2002.9.15      大桂島

9月の最初の連休はいつもの3人で『泊まり』での釣行と決めていましたので、
天気さえよければ津摩の「ユル瀬」を考えていました。
ところが、今週は夏の名残の高気圧が強く真夏並の暑さが続ききっと週末も暑いぞ
と思われたのですが、どうも下りぎみです。
当日の朝、さっそく煙草渡船に電話をいれ状況を聞いたところ、なんとかOKだったので決行しました。
磯に泊まるので「焼肉でもしようか」ということになり、スーパーで買い物を済ませ広島を昼12時に出発しました。
しかし、浜田に料金所あたりからポツポツと雨が降りだし、船着場に到着した頃は雨、風も強くなりました。
釣客を迎えて戻った船長に「大丈夫?」と聞くと「風が変わって強くなる予報じゃから、ダメでぇ」と冷たい言葉でした。
それではと急遽、新留渡船に直行しました。
何処にあがろうか事務所で相談の結果、北東の風が強いので最近はちょっと実績に乏しいのですが、
雨、風の凌げやすい磯の「大桂島」に決めました。

大量の荷物を高場の磯に揚げ、大汗を掻きながら釣りの準備を始め、夕方4時に1投目を投げました。
雨も小降りとなり、夕まずめのいい時間帯です。三人三様にタナをとって手返しを繰り返しました。
波は落ち着いているのですが、潮は止まったままで餌取りもかなりいます。
何もアタリのないまま夕方のいい時間帯が過ぎていき、周りも薄暗くケミホタルを付けないとウキが見えません。
ふと左前方の磯際を見てると地元の漁師さんでしょうか2艘小船がいます。
何かサビキなような仕掛けで魚を釣っていて、アジのようなちょっと細長いようでもありました。
後で分かったのですが、釣れてた魚はカマスで1時間くらいでかなり量をあげて帰っていきました。
一方、私達はまったくアタリなしで「こりゃ、ダメかな」と思った時でした。
私の左側で竹ちゃんが大きく竿をあおるではありませんか。
「きたんね?」
「うん、多分おると思う」
とゆっくり巻きとり、磯へ抜き上げた魚は30cmの良型の鯛でした。
「まずまずの型じゃね」
と、とてもうれしそうでした。
「よ〜ぉし!」
と皆んな気合をいれて釣り始めましたが、なかなか次がアタリません。
結局1時間後、2匹目をGetしたのは竹ちゃんで、25cmの鯛でした。
「今日はいいじゃん」「アタリ日かもしれんね」
そうなんです、久々の釣行となった竹ちゃんは
「今日は絶対釣ってやるけぇ」「ほうよ、釣って写真撮ろうや」
と来る車中に話してたのです。
これでオダくんと私が釣れれば文句なしですが、そううまくはいきません。
オダくんは気持ちはもう『焼肉』で「火でも起こそうか」などと言ってます。
止んでいた雨もまた降り始め、今日は終了にしました。
雨避けに張った小さなテントの中で焼肉をしながらビールを飲んで、とてもいい気持ちになりました。
しかし雨はひどくなるし、風も強く、夜はアオリイカでもやろうかと思っていたのでしたが、それどころではありません。
夜中ずっと雨が降り睡眠もろくろくとれないまま、新留渡船の1便の船の音に起こされ4時前から釣りを再開しました。
雨は少し小降りになり、ケミホタルを付け替えて投げました。
やはり潮は動かず、時折左に少し流れる程度で昨日と変わりません。
そして2時間が経って、何もアタリがないまま夜が明け始めた頃、磯際を流していたウキが一瞬沈みました。
「よしっ!!」
と大きく合わしたのですが、スカ食ったみたいで軽いのです。
「なあ〜んだ!ガックリ」
と巻き取ると何か小さなものが付いてます。よく見るとカマスではありませんか。
25cmぐらいで昨夕、漁師さんはこれを釣ってたんだと気づきました。
こんな事なら夕方にでもサビキで土産を釣っとけばよかったと思いましたが、あとの祭りです。
雨はすっかりあがり、風も落ち着いて
「これだったら、津摩に行けてたかもしれんね」
と話になり『釣りの天候』としては一番悪い時間帯に当たった感じです。
そう思うと何か元気がなくなり、アタリもカスリもしない気がして8時には納竿しました。
今回は久々のボウズでしたが、やはり釣り場の選択ミスだったかもしれません。
竹ちゃん久々のヒット
30cmの鯛です。
(写真がボケてしまいました)

釣行記へ戻る