ミサゴの人工巣の調査結果

・調査日   平成17年3月6日(日)
・調査者   日本野鳥の会香川県支部 4名(Y氏、J氏、S氏、A氏)
・調査場所  中筋川ダム湖(高知県宿毛市)
・調査結果
   (1)人工巣での繁殖状況
      ・中筋川上流流域では、ミサゴの繁殖が観察されていたが繁殖に使っていた松の木が枯れたり、
       強風で松の枝が折れ巣が落下しても、巣のあった木に常に止まっていた。
      ・1999年12月に初めて人工巣を設置。
      ・1年目 人工巣に巣材を運び、ミサゴにより営巣作り
      ・2年目 繁殖行動に入ったが、交尾行動はうまくいかず。
      ・3年目 抱卵行動までいったが、雛の姿は見られず。
      ・4年目(2003年) 繁殖に成功。

   (2)人工巣の形状、設置状況
      ・人工巣は直径10cm位の鉄製の筒(キャップ)50cmに2mの鉄筋12本を溶接止めしたもので、
       設置時に広げて籠状にし先端を折り曲げ。
      ・それを高さ10mの木材(杉、檜)の先端に差し込み、生木に縛り付け。
      ・設置時に、松などの枯れ木を偽装固定。
・感想
   ・巣の大きさが直径で3m、重さが30kg以上もある大きなもので、実際に建てるのが難しいそうである。
   ・繁殖成功まで長い間の試行錯誤、観察があり、色々な工夫をされた結果で簡単には導入できない。
   ・繁殖中の一般人の観察見学等のの影響が心配である。

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