2002 10.13   馬島 千畳下

今回は一ヶ月ぶりの3人での釣行となりました。
大勢の釣人が予想されるので釣場の選択が豊富な新留渡船で渡ることにしました。
天気が少し心配なので前日の夕方電話を入れて海の状況を確認し、AM1:00に広島を出発しました。
夜中から雨の予報でしたが、県境の山の中でも星空がいっぱい広がってました。
途中餌を購入し、新留渡船の駐車場にAM3:00前に到着しました。
約30人はいるでしょうか、予想とおり大勢の釣人が今や遅しと出船を待ってました。
結局、余りの人数に一便では乗ることができずに二便で出ることになりました。
希望は馬島ですが、泊まりの釣人と一便の釣人でA級ポイントはだめかなと思っていたら
「千畳なら空いてるよ」とのこと。
『ラッキー!』もちろんここに決定です。
千畳は本伍八と水谷の間の3人でいっぱいの低くて小さな磯です。
ですからナギの日しかあがれませんし、ちょっと風がでてきて波が高くなるとすぐ撤収です。
でも以前、鯛の15枚もあげたり、大鯛をかけたり(バラシましたが)縁起がいい好きな磯です。

さっそく仕掛けを作ってAM5:30頃に第一投です。
私は樽カゴ仕掛け、竹ちゃんとオダくんは底カゴ仕掛けです。
夜明け前ですがもう青物がいるのでしょうか、餌取りはいない様子です。
『よしよし、いいぞ』と思い手返しを繰り返しました。
すっかり夜が明け、最初のアタリがあったのはオダくんでした。
釣りあげたのは40cmのワカナです。すぐさま私にも同サイズのワカナがきました。
「竹ちゃん、いるよ。今がチャンスよ」と声をかけた時でした。
「きたぁ〜!!」と竹ちゃんが叫びました。
「うわぁ〜、重い!!」
「ヒラじゃ!」
ワカナとはまったく違うヒキです。竿は弓なりになってグイグイ突っ込んでいく感じです。
あらかじめハリスを太めにしていたので力比べです。
「巻いて、はよぉ浮かせて」
と声を掛けてやっと取り込んだのは59cmのりっぱなヒラマサでした。

今が自合いかと手返しを繰り返しましたがアタリがありません。
ふと空を見上げると俄かに黒い雲、ポツリポツリと雨がふりだし、すぐさま本降りになりました。
「こりゃ予報があたったわい」
急いでカッパを着込みました。
山陰の雨は雲が広がったらすぐ雨がふり、本降りになるのも早いのです。
そしてスコールのような強烈な雨です。
『これが一日中続くのかいな』と思うと暗い気分です。
すると置き竿にしていた竿がガガァと岩をこすって動いたのです。
『よし!きたか!』
すぐ竿をもって大きくあおるとググゥッとしめ込みます。ラインも容易く巻けません。
これはヒラだと思い、あとは渾身の力でポンピングとラインの巻き取りです。
ですが、なかなか浮きません。足元まで寄ってきたでしょうか『瀬を交わさねば』と思った時です
びくとも動かなくなったのです。
「あ〜あ、根にはいっちまった」
もうがっかりです。ラインを緩めてみたり、竿を叩いてみたりしましたがでてきません。
結局あきらめて痛恨のハリス切りです。
「結構大きかったのに」ほんと情けない気分です。

その後、嘘みたいに雨もあがり日差しもでてきました。
日光が海面に当たるとウキもよく見えます。
昼までにオダくんと私が一本づづワカナをあげました。ウキがよく見えて分かったのですが、
ワカナの場合アタリがとても小さいのです。ヒラみたいにウキを一気に消し込んでくれないのです。
モゾモゾと前アタリがあってジワァ〜とゆっくり沈むのです。
早く気づけばもっと釣れてたかもしれません。
そしてお昼をすぎ潮が変わった瞬間そのアタリがきました。
またしても割に近めを流していた竹ちゃんが
「おおぉっ!!はいった!はいった」「ヒラじゃ!」
竿は大きく曲がり必死で耐えています。まさしくヒラのヒキです。
「うわぁ〜!うおぉぉ〜!」と声を発しながら
なんとか瀬をかわし魚を浮かせ、私がタモで取り込みました。
「ふぁ〜疲れた」と言いながらも本人は嬉しそうです。
「よかったじゃん」とタモに入った魚を本人に渡そうした時です。
私の竿先がグイィ〜ンと曲がっているではありませんか。
「ありゃぁ!食うとるでぇ」
すぐさま竿を持って大きくあおると、しっかりとした手応えです。
「これもヒラじゃの」
今度は瀬に潜られるわけにはいきません。必死に巻きあげ早めに浮かせました。
「何処で取り込むかね」などとタモを手にした竹ちゃんと話していたら、波打ち際で暴れているヒラが
反転したのです。その瞬間、大きく曲がっていた竿がピィ〜ンと真っ直ぐに返りました。
「あぁっ!!」
またしても痛恨のバラシです。なんということか本日2回目のバラシです。
もう情けないやら悔しいやらガッカリです。

やはり魚をばらすと群れが逃げるといいますが、その後ヒラのアタリはなく
32cmのグレを追加して納竿しました。
そんなわけで本日は竹ちゃんデーで一人最後まで上機嫌でした。


59cmと57cmのヒラマサ
まずまずの釣果に
竹ちゃんは大満足そうです
(新留渡船のHPより)

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