Press/2004Season4th.vol.2@中村憲剛
☆2004SEASON.4th.vol.2☆
Date:--/Oct/2004
Media:川崎フロンターレ後援会会報誌[デルフィーノ]シーズン 2004 vol.4
Title:We've Done It! Message from Players
サポーターの力はもちろん、チーム全体の力が昇格&優勝につながったことは言うまでもありません。フロンターレ選手全員から、『デルフィーノ』誌にメッセージを寄せてもらいました!

MF/14 中村憲剛
Nakamura,kengo

うれしい。かなり充実した1年だった。いま思えば、昨年はサブでなかなか出られずフィジカルも足りなかった僕が、今年は自分なりにコンスタントに力を発揮することができた年になった。試合に出られて、大きなケガもなく出場停止で悔しい想いをしたこと意外は、悪いことはなかった。来年は、大いなる一歩となる。運動量とアジりティーで勝負する新しいボランチ像を作りたい。 ワクワク、ドキドキ…。身体中に電撃が走る、そんなプレーに魅了された多くのファンのためにも、2005年もケンゴコールで川崎旋風を巻き起こして欲しいなあ…。

Date:12/Oct/2004
Media:WORLD SOCCER GRAPHIC 11月号
Title:〜 J2 CLOSE UP PLAYER (1ページ)〜
中村 憲剛 川崎フロンターレ[MF]
Kengo Nakamura

「ボランチをやっていて本当に楽しい」
入団2年目の中村憲剛。そのひょうひょうとした見た目とは裏腹に、ゲームでは抜群の存在感を見せる。今期はレギュラーポジションを掴み川崎のJ1昇格に大きく貢献。そんなケンゴこの1年を振り返る。
「昇格が決まって嬉しい。率直に嬉しい。」
今期、ボランチとしてレギュラーポジションを掴み、攻守にわたる活躍を見せたケンゴはこう語った。2003年に川崎に入団、ルーキーイヤーだった昨期は、主にトップ下で、途中出場が多かった。しかし今期に至っては、シーズン序盤はスーパーサブ的存在であったが、その意外性、パスセンスを買われて、ボランチとしての先発の機会がアップ。まだ交代出場が多い頃、関塚監督は「中村はいい選手。先発で使わないのは、彼が途中から出てくると試合の流れを一気に変える力があるから」と語っていた。ケンゴはそのことを「要するにまだまだってこと」と、寂しそうに笑っていたという。
小柄で線が細く、人なつっこさを感じさせる笑顔が印象的なケンゴは、いつも明るい。だから、負けた試合の後でも、なぜ負けたのか、どこが悪かったのかをしっかり話す。よく口にしたのは、「負けたくない」という言葉。昇格を決めた水戸戦でも「相手は体も大きかったが、絶対負けたくなかった」と、鋭く目を光らせたことがあった。穏やかな普段とは違い、ピッチでは人一倍負けず嫌いな強さを見せる。
ボランチへのコンバートについて、「初めてやるポジションなので慣れない。FW3人とのコンビネーションもまだ出来ていない」と不安を抱えながらスタート。シーズン半ばを過ぎた頃、「このポジションはやっていて楽しい。うまく球もさばけていると思う。周りにも信頼され、自信もついた」と語る頼もしさ。昇格を決めた水戸戦後、改めてボランチとしてのプレーについて、「面白い!やっていて本当に面白い!」と、目を輝かせてケンゴは答えた。元々秀でたパス能力を持つケンゴとって、前を向いてゲームを作るポジションはまさに適役といえたのだろう。
そして、ケンゴのもう1つの持ち味は積極的なミドルシュート。打てそうで打つのは当たり前だが、意外な場面でのシュートも…。「ミドルシュートはいつも狙っている。監督からもどんどん打っていけと言われているから、これからもどんどん打っていく」と、自信たっぷり。そう、今期も何本かの見事なミドルシュートを決めている。
川崎の独走態勢が出来上がった頃、ケンゴはすっかりボランチとしての定位置を確保。不動のレギュラーとして君臨していたのである。ケンゴの成長と共に、チームが結果を出し、良いサイクルで試合を重ねることが出来ていった。
ケンゴにとっても、2週間に及ぶ昇格へのプレッシャーはさすがに特別だったよう…。「さすがに山形戦の後はチームの雰囲気も暗かった。特に昇格を意識していたとは思わないけど、負けた試合の動きはみんなどこかおかしかったと思う。決まるまでは、いつもと違った空気が流れていて、だから昇格どうこうではなく、目の前の敵に勝つことだけを考えてやるようにした」と、振り返る。水戸戦の終了とともに昇格が決定した時は、喜びをかみしめながらも、「昇格ってこんな感じなのかなあ」と思ったという。
来期については、「まだ先のことは分からない。残りのゲームに勝つことだけを考えている」気持ちを引き締めながらも、来期J1に向けての闘志を、シーズン終了後に聞いてみたいと、締めくくられている。

