Press/August Vol.1@中村憲剛
☆AUGUST VOL.1☆
Date:23/August/2005
Media:週間サッカーマガジン 2005.9.6 No.1041
Title:J.LEAGUE 第19節 全試合レポート
己を知って敵を打つ

川崎F、苦手な4バックを克服
14位川崎Fと16位大分の勝ち点差は3。「今日は絶対に勝ち点3を奪いたかった」。関塚監督が語ったように、川崎Fに取っては内容よりも結果が欲しい一戦だった。
思いが結果に表れたのは試合開始3分だった。マルクスが決めて先制点を挙げると完全に波に乗ることが出来た。29分には西山に1点を返されたが、これはセットプレーからの失点。37分に谷口が上げた追加点を最後まで集中を切らさずに守って勝利を物にした。
この勝利を支えたのが、中断期間に取り組んだ、フィジカル面の強化、そして苦手とする4バックのチームに対する攻撃と守備だった。
この日も4バックの大分に対して、立ち上がりこそ、左サイドバック根本にサイドを破られクロスを上げられるシーンもあったが、右サイドハーフの長橋とボランチの中村がうまく連係。根本を前線に引き出した所で、その裏のスペースを狙って前線の選手へパスを出す攻撃を仕掛け、徐々に根本の動きを封じ込めた。
「相手のサイドバックの選手に対するマークの仕方が、ウチの一番のポイント」。中村は中断期間で取り組んできた課題を、克服した手応えを掴み取っていた。
一方で大事な一戦を落とした大分はこれでリーグ戦8試合勝ち星なし。リーグ中断期間には外国人二人を獲得するなど戦力の補強を行い、嫌な流れを断ち切れるかと思われたが、いまだ暗雲を振り払えず。今節はマグノ・アウベスが累積警告で出場停止だったこともあるが、勝てるきっかけを掴みたい。

どうしても、誰もが憲剛選手の復帰を待ち望んでいたに違いないのである。どんなプレビューも、マッチレポートも、憲剛選手の3試合ぶりの出場に触れている。どうぞ、調子を大幅に変えることなく、後半戦は慎重に、なおかつ大胆に…。そう、出来得るものならば、昨年のような“がむしゃらさ”が欲しいかなあ…。自信が溢れ、パワーが漲った、そんな貪欲さ溢れるプレー…。なあんて思ったりもします♪何よりも、憲剛選手らしさが出ていたら、それで十分!たくさんのファンを魅了するプレーの数々、記憶に残るプレーの数々、これからもしっかり期待しています♪

Date:23/August/2005
Media:週間サッカーダイジェスト 2005.9.6 No.799
Title:2005 J1 LEAGUE 第19節 マッチレポート
蓄積がモノを言う

戦列を離れていた中村やマルクスが復帰し、ベストの陣容となった川崎に対して、大分はマグノ・アウベスが出場停止、二人の新助っ人も2週間ほど前に合流したばかりだった。攻撃力、連係に不安ありという戦前の予想は、残念ながら、覆されることはなかった。
前半の大分はとにかく攻撃の形が作れなかった。ワントップの高松は前線で奮闘したが、サポートを得られない。攻撃を活性化させようと川田がフリーランニングを繰り返したが、ボールが出てこない。
この日の大分は全体的に苛立っているように見えた。味方のミスに苛立ち、レフェリーの判定に苛立ち、一向に方向性が定まらないことにチーム全体が苛立っているようだった。個人個人は頑張っていた。だが、スタッフを含め、チーム一丸となって戦うという姿勢は感じられない。それがあと一歩を埋められない一因に思えた。
一方、川崎には余裕が感じられた。開始早々の先制点で試合を優位に進められたのは事実だが、キャンプから続けていた4バック対策の手応えや、開幕からここまでの経験値の蓄積など、大分に比べ拠り所があったことは確かだ。そのうえ上積みも見られた。例えば、黒津、ジュニーニョ、マルクスの3トップはワンタッチで軽快にパスを繋ぎ、ポジションチェンジもスムーズになってきた。これまで守備専門だった谷口は、前へ向かう姿勢を見せ始めている。
後半、大分はFWの吉田とヤマザキをピッチに送り出した。ところがこれが、川崎の堅守速攻に拍車をかけることになる。7人でしっかり守って前線の3人へ。64分、71分、75分と立て続けに迎えた決定機を黒津とジュニーニョが決めていれば、もっと楽に試合を終わらせることができたのだが…。
リーグは後半戦に突入した。前半戦にチームは何をしてきたかが、より一層問われることになる。

