こんにちは。
しつこくて申し訳ありませんが暑いです。ヴェネツィアは33-4℃、その他の主な都市では35-7℃、サルデーニャ島では40℃まで達しているとか。
今日もヴェネツィアでは、朝からさんさんと太陽が照り付けていたのですが、お昼すぎくらいに、急に強風が吹き荒れたと思ったら、バラバラバラ・・・と雹が降り始めました。雨戸を閉める間もなく、ともかく窓だけ閉めたところで雨になり、降るだけ降って、明るくなってきたと思ったら雨もやみました。その間、わずか10分ほど。少しは涼しくなるかも、という期待もまったく裏切られ、あっという間に強烈な陽射しに戻りました。
さてヴェネツィアでは、先日の土日、レデントーレのお祭りがありました。お祭りについては、去年詳しく書いたので、よろしければそちらをご参照ください。(../../www.geocities.co.jp/SilkRoad-Oasis/5615/072202.htm)
イワシのヴェネツィア風
イタリアでは、夏、というと魚料理というイメージがあります。沿岸部の、一年中お魚が豊富な地域を除いては、なかなかふだん魚を食べる習慣がないこと、そして夏のヴァカンスといえば、8割が海に行くというイタリアでは、当然といえば当然かもしれません。
ヴェネツィアはもちろん一年中お魚に恵まれていますが、今日はこのお祭りの時に食べる一皿をご紹介します。簡単で、なかなかおいしくできました。
「サルディン・サオール」(Sarde
“in Saór”=いわしの香り漬け)
材料;
イワシ 600g
タマネギ 2-3個、または長ネギ 1-2本
ローリエの葉 2枚
白ワイン酢
黒胡椒 数粒
薄力粉
オリーブ・オイル、揚げ物用油
作り方;
1) タマネギなら薄切り、長ネギなら輪切りにする。フライパンに2-3サジのオリーブ・オイル、1サジ程度のお酢、刻んだ(タマ)ネギをいれて炒める。この時、(タマ)ネギが焦げないよう注意。ローリエ、胡椒粒もここに入れる。弱火で10分ほど、じっくりと火を通したら、火から下ろし休ませる。
2) イワシを洗い、頭とはらわたを取り、開く。小麦粉をまぶし、油で揚げる。揚がったら、紙の上でよく油をとり、軽く塩をふる。
3) 陶器の器に、2)のイワシ、1)の(タマ)ネギ、と交互に重ねる。食べる前に、最低5-6時間はねかせること。室温でいただきますが、冷蔵庫で数日冷やすと、さらにおいしくなります。
日本でおなじみの「あじの南蛮漬け」に似ています。南蛮、というくらいだから元々このあたり(といってもスペインかポルトガルかもしれませんが)のものなのでしょう。イワシは小さいもののほうが丸ごと食べられておいしいです。
タマネギか長ネギ、としたのは、私が参考にしたレシピでは「小タマネギの長・若芽」(Cipolline
novelle lunghe)となっていたためです。文字通り、小さいタマネギからそのまま青ねぎが成長したような、タマネギと長ネギのちょうど中間くらいのものです。ふだん私は、根元の部分はタマネギとして、青い部分は和食用のネギとしても使っています。
ただしこの小タマネギは季節が限られるためか、レストランなどではたいていタマネギで作ったものが出てきます。タマネギの甘口か、ネギの辛口か、お好みで試されてはいかがでしょうか。
ここに書いた分量だと、酸味はほとんどありません。私は後でレモン1個絞って、上からかけました。食べるときにレモンを足してもいいと思います。
こちらの暑い夏にはもちろん、じめっとした気候の時にも案外おいしい一皿です。本来は前菜ですが、パンにはさんで食べてもおいしいし、ご飯にも合うのではないでしょうか。
ぜひ、お試しください。
26日(土)の夜から、研修旅行でパリに行きます。5日間、美術館めぐりですが、パリは大好きなので楽しみです。少しは涼しいといいのですが・・・。
ではまた。よい夏休みをお過ごしください。
Fumie
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