J1昇格を決めた水戸戦で、Start Line Tシャツを着て、喜びの表情が素敵なケンゴの写真。思わず、あの瞬間を思い出さずにはいられない。あの嬉しさを思い起こさずにはいられない。記念すべきこの1日を、ずっと心にとどめておきたい。この喜びは選手だけではない、チームだけではない、ずっとずっと、応援し続けてきた一人一人のファンにとっても同じ喜び…。共に味わえたことを本当に誇りに思う。

さて今号では、〜J2ホットレポート〜として、36節の水戸戦で昇格を決めた川崎の記事も掲載されている。(1ページ)

“川崎が史上最速でJ1昇格を達成!2位争いは最終節までもつれる勢いに”
今期、J2リーグで独走していた川崎が、早くもJ1昇格を決定した。一方で、2位以下の争いは未だ混戦模様が続き、どこが抜け出すか予断を許さない。史上稀に見る混戦の2位争い。まさに今期を象徴するシーズン終盤戦となった。
*ハイペースの快進撃が直前で足踏みも36節水戸戦で昇格を決めた川崎
*一進一退の激戦を繰り広げる2、3位争い 残り2枠を巡っての最終ラウンドに注目

Date:8/Oct/2004
Media:るるぶ川崎市/関東51
Title:かわさきPlay 〜 遊び場 〜
川崎市民ならフロンターレでしょ!!
'96年11月に設立したJリーグのクラブチーム「川崎フロンターレ』。J1昇格を決めた魅力あふれる地元チームを応援しなきゃ!!

ナビスコカップ準優勝の実績もあるJリーグの新風チーム!
1999年にJ2リーグ初参戦で初優勝を成し遂げるなど、Jリーグに新しい風を吹き込み続けている川崎フロンターレ。チーム名どおり、常に最前線で挑戦し続けるプレーで、フロンティアスピリッツを表現している。'04年シーズン、圧倒的な強さでJ1を決めたチーム、選手を応援しよう!

KAWASAKI Frontale
好きにならずにいられない:1
なんといっても地域密着型で強い!
好きにならずにいられない:2
イケメンJリーガーが多い!
好きにならずにいられない:3
ふろん太くんがカワイイ!
好きにならずにいられない:4
ファン感謝デーが充実!
好きにならずにいられない:5
観戦バスツアーが充実!

川崎フロンターレ選手&サポーターが通うお店_
ホームグラウンドや練習場、若手の寮がある川崎市には、選手&サポーターが足しげく通うお店が盛りだくさん!
BIG FOOT
THE ENGLISH PUB HUB
中国酒場 あらかぶ
小暮

もっともっとフロンターレファンになるために
#川崎フロンターレ練習場をチェック!
#川崎フロンターレファンクラブ情報!
 ・川崎フロンターレ後援会
 ・川崎華族

川崎フロンターレのホームグラウンド等々力緑地探索!!
 ・等々力競技場
 ・とどろきアリーナ
 ・川崎市市民ミュージアム
 ・等々力プール
 ・四季園
 ・フィッシングコーナー

(カラー:表3)
川崎と共に LOVE KAWASAKI
私たち川崎フロンターレは、川崎生まれ・川崎育ちのJリーグ・クラブチームとして、川崎市民の皆様とともに歩んでいきます。

オフィシャルサイトで紹介されている、選手32名の顔写真。7/24vs.水戸戦ノエルエキサイトマッチの時の写真。そしてそして、ケンゴのカッコイイ写真も掲載されている。それにしてもスゴいよねえ。。旅行雑誌に掲載され、紹介されているんだから!我が川崎の誇り、シンボルチームとしての貫禄十分の記事に、拍手!