Title:J1リーグホットライン/川崎フロンターレ
中村の復帰で磐石に!

【ケンゴ、気合い十分!】 リーグ前半の終盤で足を痛めて戦列と離れていた中村が復帰した。オフ返上でリハビリし、北海道合宿からチーム練習に合流。「前半は苦戦した部分もあったので、ベースをしっかり作った上で相手によって戦い方を変えるレパートリーを増やしていきたい。攻撃の起点として貢献できるポジションにいるので、頑張りますよ!!」と気合いは十分だ。

この試合(第19節)における憲剛選手は、「前半は“狙う”パスを幾度も披露。後半はバランスを重視した。」という評価で、採点は6。キャンプ前の状態を知っているからこそ、この試合における憲剛選手の活躍ぶり、奮闘ぶりはもう、そのままチーム勝利という嬉しい結果へと繋がったように思う訳である。忙しいね、もう明日は横浜F.マリノス戦…。本当に、ご苦労様です♪明日の試合も、憲剛選手らしいプレーの数々を期待しております♪

Date:20/August/2005
Media:川崎フロンターレオフィシャルマッチデープログラム Volume 34
Title:2005 Jリーグディビジョン1 第19節 選手直前コメント
14 MF 中村憲剛
気持ちを込めて戦います

後半戦の幕開けとなる重要な試合。連戦の初戦でもあるので、チームに弾みをつけるために必ず勝たなければ行けません。個人的にも3試合休むことになりチームに迷惑をかけてしまったので気合いが入っています。しっかりとした戦いを見せようと思っているので、応援よろしくお願いします。

Title:Fortissimo Column Vol.34 / 強く激しくフロンターレを語る!

不安<期待さぁ後半戦!

(抜粋)そして北海道キャンプでは、同じく怪我から復帰したマルクスとケンゴの動きが目に付いた。2人ともキャンプの時点では100%のコンディションではないようだったが、後半戦に向けてしっかり上げてきてくれるだろう。〜〜〜

この日の大分戦は、結果的には◯。憲剛選手のコメントでは内容的には今ひとつのようであったけれど、それも前向きな、向上心の強い憲剛選手らしい発言である。3試合ぶりのこの日、きっと試合に出たくてたまらなかったであろう憲剛選手の気迫というか、前向きに挑戦していこう、絶対に勝ちたいという気持ちが本当によく伝わってきた。それだけで、今はいい…。焦らず、ひとつひとつクリアーしていけば、きっと自ずと道は開かれるはず…。きっと、憲剛選手なら…。GOOD JOB!

Date:19/August/2005
Media:ELGOLAZO 8/22・23日号 No.127
Title:J.LEAGUE DIVISION1 第19節 マッチレポート
川崎F、好調な再出発
開始僅か3分に先制したホーム川崎F。その後、根本のオーバーラップに苦しみ一時は同点に追いつかれるが、前半終了間際に勝ち越し。後半に入り的確な修正を施し、逃げ切りに成功した。

