学ぶことだらけ

夕焼け、家の前で

こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。

大嵐のように雨が降って、その度に肌寒さが増しています。いつものことながら、慌てて長袖をひっぱり出したりしています。

大学で生き延びるには

リチェヴィメント(Ricevimento)、受け入れとか受領、あるいは受け付け、歓迎、といった意味の普通名詞ですが、大学でリチェヴィメントというと、教授や講師が、学生の質問・相談を受けつける時間のことを指します。ちなみに大学には、こういう普通名詞で、辞書に載ってない意味の、お決まりの言い方というのがいくつかあって、特に最初の年はそういうのがいちいちわからなくて大変でした。
さて、そのリチェヴィメント、教員の所属する学科に行くと、掲示板に一覧表があって、正規の教授ならたいてい週に1回決まった時間、非常勤講師なら、次はいつ、と表示が出ます。場所は、たいてい研究室。何かの理由でリチェヴィメントに行く場合、まずそんなわけで、該当教授の次回はいつか、掲示板で確認します。この「掲示板」、2004年9月現在、あくまでも昔ながらの掲示板、インターネットではありません。電話でも一応教えてくれますが、いま一つ、怪しい。自分の足と目を使って確認するほうが、確実です。
当日になると、リチェヴィメント希望者リストが受け付けに用意されるので、自分の名前を書きこみます。もちろん、手書き、アナログです。あとは、予定時間になると、教授がそのリストを手に、上から順番に質問・相談を受けつける、というわけです。こう書くと、極めて能率的に物事が進んでいるかのようなのですが・・・。
朝、学科が開くのが8時半。順番リストはその時から作成可能になるわけですが、リチェヴィメントは、教授それぞれの授業の都合、通勤の都合その他で、むしろ、11時からとか、あるいは午後からとか。したがって、とりあえず朝一番で順番取りに行って、後は授業に出たり、他の用事を済ませたり。それで、時間になると戻ってくればいいのですが、何番であろうとも、とりあえず、その開始時刻に顔を見せる必要があります。リストでの順番が10番だし、と、1時間くらい経ったところで駆けつけても、もうダメ。しっかり自分の名前がキャンセルされていて、入りたいなら、最後ね、なんてことになります。では、その時間にきっちり行って待っていると、教授が来ない、あるいは、他の教授とがやってきて、(1時間くらい)しゃべっている・・・このリチェヴィメントは、卒論指導も含むため、うっかり卒論持ちこみの学生が何人かいたりすると、それはもう、一人当たり30分、1時間、とかかります。これは、さすがに手馴れた教授だと、卒論の人は後、と最初から割り振ってくれるのですが・・・。
そして、ここで油断ならないのが、横はいり。「あなたたち、○×教授のリチェヴィメント、待ってるの?」「そう。」「一言だけ、どうしても聞かなきゃいけないことがあるんだけど、先に入らせてもらっていいかな?すぐ終わるから。」そういうのが、なんとも多いのです。反応はまちまち。卒論の人はたいてい、どうぞと譲るけれども、他は皆、朝から待っていて、たいていは「すぐ終わる」要件だったりするのです。私は絶対イヤなのですが・・・しかも、そういう人に限って、本人はすぐのつもりでも、たいていは無理難題を聞きに来ていて、30分くらい平気でもめたり、あげくの果てに教授を怒らせたりするのです。ああ、こうして書いているだけでも疲れる・・・。
ちなみに、口答試験、それから、筆記試験の結果登録も仕組みはだいたい同じです。

実は昨日、1つ筆記試験の結果を登録に行ったのですが、指定時間に行くと、既に1時間前からリチェヴィメントをやってる、と言うのです。しかも、卒論の人ばかり、4-5人。試験を受けたのは3人だけだったし、まさか同じ時間、いや1時間前からリチェヴィメントをやっているとは思わなかったし、当然リストには名前を入れていません。特別急いでいなかったし、仕方がないので、友人と二人、おとなしく待っていました。そうして3時間待ったあげく、「あら、今日は終わりよ」。あっさり切り捨てられ、おまけに「試験の結果登録なら、途中でノックしてくれればよかったのに。」「でも、他の学生がいたし、邪魔したくないと思って。」実際、それを嫌がる教授もいるのです。「何言ってるの、あななたち、そういうことも学ばないとね。」こうして一つ学んだのは、この教授の場合は、次回から、横はいりOK、ということでしょうか。

疲れる話で、失礼しました。
では、また。
Fumie