| こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。 欧州では、洪水ショックもまださめやらないうち、何だか物騒な事件の続いています。水害のほうも、全体の被害がどこまで拡大するのか、少なくとも生活が元に戻るのはいつになるのか、まだ見極めがついていません。ひとつ興味深いのは、今回のこの災害、欧州の少なくとも政治家たちにとって「ヨーロッパとは何か」をあらためて考えるきっかけになっていることでしょうか。
イタリアには、あつーーーい夏が戻っています。そして、あああ・・・やっぱりサッカー!!!ここでもバブル崩壊というのでしょうか、放映料をめぐってチーム対テレビ局が対立、「歴史的決断」により9月1日に予定されていた開幕を2週間延期、そして気になるブラジル人選手ロナウドの行方・・・(個人的には全然気になっていませんが)。なんだか、能天気な気がしますが、気のせいでしょうか・・・
冷たいお飲み物
さて、イタリアの暑い夏、こんな時には冷えたお水がなんと言っても一番。でも、お水も既に飲みすぎ、という時にちょうどいいのがスプレムータ(Spremuta、絞りたて生ジュース)。ごくふつうのバール(Bar、コーヒーや軽食をとるところ)でも、たいていあります。オレンジが基本ですが、お店によってはグレープフルーツもあり、その2種のミックスも可能。注文してから、専用の機械でジュッ、ジュッと絞るのですが、オレンジならだいたい一杯で3個、グレープフルーツでだいたい2個分。正真正銘の絞りたて100%です。こじゃれたお店だとレモンもある場合がありますが、レモンはさすがにそのままではなく水で割ったものが出てきます。他の飲み物に比べるとちょっと高め(現在ヴェネツィア内のごくふつうのバールで2.5ユーロくらい)ですが、強い陽射しに疲れてちょっと休みたいとき、お昼にパニーノ(Panino、イタリア風サンドイッチ)を食べながら、などビタミンCの補給、と思ってよく飲みます。ただし、カウンターにごろごろ並べてあるフルーツをそのまま使い、冷えていないので、冷たいのがよければ、氷を入れてもらって、少し待ちます。
万が一、スプレムータがなくても、イタリアは瓶詰めのフルーツ・ジュースの種類が豊富。これならほぼ、どこでもあります。洋なし、もも、いちご、ベリー・ミックス、りんごにオレンジ。それにACE(アーチェ)という、ビタミンA,
C, E補給をうたうミックス・ジュース。メニューなどがないことがほとんどで、適当に頼みます。「何がある?」と聞くと、10種類以上挙げられて面食らったり、逆に向こうも覚えてなくて「うーん、欲しいもの言ってみて」と言われたり。
そして、道端から家庭まで、夏の飲み物として定番なのが、アイスティー。コーヒー派で知られるイタリア人、確かに紅茶派は少数ですが、夏になるとこぞってアイスティーを飲みます。そして必ずピーチ味か、レモン味。ミルク・ティーはおろか、プレーンもありません。各紅茶メーカー、ミネラル・ウォーター・メーカーからスーパーマーケット・ブランドまで、メーカーは数限りなくありますが、この2フレーバーが基本。レモンはともかく、ピーチティー???と思いますが、それが試してみると意外と癖になる味なのです。炎天下に、ちょっと水では物足りない時、体が欲する程度に適度に甘く(実は相当甘いのだと思いますが)、といってジュースよりはさっぱり、コーラよりは体に悪くなさそう、というところでしょうか。しかも一度ピーチを飲んでみると、物足りないような気がしてなぜかレモンに戻れないのです。観察していると、レモンティーを飲んでいるのは外国人、イタリア人はたいていピーチを選んでいることが多いようです。
家庭用に、水に溶かして使う粉末タイプもやはりこの2フレーバーですが、その名もなんと「リストラ」(Ristora)という大手の粉末ティー・メーカー、ここは流行の「緑茶」味も出しています。はやっている、実際緑茶を飲んでいる人はほとんどいないはず、入浴剤やクリームなどにうたわれているだけ。ピーチ味に続くヒットになるにはちょっと難しいと思いますが・・・試していませんが、もちろんお砂糖入りでしょう。
といって私の現在のお気に入りは、先日伯母が日本から持ってきてくれた「水に溶けるお茶」。実はもともと緑茶好きの私、もちろんお茶っぱに急須もお湯呑みも持ってますが、どうもこの暑さでお湯を沸かす気になれず、すっかりこの味を忘れていました。文字通り簡単でいれたてのおいしさ、さっぱりと何にでも合うし、ビタミンCも豊富、病み付きです。
それではまた。
Fumie
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