Press/june@中村憲剛
☆2006.JUNE☆
Date:25/June/2006
Media:Footival 2006 Vol.30
Title:[特集]REFRESH、REBUILD、RESTART!
HALFWAY POINT IN J.LEAGUE2006
再点火! Jリーグ
RANKING 02[川崎フロンターレ]
中村憲剛
僕を生かしてくれる仲間とともに


今シーズンは前半戦のここまで、暫定ながらリーグ首位をマーク。J1昇格2年目のチームでありながら、その強さはもはや“勢い”だけでは片付けられない。J2時代から培ってきたチームワークの良さ、強いメンタル、そして個々に芽生えて来た自信。攻守の鍵を握り、いま最も注目すべきボランチが語るフロンターレの強さとは。

【本文よりー】

「もともと選手同士がいいコミュニケーションがとれているチーム。結果を出すことにより、自分たちのサッカーに自信が生まれて来ているのが大きいと思う。J2の頃からずっと同じことを続けてきているので、チームとしてのベースが変わっていない。土台の部分はそのままで、試合で出た課題を練習場に持ち帰って消化していく、その繰り返し。どんどん精度を高めていくだけで、やるべきことはハッキリしている。100%完璧という形はないけど、少しでも究極に近づけていきたい。」
「大学時代は、ずっとトップ下。高校時代も中盤でプレーしていたけど、コンビを組んでいた選手が完全に守備的だったので、ボランチは未体験ゾーン。2年前、プロになって初めてのコンバートだったので、最初は不安だった。でも、本当にいい巡り合わせだったと思う。攻撃については問題なかったけれど、やはり苦労したのは、守備のポジショニングとフィジカル面。かなりキツかった。試合に出ているうちにペースが掴めるようになった。」
「J1はプレッシャーが速いし、コースの切り方も上手い。瞬時に判断しないと厳しい。プレッシャーがかかっている時のスピードがJ2と全く違い、ワンタッチ、ツータッチでやらないといけない。少しずつ余裕を持ってプレーできるようになったのは、夏以降。体力的、精神的な余裕が出て来たことによって、中盤でボールをキープ出来るようになった。去年は腰痛もあったので、試合後は相当疲労していた。」
「今シーズン、プロ4年目にして、初の開幕スタメンで出場。チームとしても、開幕に連勝、出だしが良かったのが大きいと思う。全体的なレベルの底上げというのもあるけど、ボランチを組むタニがすごく良くなった。そんなに行くのかよってくらい、あいつがよく攻める。アイツのやりたいことは分かっているので、ダブルボランチの攻守のバランスが良くなったと思う。」
「大学でもよくやっていたし、ドリブルはもともと好き。でも、プロに入った当時は、このレベルで出せるようなものではなかった。技術面や体力面で余裕が出て来たからか、少しずつドリブルをチャレンジして突っかける場面も…。」
「自分たちは、まだまだ浦和やG大阪といった常勝チームではない。油断してコケる怖さを知っているし、一度落ちたら、戻るのに時間がかかることをJ2でたくさん観て来ている。だからチームの調子が良いからといって、浮かれるようなことはない。」
「ワールドカップによるリーグ中断期間ー。ここまでは結果を残せているし、チーム内も上手く行っている。でも、序盤の戦いをイチから見直して整理するには、ちょうどいいタイミングかもしれない。このまま同じことを続けていってどうなのか。今年は変則日程なので、どうなるか楽しみ。チームの差も縮まっているし、最後までわからない。」
「去年の良いところを継承しつつ、さらにボールポゼッション率を高めていきたい。各自のポジションニングもだいぶ良くなってきている。第8節の大宮戦ーあの試合は本当にうまくはまった。みんなの守備意識が高く、各自やるべきことがしっかり整理出来ていた。やるべきことを確実にやれば勝てるという意識がついてきた証拠。去年J1で1年間戦って感じたのは、上位のチームというのは調子が悪くても勝っているということ。流れの中で得点を奪えなくても、セットプレー等で結局勝ち点を取ってる。ウチはいいサッカーしていても、最終的に勝ち点3を取れなかったり。やっぱり勝つことは大事。もっと安定したチーム力を発揮出来るチームになりたい。常勝クラブと言われたい。チームのスタイルやメンバー構成、若手の育成方針などを含めて、こういったチームのつくり方でもタイトルを狙えるんだということを証明したい。」
「海外の試合、特にチャンピオンズ・リーグはテレビでよく見る。バルセロナが好き。好きな選手はイニエスタ、デコ、シャビなど。昔はグァルディオラが好きだった。やっPりセンターサークル付近で仕事をする選手。あれだけ自分を中心にボールが回って来たら楽しいと思う。周りを動かしながら、ポンポンとパスを出す、あのテンポが好き。」 「自分が監督だとしたら…。やっぱりいまのバルサのようなチーム。ポゼッションしながら、相手ボールの時は前からも激しくプレスをかける。90分間自分たちのペースでやりきれるチームがいい。選手全員がボールを持てるのが理想。基本的にポゼッションサッカーが好き。」
「サッカー馬鹿、サッカー小僧でいい。今はサッカーなしでは生きていけない。すべてはサッカーのためにと言って過言ではない。好きだからこそキツい練習にも耐えられたし、プロサッカー選手になれた。いいプレーをすると観客が盛り上がってくれる。もう鳥肌もの。サッカーの魔力に取りつかれていますね、完全に(笑)。」
「今のプレースタイルについてー高校時代の監督に『頭を使ってサッカーをしろ』と言われた言葉が残っている。もともと背が小さくてヒョロヒョロしていて、ボールを持ったらすぐに潰されてしまう選手だった。だから、持つ前に相手にぶつけられないポジショニングや、ボールの扱い方を自然に考えるようになった。」
「自分の出ている試合は当然、ビデオでチェック。出てない試合も、注目している選手が何を考えてプレーしているかチェックする。いろんな選手のいろんなプレーを観ることは大事だと思う。使えそうなプレーがあったら、自分の頭の中にインプット。情報がたくさんあれば、瞬間の選択肢が増えると思う。」
「自分のサッカー観みたいなものはあるけど、言葉で表現するのはすごく難しい。考えるサッカーとは一体何かと今でも思う。実際、始まったら瞬時に判断しなければいけない。フリーの状態ならプレーのバリエーションを考えられるけど、局面局面では感覚的。身体能力の高い選手なら、ここまで考える必要はなかったと思う。足りない部分だらけだったから、逆に良かったのかなと思う。要は、考えざるを得ない状況だったということ。日頃のトレーニング、コーチ、スタッフ、メディカルチームのお陰で、フィジカル面もアップしたけど、まだ圧倒的に足りないので、これからも重点的にやっていきたい。」
「理想の選手はミスの少ない選手ーそれはもう永遠のテーマ。積極的にチャレンジして犯したミスは納得出来るけど、何でこんなミスをするんだとうってがっかりしてしまうようなミスをなくしたい。」
「谷口選手とのボランチコンビは、リーグでも指折りのコンビーと、いわれるのは嬉しい。自分たちのやりたいようにプレー出来ているのが大きい。周りの環境ーウチは後ろの選手が能力的にも人格的にも素晴らしいので、イケイケでやれる。今のチームメイトがいなければ、自分は生きないと思う。」

