イタリアン・スローライフ

 こういう何でもない写真を撮れるのが嬉しい

こんにちは。師走に入りました、お忙しくお過ごしでしょうか。
私も、今期は授業は少ないのですが、興味深い講演会や会議、展覧会が目白押し、おまけに単位取得やら何やらで週末に仕事をしたり、と、毎日案外バタバタ過ごしています。そういう、見たり聞いたりをもっとメイルなりHPなりでお伝えしたいと思いつつも、なかなか手が回りません。

デジカメの長い旅

ひょっとして、HPの方を覗いて頂いた方は、「最近のページには写真が載ってないけど?」と気付かれていたかもしれません。
それというのも、もうかれこれ2カ月ほど、愛用のデジタル・カメラを使えずにいたのです。不調に気がついたのが、10月の初め。もしかしたら、湿気とかの具合で調子が悪いだけで、お天気が変われば立ち直るかも、と淡い期待もかなわず、やはり修理すべく日本の実家宛に送ったのが、10月15日。数日後に到着と同日に父が修理センターへ持ち込み、その場で完了。他の本などと一緒に送り返してもらったのが、10月の25日でした。
航空便なら、1週間以内で着くだろうと、待てど暮らせど音沙汰なし。11月初めにはアックア・アルタ(冠水)も何度かあり、その日は配達も来ないだろうとあきらめるものの、それにしても来ないのです。ようやく、11月4日になって、ひらりと一枚の封書が。いやな予感はしていたのですが、案の定、ミラノの空港の税関からで、内容証明を書いて、サインしてファクスで送れ、というものでした。
しまった、もう4年も使っている、しかも元々そう高いカメラじゃないのに、カメラと書かなければよかった、等々思っても、そう言われてしまったものは仕方がありません。とりあえず、中古で私物であり、転売目的でないことを強調し、あわててファクスしました。
なにしろ、「7日以内に返事がない場合には、差出人に送り返す」と書いてあるし、そもそもその税関での日付は、既に7日くらい前になっているので、念のため確認の電話をしてみるものの、そこに書いてある電話番号は、何度かけても、まったく通じず。
まあ、ともかく、それならそのうち来るのだろうと待っていたのですが、一向に気配なし。その間、時々思い出して電話をかけてみても、もちろん一度も繋がりません。そうして、さらにまた約3週間たった24日、朝8時に、何やら知らない番号で携帯に電話が、と思ったらその税関からで、記載の金額が高すぎるから、書きなおしてファクスを送りなおせ、と言うのです。それでも、カメラは古かろうが何だろうが、関税がかかるから・・・まあ、でもたいした額じゃないから、とぶつぶつ言いながら。で、3週間も待たせたくせに、「今すぐ送れ」との仰せ。既に授業のために大学にいた私は、お昼前に家に戻るので、その時に送るから、と言ったものの、やはり不安です。授業が終わると同時に慌てて自宅に戻り、書類を持って、ファクスを送れる文房具屋へ駆け込みました。確認の電話も、もちろん繋がるはずはなく・・・。
やれやれ、とりあえず紛失されたわけではなさそうだし、申請後は宅配便で届くと書いてあるし、それならまあ、今度こそ2-3日で届くだろう・・・という期待も再び裏切られ続け、「支払い付き小包です」と家のインタフォンが鳴ったのが、今日、12月1日。そして、その支払い額たるや、99.98ユーロ!!!100ユーロ(約14000円)払って、なんと2チェンテジミ(3円くらい)のおつりです。何が「たいした額じゃない」のか・・・。
それって、中身の総額より高いんじゃないの?と、やぶれかぶれ、半分冗談、半分本気で配達員にこぼしたら、曰く、「だめだめ、今度から内容の詳細を書いちゃ絶対だめだよ、みんなそれでトラブってるんだから」。
ズルをしようとは思わないけれど、ちょっと賢くならないとやっていけないようです。

ではまた。
時節柄、風邪などにどうぞお気をつけください。
Fumie