Date:6/Oct/2004
Media:サッカークリニック11月号
Title:〜 The Voice of the Month 〜
「1年目」の挑戦 関塚隆監督(川崎フロンターレ)
☆決断と責任が問われる監督 「J1昇格」という結果を出す
10年以上に及ぶコーチ経験を経て
今季、初めてJリーグの監督して
チームの指揮を執った関塚監督。
率いる川崎フロンターレは快進撃を見せ、
J2最短記録でのJ1再昇格を決めた。
そこで今回、指揮官「1年目』の挑戦を踏まえながら、
監督とコーチとの違い、チーム作りのコンセプト、
指導の中での手ごたえなどを聞いた。

「もう監督を始めないといけない」と思っていた時期に、川崎フロンターレから就任要請の話。これがラストチャンスという気持ちで引き受けた。清水エスパルスでの1年を含め、93年から11年、Jリーグでコーチを務める。ここ2、3年は監督を引き受ける準備ができていたと思うので、話があれば前向きにトライしよう、条件、相手の要求、自分が提供できるものが合えば受けようと思っていた。
監督とコーチの違いについて、やはり監督は責任が問われる立場ということ。自分のチームをしっかり見定めて、そこで決断を下さなければならない。試合では、相手や状況を見据えながら判断し、結果に対しての責任を負うことが最も違う点。
プレシーズンの頃は迷いも多かった。監督に就任した時点で選手たちに話したのは、日々のトレーニングを試合のピッチで100%出す、そのためにトレーニングして欲しい。それが、1試合1試合積み重ねていく上で大事だということ。そして「フォア・ザ・チーム」ーー自己主張も大切だが、チームとして契約した以上しっかり義務を果たして欲しいと話した。それと何でも言い合える雰囲気作り。チームの事を考えての発言は遠慮しないで言い合おうという事。この1年、1つの船で航海に出て行くのだから、一緒に目標に向かっていこうと話した。
自分の考える理想のチーム像はあるが、監督1年目として、やはり結果が出なければ、指導者としてはゼロ。用意されている戦力の中で、現実を見据えながらのチーム作り。システムで言えば、昨年までの3-5-2を変えずに、多少フレキシブルにやろうと考えた。
J1に比べ、J2は試合数が多く、試合の間隔もあまり空かないで続くので、モチベーションやコンディションの維持が重要。練習量を変えたり、試合に出続けている選手をリラックスさせたりと調整。特に、負けたあとの切り替えを大事にした。試合のビデオを見せて、ミーティングで分析、練習で課題をクリアしていく事が、連敗がないという結果に繋がっていったと思う。
ケガや出場停止で出られない選手に代わって出た選手がうまく機能できたのは、チーム内でのいい競争、試合に出られなかった選手に対してのコーチ陣のフォロー、レギュラー組とそれ以外が混ざりながらの練習etc…。
たいていの試合は「フロンターレが攻めて、相手は警戒して守る」というパターン。J2では4-4-2のチームが多いので、いかにいいポジショニングでグラウンダーのパスをうまく通していくがが大事。それをずっと積み重ねてきた。フィニッシュ部分は個人の能力に関わってくる事が多い。試合においては、特に攻撃の部分では選手のひらめきが重要。ベースを与え、あとは選手の判断に委ねる。
誰かが仕掛けて誰かがカバーするという動きがないと、相手の守備を撹乱する事は難しい。チームとして、その辺りの機動性はもつべきだと思う。
第1クールは9失点、第2クールは4失点、第3クールは13失点しているが、崩されて奪われたゴールは1点だけ。そういう意味でディフェンスは整備されてきたと思う。ただし13失点のうちの6点は、リスタートからの失点なので、それは今後の課題。
守備陣では佐原と谷口の成長が大きい。佐原はキャンプから見ていて、いいものを持っているし、実際、うまく出てきている。谷口は1年目でだが、夏場を過ぎる頃からグッと出てきている。90分の中でどれだけ自分たちがイニシアチブをとって試合を進めていくか。そのためにも立ち上がりに特に重用視している。
コーチ時代に一緒に仕事をしてきた監督の中で参考にしたものーー。宮本さんの情熱、エデュー(現日本代表テク二カルアドバイザー)の若手選手を見る目、技術を教えるポイント。ジョアン・カルロスは、短期・長期のスケジュールやトレーニング組み立て方、トニーニョ・セレーゾは、相手の分析からチームの持っていき方、ポジショニング、狙いめが素晴らしかった。それらのいい部分を自分なりにアレンジしていくようにしている。
監督としての大維持な要素の1つは変化への素早い対応だと思う。長いシーズン、起こりうるアクシデントにいかに対応できる準備をしておけるかが、監督の力量なのだと思う。

