優雅な生活


こんにちは。
暑くなってきました。7月に入って、どうやら本格的に夏になったようです。こうなると、イタリア人の大半は、早めのヴァカンス、あるいはヴァカンスを待ちきれずに週末は海へ、というのが定番。ところが、欲張りな私としては、そればかりというわけにはいきません。

美術館に行こう!

展覧会の当たり年、とでも言うのでしょうか。昨年末あたりから今年にかけて、気になる展覧会が目白押しです。ヴェネツィアのジョルジョーネ展、シエナのドゥッチョ展、フィレンツェのボッティチェッリ展に、ペルージャのペルジーノ展。(前者2つは会期終了。)
イタリア美術史、いや、西洋美術史は欠くことのできない名前のうち、ドにゥッチョは当地で本格的な展覧会は90年ぶり、ペルジーノにいたっては驚くべきことに、ほぼはじめて、というのですから、どうしても足を運んでみたくなります。
もちろん、実際には展覧会といってもピンからキリまで。博物館施設の新規オープンなどを含む大がかりなものから、例えば美術館内の一部屋だけ、など規模は小さいながらも、希少な作品を集めたもの。学術的に意味の高いもの、商業目的のもの。特別公開、あるいは、世界中の美術館に別々に納められている,一つのシリーズの作品を集めて往時の姿を復元したもの。まさに珠玉混合なのですが、それも含めて、せっかくイタリアにいるのなら、やはりできるだけ、事情が許す限り、自分の目で見てみたい。
ところがこういう時、イタリアらしい悩みと言えるのが、重要な展覧会といっても、てんでバラバラ、イタリア各地でやっていて、ローマや、ミラノに数日いれば全部周れる、というものではないこと。例に挙げたのはほんとうに主な、しかも私の個人的興味のより深い一部、このほかにも、バロック以降現代美術まで、写真、あるいは考古学系。そうそう、忘れてはならない、ミラノでは浮世絵展なんていうのもありました(会期終了)。あちこちの町が、競い合うようにそれぞれ次々独自の看板を掲げているのです。そしてまた、そういう地元密着の展覧会は、学術的にだけでなく、たいてい実務上、つまりスポンサーなども含め地元密着であるため、巡回することはほとんどありません。
ほんとうに贅沢なことですが、時間の自由がきくのはやはり学生ならでは。美術館、展覧会はもちろん、イタリアのさまざまの町を見ることも、すべて勉強のうち。そう思うことにして、また近い将来、仕事をはじめれば決してこうはいかないと思うだけに、最近はできるだけ積極的に、精力的に物見遊山にでかけています。
さて、そんな展覧会、もちろん開くからにはうであって欲しいですが、こそこのところどこも大盛況で、うっかり予約なし行くと行列していることもしにばしば。規模の大きいものは、宣伝にも力をれているところが多く、そ入の効果も大きいのでしょう。外国人観光客も多のですが、ともかく意外いなほどイタリア人観光客の、しかもグループがいのです。もちろん現地多で、美術館主催のガイド・ツアーに参加するとのもありますが、もっという多いのは、いわゆる団体旅行の方々。観光バ乗って、近くの町からスに日帰りで、XX町ツアー、○○展と、ワイナリー、アグリトゥリズモを訪ねて、とか、あるいはもう少し遠くか2-3泊ら、で、とか、そんな感じでしょうか。
ところで展覧会、美術館見学では、特にこのイタリア人のグループに要注意。ともかく、ガイドさんの声がものすごく大きい上に、たいてい話がものすごく長いのです。その解説の間中、グループの皆さんは当然その作品の前を占拠しているわけで、こちらは近寄るのも一苦労。なるべく、団体さんの過ぎ去った後にゆっくり観賞しようとゆっくり構えているのですが、先日はある展覧会で、イタリア人グループが3団体、次々と続けて入ってきたときにはもうお手上げでした。

本業の試験その他の日程、あるいはイタリア人団体の間をかいくぐり、目で見てきた、そんな展覧会の情報を、HPに少しですが載せることにしました。ひょっとして、イタリア方面へ旅行へ来られる方の、何かご参考にでもなれば、と思います。今のところ、
(イタリアではありませんが)ウィーンのジョルジョーネ展;
../../www.geocities.co.jp/SilkRoad-Oasis/5615/giorgione.htm

と、冒頭にも挙げたフィレンツェのボッティチェッリ展;
../../www.geocities.co.jp/SilkRoad-Oasis/5615/botticelli.htm)、

どちらも7月11日までと会期終了が迫っていて、申し訳ありませんが・・・。ほんとうは、できるだけ早く紹介できればいいのですが、いつも、なぜだか何かとバタバタして、こうした展覧会も、会期終了間際にようやく駆け込んでいるのが実情なのです。

ではまた。
Fumie