5を採用した。身長は14cm程度になった。

世界で記念撮影

 翌朝東武ワールドスクウェアへ行き、世界各地の名所に混じり記念撮影を試みた。

東武ワールドスクウェア入り口。朝10時より撮影を開始。

 おもむろに自分を鞄から取り出し、撮影を開始。

東京タワー - 日本

新東京国際空港・第2ターミナルビル - 日本

自由の女神 - アメリカ

 ここら辺で
 「写真くり抜いて作ればできるよねー」
 という若い女性の声が後ろから。実に簡単に言ってくれるが意外と時間かかっているんだな、これが。こんなこと普通はやるまい(面倒で仕方がない)。

エンパイア・ステート・ビル - アメリカ

ホワイトハウス - アメリカ

ピョートル噴水宮殿 - ロシア

平和宮 - オランダ

ピサの斜塔 - イタリア

ミラノ大聖堂 - イタリア

 「あれ!? 人が立ってるぞ!?」
 男性がミラノ大聖堂に顔を近づけて見始めたので、
 「すみません、それ、ボクです」
 と謝り、そそくさと回収した。少し恥ずかしかったが、「ニヤリ」とした。

サン・マルコ寺院 - イタリア

エッフェル塔 - フランス

エッフェル塔 - フランス

ヴェルサイユ宮殿 - フランス

ヴェルサイユ宮殿 - フランス

パルテノン神殿 - ギリシャ

ノイシュバンシュタイン城 - ドイツ

凱旋門 - イギリス

バッキンガム宮殿 - イギリス

バッキンガム宮殿 - イギリス

ウェストミンスター寺院 - イギリス

ベルベデーレ宮殿 - オーストリア

サグラダファミリア - スペイン

 前回サグラダファミリアへ行った時には飛べなかったので、感無量である。

アルハンブラ宮殿 - スペイン

カサ・ビセンス - スペイン

グエルパーク - スペイン

タージマハル - インド

雲崗の石窟 - 中国

反省点

 今回の反省点はこんな所。

 1. 紙の角度とカメラの角度を平行にする(角度が付くとより板っぽくなってしまう)
 2. 光沢紙は光を反射するので避ける(マット系を使う)
 3. 黒がちゃんと黒として表現出来る用紙を使用する(安い用紙だと緑がかったりした)
 4. 足におもりなどを付けて自分で立つようにする
 5. 1/12.5だとやはり大きすぎる(1/25だとくり抜くのが辛いが)
 6. めんどくさいのでもうやらない



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