この関塚監督のインタビュー記事の中で、ケンゴのエピソードは出なかったものの、試合中と練習中のケンゴを捉えた写真2点が掲載されているので、要チェック!である。

Date:6/Oct/2004
Media:スポーツニッポン(28面)
Title:JーSTATS Opta
中村ボランチ転向で成長
関塚監督には日本人の若手を成長させるすべもあった。FW我那覇は18得点を挙げ、FW谷口、黒津らも出場機会が増えた。そして2年目のMF中村憲剛(23)は、不動のボランチとして認知された。
J1昇格を決めた9月26日までのOptaパス交換データでは、受け手でも出し手でも1位(下記参照)。いかにボールが中村を経由しているかが分かる、久留米高時代は全くの無名。だが、主将だった中大4年時には関東大学リーグ2部から1部に昇格させた。もともとはトップ下。
1年目は切り札的存在で「今季もトップ下で勝負するつもりだった」というが、春のキャンプで関塚監督からボランチ転向を命じられた。「守備もダメで運動量も心配だった」と振り返るが、MFマルクスの加入もあり、関塚監督は「前へ出るスピード、展開力、技術があって控えはもったいない」とコンバートを勧めた。「最近この仕事が面白い。監督のおかげ」と新たな魅力を楽しんでいる。

【川崎Fのパス交換ベスト 5#】
#パスの出し手
順  位置  選手名   合計
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1: MF  中村憲剛  1402
2: DF  箕輪義信   997
3: DF  伊藤宏樹   941
4: MF  久野智昭   818
5: MF  アウグスト  788

#パスの受け手
順  位置  選手名   合計
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1: MF  中村憲剛  1310
2: FW  ジュニーニョ1206
3: MF  長橋康弘   956
4: MF  アウグスト  911
5: FW  マルクス   860
※数字は第37節(3日)終了時

ケンゴのカラーフォトが掲載。キャプションには、関塚監督の指示でボランチにコンバートされ成長した中村、とある。

また、このケンゴのコラムの上には“スポニチ 好奇心”と題する記事が掲載。関塚監督の裁量を大きく取り上げている。

「監督1年生』関塚隆監督の手腕
ビデオで川崎F ”最速再生”
基盤は鹿島コーチ10年間…トニーニョ・セレーゾ監督の手法取り入れ
最速昇格に最速V。圧倒的な強さで5年ぶりのJ1復帰とJ2優勝を決めた川崎フロンターレ。昨年は勝ち点1に泣いて昇格を逃したが、今季は関塚監督(43)が最強チームに仕上げた。普段は穏やかだが、鹿島で計10年間コーチを務めた経験はダテではない。そんな指揮官はチームに何をもらたしたのか。
*1:反省点、2:相手分析の2本 見せ方工夫 自ら編集
*昇格そして優勝
*選手も「当たる」
*来季はJ1定着 レベルアップ、恩返しも

ケンゴ、本当にすごいね。各紙、各誌にたくさん取り上げられているね。ケンゴの頑張りがみんなにこうやって認められてきているのは、本当に素晴らしいことだ。フロンターレにはもう、欠かせない存在感になってるよね。ケンゴにしかなし得ない目標をしっかりと持って、これからも大いなる活躍を期待するばかり…。

Date:5/Oct/2004
Media:週刊サッカーダイジェスト
Title:〜 Jリーガー「THIS IS MY BEST」第29回中村憲剛(川崎フロンターレ/MF)〜
マイベスト作家/宮部みゆき
オフはもちろん、試合前後も読書は欠かせない
濃密な世界に浸り”予想もつかない”選手を目指す!