憲剛選手のサッカー観なるものを、改めて、もっと詳細にわかりやすくまとめられた、この特集記事。憲剛選手ファンには、是非ともオススメです♪掲載のために撮影された写真も、大きく3カット。白のバーバーリーのポロシャツにジーンズという、ほどほどにお洒落感を出したスタイルの憲剛選手。憲剛選手の人柄がにじみ出ているショットばかり…。プレーしている時の憲剛選手からは想像もつかない、柔和な笑顔もまた、すっごく素敵でありました。さらにさらに、考えて、鍛えて、磨きをかけて…。川崎一の、日本一の、世界一のプレーヤー目指して、ひたすら突き進んでいって欲しいです♪

Date:16/June/2006
Media:川崎フロンターレ後援会会報誌[デルフィーノ]SEASON 2006/vol.02
Title:中村憲剛選手・徹底解剖!
All about KENGO

ボランチとして、副キャプテンとしてチームの中心であり存在感を増しているケンゴ、。子どもたちから大人まで人気者のケンゴについて徹底的に特集します。

☆教えて!ケンゴ
ケンゴに教えて欲しい気になる質問をズバッと!どんな答えが飛び出すかお楽しみに〜。

Q1:携帯の着メロは?
SUNSHINE SURF / DEPAPEPE
大好きなスキマスイッチのときもある。

Q2:人生で最高に嬉しかったことは?
サッカー選手になれたこと。

Q3:ベストゲームは?
大学4年のリーグ最終戦。勝って1部昇格を決めた試合。ちなみに1得点2アシスト、全ゴールに絡みました。

Q4:今までで最高に感動した本は?
太田哲也さんの『クラッシュ』。

Q5:モットーは?
なんとかなるさ。

Q6:自分の性格を分析すると?
楽天的。

Q7:奥さんの手料理でいちばん好きなメニューは?
う〜ん。なんでも美味しいけど、ささみのフライに梅肉が入っているのが特に好き。トマト以外何でも食べます!

