自慢の一品


こんにちは。突然、30℃を超える暑さ、しかもヴェネツィアだからなのか、異常気象なのか、蒸し暑いです。
毎日しつこくてすみませんが、たまにはサッカーとまったく関係ない話題を。
試験ひとつ、レポートひとつ終えてちょっと一息、マーケットでさくらんぼ2kgを4ユーロで買い、ジャムにしました。2週間位前にやはりたくさん買いすぎて食べきれず、種をとってちょっとお砂糖を足し、軽く煮てみたら我ながらいい出来、同居人にも好評だったので調子にのって再び作ってみたというわけです。一心不乱にボール一杯分のさくらんぼの種をとり、できあがりが小鍋一杯分くらい。色がまるでルビーのようにきれいで、ヨーグルトにぴったりの一品です。さくらんぼがお高い日本ではなかなかできませんが。

再び、ユーロ

頭の中では、いまだにリラに換算していても、今や流通しているのはもちろんユーロのみ。このユーロ、お札は参加国すべて共通なのですが、コインは裏面が各国の独自のデザインになっていることは前にも書いたと思います。ふつうに生活している分には、見かけるのはまだまだ圧倒的にイタリアのもの。ところが、米ドル、ユーロ、そしてたぶん日本円・・・と現地通貨以外でも観光客の要望に応じて金額を示すイスタンブールで、いろいろなコインに出会うことができました。何度かユーロで支払ったときに、おつりのユーロの中にいくつか見たことないものが混じっていたのです。それで、硬貨ひとつとってもお国柄が出るね、という話になりました。
まず、既に1度や2度はみんな目にしたことがあるドイツの鷲のマーク、「なんだか威圧的」。(注;1月17日付のメイルでは間違えて「オーストリア製か?」としていました。お詫びとともに訂正いたします。)そして、なんと1ユーロと、2ユーロが、全く同じ。イタリアは、しつこいようですが8種類ある硬貨のすべてが違うデザイン。それに慣れていると、それが当然かと思っていますが、実はそうではなかったのです。ここで一気に得意げになるイタリア人、「イタリア、よくやったと思わない?デザインもいいし。ああ〜やっぱり芸術作品が国中にあふれているからね。」そういわれてみれば、イタリアのいいところと、そうでないところが凝縮されているといえるかもしれません。まあ「よくやった」と思うけど、凝っている分効率は悪いでしょうし。だけどあくまでも効率より好みに固執するというか。(効率の問題に気がついていないというか。)
傑作だったのは、オーストリアの1ユーロ。「あ!モーツァルト!」「なるほどね。でもこれ・・・チョコレートに似てる!」ご存知ないでしょうか・・・ゴルフボールよりちょっと小さい、包み紙にモーツァルトの肖像が印刷された、まん丸のチョコレート・・・。1ユーロは銀色の地に金色の縁取りがついていて、その中にモーツァルトがいると、あのチョコレートになんだかそっくりなのです。
イタリアにコンセプトが近いと思われたのは、ギリシャ。神話からとったかと思われるデザインが美しく、思わず手元にキープしてあります。
そこで、気になって各国のデザインを調べてみたら、@金額の大・中・小で3種のデザインをしたところが大半。フランス、ドイツなど。その中でもその3種もほとんど同じデザインなのが、オランダなど。Aなんと全部統一デザイン、ベルギーとアイルランド。B全部別のデザインは、イタリアの他、ギリシャとオーストリア、お国の芸術品満載という感じです。
もうひとつ、なるほど、と思ったのはスペインをはじめ現行の国王・女王の肖像が結構入っていたこと。共和国イタリアからは全く思いつかなかったけど、古代から君主の肖像を金貨に刻んできた歴史を持つヨーロッパ、それも当然なのでしょう。
興味のある方は、欧州中央銀行のサイトをどうぞ。
http://www.euro.ecb.int/
「裏側の」お国柄を見ながら、W杯も、またちょっと違った意味で楽しめるかもしれません。(ああ!結局W杯に戻ってしまった・・・)
それでは、また。
Fumie