こんにちは。イタリアほぼ全土で10月は毎日夏のように暑かったのに、突然寒さが戻ってきました。とうとうこのまま、どんよりとした冬に突入してしまうのでしょうか・・・。
今度の家は日当たり抜群なので、冬の間暖房費が節約できるね、などと同居人と喜んでいたのですが、よく考えたら一日霧に包まれて、太陽を見ないことも多い冬には、単に開口部が多いだけ???それでも、家探し、大学諸々のストレスと異常気象で、ずっと体調も悪かったのですが、落ち着いたところで元気を取り戻しました。やっぱり住まいは大切ですね。
今回は、お天気がよかった時の話。
頭上注意
古いイタリア映画などで、よく洗濯物が窓から外へ干してある風景を見かけます。さすがに道をまたいで干してあるのは少ないのですが、(といってないわけではなく、存在します)特にお天気のいい日、住宅街を歩くときは要注意。まず、洗濯物を干すひもが窓、またはテラスの外側についているため、見上げると壁沿いにいろいろなものがはためいていることになります。洗濯物でもなぜか水がぽたぽたしたたっている場合もあれば、毛布、カーペット、などを干して、ばたばたはたいている場合もあります。先日、居候先で下の家のおばさんがカーテンを干したまま、「のり」らしきものをボトルごとじゃばじゃばかけている光景を見かけたときには、なるほど・・・と思いました。だから水がしたたっているのかと。もちろん下は敷地内とはいえ、一般通路でした。これは生活者としても要注意で、つまり屋根のないところに干すことになるため、雨、鳩などの自然災害はもちろんのこと、上階の住民が何を干すか、重々注意する必要があります。
ほかに、植木にやっているらしき水が降ってくるのはよいとして、どう考えてもバケツの水と思われる量を外に向かって捨てていたり、びっくりするようなものが頭上から降ってきます。火のついたままのタバコが目の前に落ちてきたときにはさすがに目を疑いました。もっともこれはペルージャでのできごとで、ペルージャは町の中心にも学生を中心として外国人が多く住んでいるので、イタリア人とは断定できませんが。でも、タバコ・マナーは実はすごく悪くて、歩きタバコの投げ捨ては当たり前、車やバイクからも投げ捨て当たり前なので、家の窓からの投げ捨てもありなんだろうな、と。町も家も石造りだと火事の心配は少ないのかもしれないけど、あやうく火傷させられそうになったことは数限りなくあります。
幸い、今回の家は言ってみれば新興住宅地で、全体にこぎれいだし、今のところそういった心配が少なそうに思えます。よくも悪くもイタリアらしさがあまりないな、と思っていたら・・・やっぱりイタリアでした。日曜日にすべてのお店、スーパーマーケットを含め何もかも閉まっているのは承知ですが、このあたり、少なくともヴェネツィア近郊では水曜日の午後もすべての食料品関係の店が閉まるんだそうです。八百屋、肉屋、パン屋、スーパーマーケット、ジェラテリア(アイスクリーム屋)、サラミ屋・・・たまたま引っ越したばかりで水を切らしていたのと、ちょっと野菜を買いたいと思い、まだよく知らない町の中をうろうろすること1時間。唯一、何軒かあいていたのはバール兼パスティッチェリア(ちょっとした飲み物などが飲めるお菓子屋)だけ、結局そのうちの一軒で水のボトルを2本分けてもらい、当然のことながらついでにお菓子を買って足を引きずって帰りました。へとへと。確かペルージャでは、木曜日の午後、すべてのお肉屋が閉まっていたけど、水曜日は何の問題もなかったはず・・・でも、ここではこれが常識。時々、食べるものを求めてさまよう時、(といっても私の場合まったく何もないわけではなく、肉がないとか野菜が足りないとかその程度だけど、なぜかそういう時に限ってどうしても食べたいものがあってさまよってしまう)ああーここはイタリアだった・・・と感じます。それと「常識」地域によって全然違うこと。ついでに既に冬対応なのか閉店時間も早く7時か7時半・・・ペルージャでは早くて7時半、近所の8時、近所の食料品屋は8時半だったので、ああー北部に来たんだなーと実感しています。しかも、こちらは10月末より冬時間、つまり一時間遅くなったため(日本との時差は8時間)、夕方5時過ぎには真っ暗になるようになりました。なんとなく帰り道を急ぐ、というか、もの寂しい気分です。
それでは、そろそろ日本でも寒くなる頃だと思いますが、どうぞ風邪などにご注意ください。
ではまた。
Fumie
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