Q8:いま、一番欲しい物は?
アンテナ!ハイビジョンを観たい。それからひとり用とみんな用のソファー。

Q9:無人島に3つだけもっていくとしたら?
家族。ドラえもん。ドラえもんがいてくれるなら、3つ目はなくていい。

Q10:小さい頃のニックネームは?
ケンゴ。ずっと、これ一筋。名字で呼ばれることは、ほとんどない。

☆これがケンゴのお気に入り!

1.携帯ストラップ
母校・都立久留米高校の携帯ストラップ。一昨年ぐらいに知り合いにもらった。今度、統廃合で近くの学校と合併することになってしまったので大事につけている。

2. バッグ
PORTERのバッグ。今年に入ってから試合のときに愛用している。

☆ある日のケンゴ

START!!

8:30 自宅にて起床
起きてすぐにヤクルト1本飲むのが日課(ヒロキさん曰く、ヤクルトで風邪知らずらしい)。
9:00 朝食
ごはん、みそ汁など和食が基本メニュー。
9:30 くつろぎタイム
テレビなどを観てくつろいで、出がけにシャワーを浴びる。
11:00 自宅を出発
11:30 チーム集合場所に到着
12時に集合だけれど、いつも30分前について早めに昼食を食べる。エネルギーになる炭水化物中心のメニューが並ぶ。僕は、おにぎり2個(梅)、鶏肉、みそ汁、オレンジジュース、パン一切れが定番メニュー。対戦相手のビデオが流れているので、それをみんなと観たり、話ながら食べる。
12:45 ミーティング
約30分間、関塚監督が試合のポイントについて熱く語る。
13:15 チームバス出発
13:30 等々力に到着
ロッカールームで着替えて、トレーナーさんにストレッチと腿やふくらはぎの裏にファイテンのシールを貼ってもらう。準備は、ほかの選手たちより圧倒的に早い。その後、マッチでープログラムを読んだり、ほかの選手と放しながらロッカールームで過ごす。
14:25 アップ
アップが終わるとユニフォームに着替えて、円陣を組んでみんなで気合いを入れる。いよいよ試合だ!
15:00 試合開始
16:45 試合終了
ロッカールームに戻り、シャワーを浴びてミックスゾーンで記者さんたちから取材を受ける。外に出て待ってくれているサポーターにトレカを配ってサインを書いてバスに乗り込む。ちなみにバスの定位置は前から4列目の左側。隣はヒロキさん。
18:00 ホテル到着。解散
19:00 自宅到着
両親や姉も試合にくるので、みんなで我が家で夕食。よく食べる俺でも試合後すぐは、なかなか食欲がわかない…。でも、なるべく炭水化物を中心に摂るようにしている。
24:00 就寝
ナイターの試合だと2時3時まで目が冴えちゃって寝付けない。明け方目が覚めて2度寝することも多い。でも、勝った後は、やっぱり最高の気分!

☆チームメイトに聞きました。ケンゴは、こんな人!

from TANI
「まじ、いい人です。オレの分もカバーしてもらっていつも本当に助けられています。でもケンゴさん、風邪はひかないでね」

from YUSUKE
「ケンゴは、まじめ。一緒にプレーしていて、すごくやりやすい。ケンゴがパスを出してくれた時に、サイドを上がる回数が一番多いはず」

from MARCAO
「ケンゴは人間性も素晴らしいし、プレーも優れている。次の2010年南アフリカW杯の時には、代表選手になって欲しいと期待している」

from NISHI
「天才ですね。でも、足を使うのは上手だけど、上半身を使う野球等のスポーツは苦手でしょう、ケンゴさん!僕には、わかります」

☆Interview/暫定首位でリーグ戦中断期間に入ったフロンターレ。その中盤を担うケンゴの思いとは?

