2003.4.29 馬島 千畳下
ここのところ仕事が忙しくて釣行記を書く時間がありません。
それに2月に鯛を釣って以来何度か釣行しているのですが、これといった魚も釣れてないのも事実です。
潮が悪いのか、天気が悪いのか、運がないのかどうも釣りの神様に見放された感じでボヤいてばかりです。
ここ数日海が穏やかそうなので、たいした釣果のニュースも聞かれませんけど行ってみることにしました。
メンバーは実家の田植えで忙しい竹ちゃんはお休みでオダくんと二人での釣行です。
狙いは鯛で、「余り大きくなくていいから数釣りたいね」
などと随分虫のいい話をしながらAM1:00に出発し浜田へ車を走らせました。
カマテで餌を購入し、3時過ぎに駐車場に到着しました。釣人はさほど多くはなく、希望の磯に上がれそうでした。
海況はナギみたいなので、千畳のチョボに行くことにしました。
そして出船し入り江を出てみると、なんとまったくのベタナギではありませんか。まるで鏡のような海です。
滑るように船は進み、一番に磯渡りする私達は定刻の4時まで荷物を抱えたまま船の先端で待つことに。
恐らく泊まりでの釣行でしょうか、本五八から投げているウキの明かりがキレイ見えます。
待つこと10分、ちょっとウネリがある日は磯渡しは緊張しますが、今日は本当に楽です。
定刻4時に船長が
「いいよ!」
と声がかかり、ヒョィと渡れました。
朝マズメのチャンスを逃すまいとすぐに仕掛けの準備です。
私はさっさと準備したのですが、小田くんがなにやらキョロキョロとヘッドランプで磯の上を探っています。
「どうしたん?」
「どうも竿先のリングを落としたらしい」
「そりゃ、大変じゃん」といっしょに探すことに。
1時間も探したでしょうか、結局見つかりませんでした。
直径3ミリぐらいの金属ですから、暗い磯の上では発見は到底無理です。
どうも前回の釣行の後、竿を洗った時に無くしたようです。
そこで私の4号の予備竿を貸してあげることにしました。
ですが、この4号の竿も年代物で相当ボロです。しかも柔らかいので遠投がききません。
「折らんように、投げますから」
と遠慮がちに一投目を投げたのは、もう辺りが白けてきた頃でした。
潮はゆっくりと右に流れています。
ウキに付いたケミホタルの明かりが見えなくなり、ウキの赤い色がはっきりとしてきました。
ですが、いっこうにアタリがありません。
「いい時間なのにねぇ」
「さっきの紛失騒動ででケチがついたかねぇ」
本伍八の泊まりの二人組も釣っている様子はありません。
その先に見える伍八波止もそんな気配もありません。釣客すら少ないように思えます。
「釣れんのじゃろうよ、人もおらんわ」
「青物でもくりゃ、餌取りもおらんようなるし」
「それにえっと人が入って餌撒くのにねぇ」などと釣れない時のいつもの口癖がでます。
9時を回る頃には潮は早くなり、糸フケが随分でてウキを引っ張っています。
これは最悪のパターンなのです。俗にいう二枚潮です。
底潮はほとんど動いてないかもしれません。
そこで投げる方向を本伍八の沖に変えてみました。ここは以前、53cmの鯛をあげたポイントです。
潮もちょうど本伍八の水道から沖にでているようです。
何度か投げてみましたがアタリがでません。半ばあきらめモードで置き竿にして遠くを眺めていました。
するとフリーにしていたリールからラインがパラパラとでているではありませんか。
『はっ』っとしてウキをみると、『なっ、なっない!』
すぐに竿をとり糸フケをとって、アワセをくれてやると手応えを感じました。
「やっと、きたよ」
手応えからたいした大きさではなく、あがってきたのは30cmの鯛でした。
それでも半分ボウズを覚悟していたので嬉しかったです。
その後二人して同じポイントを攻めるもアタリは出ませんでした。
潮は結局変わらずに右しか流れませんでした。
『鯛の数釣り』は夢に終わりましたが、なんとかボウズは免れました。
連休は一年で一番忙しいフラワーフェスティバルがあるから釣りはお休みです。
連休明けでも行く予定です。
次回、頑張ります。