昇格記念の「マイベスト」ということで、今年1年間の戦いを振り返りつつ、ケンゴのサッカー観、人生観に迫る。今回のメインテーマは読書。

ケンゴのマイベストは読書というか、本。宮部みゆきさんのファンで、最初に読んだのは『模倣犯』(小学館)、上下巻の分厚い本。大学時代は学業とスポーツとの両立であまり読む暇がなかったが、プロに入ってから時間を持て余すようになって、積極的に読むように…。実際読書が趣味になったのはプロ入りしてから。サッカーだけの生活というのもどこか寂しいし、今のうちに読みたいものを読んでおこうと思った。小説も漫画もガンガン読む。宮部さんの小説は奥が深く、いろんな要素を巻き込みながらストーリー展開されて、最後にはスッと腹の底に落ちるような結末が待っている。考えさせられ、引きこまれるという。文体は作品によって違い、全体的に読みやすく、内容は濃密。
大学時代は英文科、今でも思い出すのは日本語禁止の授業。教師はネイティブスピーカーで、教室内はすべて英語。リスニングは慣れたけど、スピーキングは難しかった。当時は悲鳴を上げていたけど、今思えばいい経験。英語と日本語の違いはあるけど、読解力を伸ばすことが出来たかも…。もともと読んだり、書いたりするのは好きだったし。
大学時代に学業とスポーツを両立させるのは大変。今思えばよくやっていたなあという感じ。でも当時はそれが当たり前。最初に両立しようと決めて、最後まで貫こうと思った。無事に卒業できて、大学生活の4年間を終えて、充実感があった。よほどつまらない授業以外はさぼらなかった。黒板を書き写すのも苦にならなかったし、結構細かくノートをとった。そういう作業は好き。授業中も寝ることはほとんどなかった。
ケンゴの目指すサッカー選手とは、宮部みゆきさんのような選手!。宮部さんはサッカーで言えばジダン。落ち度が全くなくて、細かいところまで行き届いている。基本がしっかりしている。
読む本は、1ヶ月で2冊だったり、1週間で2冊だったり…。昇格決定戦36節水戸戦)に至る33節大宮戦から35節山形戦までに読んでいたのは、『ハリーポッター』の最新作。読書はともかく、大宮戦から山形戦まではいろいろ苦しんだ。ファンやメディアがたくさん駆けつけて、注目度が一気にアップ。緊張はしてなかったと言えば言うほど、実は緊張していたということかも知れない。でも個人的に緊張したのは大宮戦だけ。ホームで勝てば昇格という試合だったので、あの雰囲気は独特だった。それ以降の試合は、まだまだシーズンが続くのだからやるしかない、と気持ちの切り替えが出来ていた。
大宮戦では、産みの苦しみというか、簡単には上がれないという厳しさを実感。そういう経験をしたからこそ、それ以降はあまり緊張しなくて済んだ。シーズンを通せば、そんなに簡単には負けていなかったと思う。第1クールは良い形でスタートダッシュ、第2クールは本当に良い内容でパーフェクトに近かった。第3クールは暑さもあって苦戦したけど負けなかった。最後は産みの苦しさを経験して、一回り大きくなれたと思う、ああいう貴重な経験はそう多くはない。今はシーズン中なので、気が張っていて、疲れは大丈夫。J2は連戦が多いので辛かった試合も…。それはみんな一緒のこと。
36節水戸戦で昇格を決めたあと、実感はまだ湧かないといっていたが、今の心境は率直に嬉しいが、実感は相変わらず湧いてこない。様々なプレッシャーから解放されて、少しは気が楽になったけれど、試合はまだまだ続く。大切のなのは気持ちの切り替えだと思う。オンとオフを使い分けながら…。そういう意味でも読書はとても有効。遠征に行く時もいつも何冊か持って行くし、常に欠かせない。今シーズンのマイベストブックは『4日間の奇蹟』(浅倉卓弥著・宝島社)。ミステリー調の本で、僕も等々力でいろんな奇跡を起こせるよう頑張りたいと思う。
ケンゴがこれまで観てきた中で一番奇跡的な選手、プレーは…。ベストストライカーはファン・バステン(元オランダ代表)。彼のプレーはスゴかった。ビデオで何度も観ている。彼は今、オランダ代表監督。不思議というか、ちょっと信じられない。一番スゴかったのは、ユーロ88決勝のスーパーボレーかな。左サイドからのクロスをダイレクトで合わせたゴール!!確かにあれは世紀に残るゴールとして語り継がれている。オランダ代表といえば98年フランス・ワールドカップのオランダ代表も好き。というか、リアルタイムでじっくり観た初めてのワールドカップが98年大会。他には、やっぱりマラドーナ(元アルゼンチン代表)。彼は次元が違いすぎる。86年メキシコ・ワールドカップのときは神業を連発。実際、この大会をきっかけにサッカーを始めたようなもの。現役選手ではロナウジーニョが一番のお気に入り。最近気になってきたのが、ミランの3選手。ピルロのパスセンス、ガットゥーゾのファイターぶり、そしてセードルフの存在感。彼らがいるから、カカの攻撃力も活きてくる。その3人が合体したら、誰にも先が読めないスーパープレーヤー。パス、シュート、ドリブル、そのすべてが素晴らしい選手。観ていてワクワクするような選手。僕もそんなワクワク観をピッチで体現したい。
最後にファンへのメッセージーー『今シーズンはファンの皆さんのお陰で、共に頑張っているという一体感が持てました。これからのフロンターレにも期待してください!!」