「暫定首位でリーグ戦は中断期間に入り、ここまでで手応えはある。悪い試合でも勝ちにもっていけるようになったし、辛抱強くなったと思う。引き分けの千葉と清水戦も勝ちにもっていけた試合だったので、残念。個人的には、昨年よりやれていると思う。なれが大きい。J1での自分の「活かし方」がわかるようになった。特別何が変わったという訳じゃないが、慣れによる精神的余裕が昨年との大きな違いだと思う。試合中も「いま、相手が疲れてるな」とか、余裕を持って考えられるようになった。昨年は僕の方が疲れていたけど(笑)。いまは、90分のスタミナを考えられるようになった。
個人的には、いままでスタメンで出たことのなかった開幕戦に出られたことが嬉しかった。開幕戦で得点を決めて、2節でも得点を決められて、チームも大量得点していたので乗れたと思う。今季、ターニングポイントとなった試合は、3節の甲府せんかな。負けたことで、甘くないと目が覚めた。次のFC東京戦は負け試合を引き分けにもっていき、さらにその次の磐田戦では負け試合を勝ちにした。その3連戦が大きかったと思う。
今年は副キャプテンに任命された。試合中に声を出すのは嫌いじゃないし、それは昨年までもやってきたこと。ヒロキさんや周平さんを上手くサポート出来たらいいと思う。 やっぱりゴールを決められると違う。点を決められれば、ボールも回ってくるし、前線の選手にもスペースを作ってあげられる。もっとフリーでやれたらいいけど、なかなかそうはいかない。守備がうまいフォワードにいつも張り付かれてる気がする(笑)。森島選手とか、マルキーニョスとかチョ・ジェジンは強烈だったかな。そういう時は、自分のところで獲られないように、まず一回、前に当てて、そこからのサポートを考えてサポートしている。やっぱりJ2とは自由にやれるかどうかが違う。最近、たまたまJ2時代のビデオを見たけど、フロンターレ超強かった!なかなか難しいけど、J2でやっていたぐらい自由に出来たら究極だと思う。
現在1位だけど、まだ12試合しかやっていないので、ここでホット一息つくのではな久、前を向いてやっていかないといけない。ここから先はきついだろうし、全部終わってみないと順位はわからない。
今年はアウェイにも、忙しい中、たくさんのサポーターが来てくれて、感謝しているし、パワーをもらっている。チームが勝っていくことで、サポーターも増えていくと思うので、この調子で勝利を積み重ねていきたいと思うので、応援よろしくお願いします。」

【ケンゴ・フィジカルデータ】

身長:175cm、体重:66kg、視力:右2.0左2.0、頭囲:56.5cm、首囲:34cm、胸囲:90cm、手のひら:20cm、ウエスト:74cm、ヒップ:95cm、太腿:54cm、ふくらはぎ:54cm、足のサイズ:27cm

まずは最初の見開きー。オリヒカのスーツに身を包んだ、カッコイイ憲剛選手のモノクロ写真が大きく取り上げられている。その対抗ページには、ゴールを決めた瞬間の憲剛選手の写真が、またしても大きく背景的に使われている。まさに、憲剛選手一色!!の嬉しい特集記事である。多方面にわたり、憲剛選手が紹介されていて、goodでありました。その他、個人的に嬉しかったのは、私も大好きなスキマスイッチの曲が憲剛選手の携帯の着メロに使われているということ。そして、本ホームページでも“favorite”で紹介させていただいた、太田哲也さんの『クラッシュ』が、いままで最高に感動した本であるということ。そしてそして、この会報誌の表紙から裏表紙にわたった、カッコイイ憲剛選手の写真!!私の誕生月のカレンダー仕様になっていたことも、密かに嬉しかったりしたのでありました♪きっと、まだまだこれからー。きっと、憲剛選手はやってくれるでしょう♪

Date:9/June/2006
Media:ELGOLAZO 6/9日号 245号
Title:ナビスコカップ 準々決勝 第2戦
熾烈な攻め合い再び。等々力咆哮

憲剛選手については、“鋭いスルーパスで浦和DFは完全にグラつく”とあり、“6.5”という高得点をマーク。Gゾーン前にて、“準決勝を決め、サポーターと喜びを分かち合う選手たち”というキャプションが添えられたイレブンの写真が掲載されている。本当に素晴らしい仕事ぶりでありました。お疲れさまでした♪

Date:7/June/2006
Media:Kawasaki Flontale Official Match Day Program 2006 Vol.52
Title:プレーヤーズインタビュー
特別対談:
中村憲剛×谷口博之
フロンターレの好調ぶりを語る上で外せないのが中村憲剛と谷口博之のWボランチの成長。絶妙な攻守のバランスを語る二人に、お互いのプレースタイルについて話を聞いた。

“リーグ屈指のボランチコンビ”と呼ばれるようになりたい!

