2003.7.5 伍八波止
梅雨もそろそろ終盤になってきて、ぐずついた天気が続いています。
今回もはっきりとしない天気で雨を覚悟の釣行となりました。
前日の天気予報では太平洋上にあった前線が北上し降水確率80%でした。
でもネットや電話でよく調べてみると、風もたいしてなさそうだし、
雨も1ミリ程度で波も1mだったので、
『ひょっとしたら、たいした事はないぞ』と思い、無理やり竹ちゃんを誘いました。
オダくんは土曜日で仕事だったのでパスしてもらったし(なんか悪いことしちゃったかな・・・・)
中潮の最終日でなんか釣れそうな予感がしたので強行しました。
いつもとおりAM1:30出発しました。広島は雨は降ってなく曇りのようでした。
ところが、高速で浜田道に入ったとたんドシャブリの雨です。
まさにバケツをひっくり返した如く、強烈な降り方です。
視界は悪く路面を流れる雨水でハンドルをとられ、運転手の竹ちゃんは四苦八苦の様子でした。
浜田に着くころ幾分小降りにはなったものの、やはりカッパを着ての釣りになりそうです。
船着場の駐車場には車は1台もいなくて私達が一番でした。
その後4人組が来て6人での出船です。
さすがに伍八波止には釣人は少なく、東側の角付近を釣り座としました。
シトシトと雨が降り続く中、仕掛けを準備し第一投は4:30頃でした。
潮はわずかに左に動いている様子です。波はなく、まったくのベタナギです。
とりあえずウキ下竿4本(約20m)で開始したものの餌取りがいるようです。
しばらく辛抱してやってましたが、餌ばかり取られます。
青物狙いの竹ちゃんが竿2本半でやっていたところ何回か差餌が残ったとのこと。
さっそく棚を変えてみました。すると最初のアタリは私にきました。
30m沖合いのウキがスゥ〜と海中に引き込まれました。
「きたよ!」「たいして大きくないよ」
あがってきた魚は30cmの鯛でした。
『よしよし平均サイズだね、今日は浅いところにいるかもね』と思い、
近くをしばらく流してみることにしました。
もう夜が明けてすっかり朝なのに辺りはうす暗い感じです。
そして相変わらずシトシトと降っていた雨足が急に強くなり始めました。
今までしっかりと濡れて、カッパの下の衣服まで染み込んでいるところに急な大雨です。
「こりゃ、もうたまらん」「何が1ミリの雨や!これは100ミリの雨でぇ!」
まるで服を着て風呂場でシャワーを浴びてるようなもんです。
超強烈な雨とオマケに風まで強くなって横ナグリ状態です。これはもう戦意喪失です。
釣りに集中なんかできやしません。もうじっと我慢するしかないのです。
大雨から小降りになり、また激しくなりが何度か続きました。2時間ぐらい経ったでしょうか。
『梅雨だから仕方ないね』と思いながら、ふと松原湾の方向を見てみると河口付近が茶色に
濁っているではありませんか。後から聞いた話ですが、ダムの放流があったらしいのです。
それがこっちに広がったらもう釣りになりません。
『もう最悪、ダメや』とあきらめかけていました。
9時を過ぎたころから雨は止み始め、時折パラパラと降るだけになりました。
正面の海をみると鏡のように静かで、速かった潮も落ち着きだし何かいい雰囲気です。
幸いに松原湾の濁りも生湯方面に広がっていき、こちらはあまり影響がないようです。
先程から竿4本で遠投していた竹ちゃんが、「差餌が残ったよ」と教えてくれました。
「それでは」と、私も4本に変更です。
すると今度は竹ちゃんが「きたよ!」と竿を曲げているではありませんか。
あがってきたのは30cm強の鯛でした。
「なかなかいいサイズやね」
大雨に打たれて落ち込んでいた後の釣果ですから、とても嬉しそうです。
その後差餌が無かったり、時折帰ってきたりで小さなアタリもでてきました。
「やっぱり今日は潮がいいかもしれんね」などと話ていると
60m付近で二つ仲良く並んで浮いていたウキの竹ちゃんのウキがスパッ〜と入りました。
「入ったよ!」と声を出すと
「見てなかったわい」と慌てて竿を持ってラインを巻き始めました。
今度は先程よりいくらか大きい鯛でした。
私も朝マズメの1枚だけなので、なんとかもう1枚は釣りたいと思ってました。
やはり潮がいいのでしょうか、今度は私にヒットです。
前回の50cmの鯛のヒキ程強くありませんが、そこそこ竿を叩くので一応タモを用意しました。
今日は41cmの良型の鯛でした。
これに気をよくした私達は12時あがりを2時間延長することにしました。
ひょっとしたら、これからどんどん潮がよくなって大釣りできるかも・・・・
ですが、取らぬ狸の皮算用とはこの事で昼からは一度もアタリがなく
餌取りクンの猛攻にあい、ジ・エンド・・・納竿となりました。
今日は潮としてはいい方だったのでしょう。他の釣人が78cmのヒラソをあげていたし、
西側では40cmのイサキもでていたようです。私達もなかよく鯛を2枚づつの釣果でしたし、
大雨にさらされて少々辛かったですが、おもしろい一日でした。
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左から30cm、41cm 35cm、37cmの 鯛 新留渡船HPより |