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中村憲剛のマイベスト11項目
1#:MY BEST チーム!>バルセロナ
2#:MY BEST ファンタジスタ!>ロナウジーニョ(バルセロナ/ブラジル)
3#:MY BEST ゲーム!>中央大ー日大(◯3-1/2002年)
4#:MY BEST フレンド!>中央大時代の友人たち
5#:MY BEST 恩師!>山口隆文さん(久留米高校時代の監督)
6#:MY BESTスタジアム! >西が丘サッカー場
7#:MY BEST ホビー!>読書
8#:MY BEST 癒し!>甥っ子、姪っ子
9#:MY BEST ボランチ!>小野伸二、ピルロ
10#:MY BEST ストライカー!>マルコ・ファン・バステン(元ミラン、オランダ代表/現オランダ代表監督)
11#:MY BEST イレブン!>システム:2-1-5-2 攻撃的選手で固めたスーパーアタッキングサッカー!!
               ファン・デルサル(オランダ代表)
               ネスタ(イタリア代表)
               ファーディナンド(イングランド代表)
               ビエラ(フランス代表)
               小野伸二(日本代表)
               アウグスト(川崎)
               カカ(ブラジル代表)
               ロナウジーニョ(ブラジル代表)
               テベス(アルゼンチン代表)
               ジュニーニョ(川崎)
               アドリアーノ(ブラジル代表)

それにしても、サッカーダイジェストは2号連続で、ケンゴを取り上げている。本当にスゴいこと!。それだけ注目度の高い、今が旬のケンゴなのであろう。相変わらずどんなポーズをとっても、カッコいい!ケンゴのショットが3点掲載されている。サッカー選手としてのケンゴももちろんいいけれど、監督になった時のケンゴも、ぜひぜひ観たくなってきた…。ホント、ケンゴに関しては夢が尽きない。どんどん夢が膨らむばかり…。話好きのケンゴのコメントを聞きながら、思わずサッカーを一緒に観戦してみたくなるインタビュー記事。強引な話の展開ぶりも、goodでした。この取材でのこぼれ話。読書好きのケンゴに、本をプレゼントしてくれるファンが急増中らしいとのこと。本当に、ケンゴお疲れ様でした!

この他にも、今号のサッカーダイジェストはJ1昇格を記念して、ジュニーニョ(3ページ)と関塚監督(2ページ)のインタビュー記事が掲載されている。

Date:5/Oct/2004
Media:週刊サッカーマガジン
Title:>ホームで優勝決定。ワイドに圧勝!
川崎4-0横浜FC

我那覇、マルクス、ジュニーニョの3人がダイレクトでボールを回しながら、自在に走る、動き回る。試合は、川崎Fの前線のコンビネーションと、横浜FCの堅い守備から素早く仕掛けるサイド攻撃とがぶつかり合う展開で幕を開けた。
川崎Fがそこから見せたのが、攻撃の幅だった、前線3人に加えて、長橋、相馬が走るサイド攻撃にもボールを配って行く。相手の守備に焦点を絞らせず、さすがの横浜FC守備陣もゴール前にスキを作ることになった。39分、中村のスルーパスから長橋が右サイドを駆け上がってクロス、ファーに走り込んでいたジュニーニョが合わせて、先制点が決まった。後半も横浜FCがGK菅野をはじめ粘り強い守備で逆転の機会をうかがったが、69分には川崎Fが追加点。その後77分にPK、80分に駄目を押す4点目が決まって、川崎Fが優勝を決めた。

こちらにも昇格記念インタビューとして、ジュニーニョ(2ページ)の特集記事が掲載されている。