ジェラートな日々

ヴェネツィアで、ジェラート

こんにちは。

暑い日が続いています。9月の試験の日程が発表になって、浮かれている場合ではないのですが、この季節、やはりなかなか勉強しよう!という気分になれません。
蒸し暑いといっても、おそらく東京よりはましなヴェネツィアも、海と、イタリアの他の街同様に石の建造物による照り返しのせいか、日差しが強すぎて、観光に最適、とはいいがたいのですが、それでもやはり外国人観光客であふれかえっています。

グルメの国、いずこに

イタリアに、以前旅行で来ていたころ、観光、お買い物に加え、なんといっても楽しみにしていたのが食事。グルメの国イタリア、高級レストランからひなびた駅前のバールまで、どこで何を食べてもおいしい!と期待満々だったし、実際ほとんど「外れ」がなかったように思います。魚介類のたっぷり乗った焼きたてピッツァ、フィレッシュ・トマト・ソースのおいしい手打ちパスタ。新鮮で味の濃い野菜に、主張の強いお肉。言葉も通じなかったし、ガイドを見たり、そうでなくて偶然目の前にあったお店に入ったり、いろいろだったけど、ほんとに何でもおいしかった・・・。
ところが、住んでみると、なかなかそういう「ほっぺたが落ちる!」という事態に出会いません。たまに外食をするのに、ふらっと入ってみようが、知り合いに聞いてみようが、なかなか大満足!にならないのです。まあ、学生はヴェネツィアでレストランなどに入ったりしないので、「私は入ったことないけど、あそこがおいしいと聞いたことがある」とかいう程度では、そもそも当てにならないのですが。それでいて、ちょっとしたお店は既にたいてい日本語、イタリア語さまざまなガイドに紹介されているので、そういうところもたまに試してみたりしますが、ほんとに難しい。前菜でおっ!っと思うと、メインが×だったり、メインの魚の塩焼きは◎でも、パスタが???だったり。安くておいしかった!って思えるお店、全然ないわけではないけど、車でしか行けないような所だったり。それでも、ピッツェリアは探せばおいしいところが結構ありますが、トラットリア(食堂)、レストランとなるとなかなか。そういえばペルージャでも、結局これなら、と思ったのは一軒だけ。メインは、いろんな種類のお肉の炭焼き、パスタも◎で、何かと言うとそこに通っていました。
海に浮かぶヴェネツィアでは、魚料理が食べたくなるのが人情というもの。イタリアではだいたい肉料理に比べるとちょっと高めになる魚料理、ただでさえ超観光地という土地柄、もともとなんでも高いので、どんな店でもそれなりの金額が取られます。それでイマイチだったりすると、ほんとにがっかり。無職学生という身分では、そうそう食べ歩くわけにもいかず、ちっとも開拓がすすみません。海の匂い、味を求めてヴェネツィアに来たのに、ちょっと計算外です。せめて一軒、自分のお気に入りを見つけておきたいのですが。
慣れてしまった、のかもしれないけど、ふだんは自分で作って食べていて、逆に「食べ歩いている」わけではないし。仕事をしていた頃に比べて、予算が(無意識に)減っていることが原因なのか、または予算の減額とともに、勘が鈍ってしまったような気もします。それとも、これまでは旅行中という気分高揚による幻想だったのか、何でも忘れっぽいという性質上、悪い思い出はさっぱり忘れているのか、と思ったり。唯一覚えているのは、はじめてイタリアに来たとき、それもまさにこのヴェネツィアで、ちょっとお昼には遅い時間に、ようやく見つけた一軒に入ったら実は中華料理店で、それは残念ながらいまいちだったことくらい。
では、ヴェネツィアで、全然おいしいもの、お気に入りのもの、がないのか、というと、そんなことはありません。ジェラート(アイスクリーム)やパニーノ(イタリアン・サンドイッチ)は、自信を持っておいしいところをご紹介します。・・・やはり問題は予算なのかもしれませんね。食べたいもの、食べられるものがあるだけ幸せと思うべきでしょうか。
それでは、また。
Fumie