【本文よりー】
細かい部分も突き詰めながらステップアップを目指していく

☆コンビを組む谷口選手について
「一言で言うと頼もしい奴ですね。何といっても守備力が高い。さらに今年は徐々に攻撃の組み立てにも参加しているし、去年よりもゴールへの姿勢が強くなっていると思う。タニが前に出ることでマークが分散するので、自分も攻撃しやすくなるし、チームの攻撃力ということに関しては良い相乗効果になっている。去年よりも5割増しでスケールアップしているという感じ。タニは素直な性格だから、チーム名との指示や指摘をすぐに吸収してドンドン成長していると思う。まだ若いし、将来有望!」

☆谷口選手から憲剛選手へ
「もう、尊敬しまくりです!強いチームと対戦する時も常に冷静だし、プレーに余裕があるというか、隣のケンゴさんが落ち着いているので、安心してプレー出来る。ケンゴさんがいるから、ボランチでプレーできる。」

☆Wボランチというユニットで考えたとき、昨シーズンと変わった点は?
ケンゴ「ポジショニングの正確性やコンビネーション、判断力が上がったと感じる。でも、何よりもチームとして結果を出しているのが大きい。ないようが悪くても勝ち点を取れるようになって、チームとしての自信がついてきた。タニとも練習中や試合で問題があるとすぐに話し合うようにしている。少しずつだけど、Wボランチとしてステップアップしている実感がある。タニは過小評価し過ぎ。タニは本当はスケールの大きな選手。20歳なのに、堂々としているというか、ふてぶてしいといいうか…。どんな相手でもガンガンいきますから。そう、後ろの選手がしっかりしているので、勝負どきに中盤が思い切って上がって行けるというのが、チームの強み。2人とも、褒められて伸びるタイプだしね(笑)。」
タニ「確かに先に失点してもチームが落ち着いていて『逆転できるぞ』という雰囲気がある。チームの調子がいいと、思い切ったプレーが出来る。すごくやりやすい。僕はケンゴさんについて行っているだけ。チームの先輩たちがやりやすい状況にしてくれている。最終ラインの人たちからいろいろ声をかけられ、的確なアドバイスをもらい、すごく前向きになれる。」

☆今シーズン、中盤でパスを回せる時間帯も増え、ゴール数も飛躍的に増えていますね。
ケンゴ「うちはいい意味で、チーム内の上下関係がないので、年齢や立場に関係なく思ったことを口に出して言える。ブラジル人選手も助っ人選手という感じではなく、ファミリーとして溶け込んでいる。チームとしてのまとまりが強いのが大きい。」
タニ「オレは、ケンゴさんが点を取ると特に嬉しい。」
ケンゴ「確かに喜んで抱きついてくるもんなあ…。ボランチ2人でここまで点を取れているチームは少ないんじゃないかな。前線から守備をしてくれるようになって負担が減ったこともあるし、両サイドの選手も攻撃的だからいいチャンスを何度も作ってくれる。攻守のバランスをとりながら、得点にもうまく絡めるようになった。」

☆理想のボランチ像はありますか?
ケンゴ「やっぱりチームの中心になること。前の選手も後ろの選手もまとめて引っ張っていくようなボランチ。」
タニ「まだ言われたことをやるのが精一杯ですが、ケンゴさんが言うように、チームの軸として認められるような存在になりたい。」

☆中断期前の最終戦、ナビスコカップ準決勝進出を賭けての浦和との対戦。
ケンゴ「この前は悔しい結果だったけれど、同時に浦和のような強い相手でも十分やれるということがわかった。勝たなければ準決勝にいけないのはハッキリしているので、最後まで自分たちの力を信じて100%の力を出し切りたい。」
タ二「この前は点の取り合いになって混乱した部分があった。今回はホームなので、しっかり守りながら、チャンスがあったら、自分も得点に絡んでいきたい。」

川崎Fが誇れる、黄金のボランチコンビ、ケンゴ&タニ選手♪憲剛選手は川崎のピルロ、谷口選手は川崎のガットゥーゾー。これからも仲良く、代表目指して頑張って欲しいです♪

Date:2/June/2006
Media:ELGOLAZO 6/2・3日号 242号
Title:ナビスコカップ 準々決勝 第1戦
唐突に生まれた“前哨戦”

〈Key Player MF 14 中村憲剛(川崎F)〉 埋没されず配球できるか 中盤のコンダクター。今週の練習でも前線への好配球を繰り出していた。血気盛んな川崎Fの攻撃陣がイキイキするのも彼からのパスがあってこそ。浦和の中盤のチェックに埋没されずにボールを持てるかどうか。