激しく流れが行き来した前半
開始からペースを掴んだのは川崎F。「風があるので大分の浅い最終ラインのウラをチーム全体で狙っていた」(長橋)という意図が実を結ぶ。3分、三木のハイボール処理のミスからマルクスの先制点が生まれた。「欲しかった先制点を奪えた」(関塚監督)川崎Fは中村、谷口のミドルからチャンスを作り、優勢に試合を進める。しかし、大分は左サイドの梅田が中に絞って根本の上がりを引き出すことで、試合の流れを引き寄せる。高松のキープから根本へ展開し、クロスを再び高松に送る。そんなパターン攻撃でペースをつかんだ大分。29分、根本の左CKから西山が豪快なダイレクトボレーでネットを揺らし、同点に追い付いた。
しかし、大分に傾きかけた流れは劣勢だった川崎Fの得点によって遮られる。37分、CKからファーサイドで待ち構えた谷口がドンピシャのヘッド。結局、両チーム間をはげシック流れが行き来した前半は、2-1とホーム川崎Fのリードで折り返す。

関塚監督の的確な戦術修正
後半に入り関塚監督は根本への対策で長橋を下げて「4バック化」する修正を加えた。これでサイドに「蓋」をした川崎Fは後半を通して根本の攻撃参加をほぼ完璧に封じ込めた。
一方の大分は後半開始から2人交代。負傷のえ一興で「完璧じゃない」(皇甫監督)吉田の後半からの起用は理解できるが、新外国人2人をピッチに残し、そこにチーム合流直後のヤマザキを送り出したのは理解に苦しむ起用法だった。そのため選手間のコンビネーションが取られておらず、サイドからの放り込み以外にまったく攻撃の形を作れない。結局、大分はロスタイムに訪れた決定機も運に見放され、2-1のスコアのままタイムアップを迎えた。

とにかく、後半戦初戦の勝利、おめでとうございます♪勝負には、やはり“運”はつきもの…。“運”を掴むのもまた、大切なことと言えるのかも知れない…。憲剛選手、お疲れさまでした♪悔しい思いをした欠場、オフ返上の練習…。いつでも前向きに頑張り続けた、憲剛選手の勝利!といえるかも知れません。後半戦はまだまだ始まったばかり…。どうぞどうぞ、しっかり納得の出来るプレーの数々、魅せてくださいませ♪

Date:19/August/2005
Media:ELGOLAZO 8/19・20日号 No.126
Title:J.LEAGUE DIVISION1 第19節 プレビュー
順調な川崎F、激動の大分
ホームで「激動」の最中にある大分を迎え撃つ川崎Fは、中断期間での調整に成功し、充実のラインナップとなった。

負傷者復帰しベストメンバー
中断期間中に北海道の函館でキャンプを張った川崎F。調整は順調に進み、チーム全体のコンディションは良好である。負傷に悩まされていた中村、マルクスもスタメン組に復帰し、ベストメンバーで後半戦に臨めそうだ。
川崎Fの「HOT6」期間中の成績は、2勝1分3敗。14〜16節で3試合連続無得点だったように得点力不足が課題だ。大分、横浜FM、広島と続く対戦から「4バック対策」の戦術練習を入念に行っており、その成果も注目される。

新外国人2人、先発抜擢か?
一方の大分は中断期間中、激動の時を過ごした。16位と低迷している現状に対するサポーターの不満が前節新潟戦の逆転負けをきっかけに爆発。8月10日にクラブがサポーターカンファレンスを開催するに至った。その他、新外国人のエジミウソンとトゥーリオを獲得。2人は韓国キャンプからチームに合流している。マグノ・アウベスが出場敵視の今節は、2人同時の先発抜擢が有るかもしれない。追い込まれた大分の反発力に期待だ。

【記者の眼】
函館は気温が約30℃ほどあり熱かったが、温度差がなかったことが逆に戻ってからプラスにでたそうだ。中村ら負傷者も復帰し、チーム全体のコンディションは良好。3バック中央の寺田がボランチの位置まで上がり、両サイドが引いて4バック化するオプションを入念に各区人していた。

ようやく、ようやく、ようやく…。憲剛選手が3試合ぶりに、スタメンに名前を連ねることになった。オフ返上の成果あり!キャンプでの猛練習の成果あり!とにもかくにも、明日の一戦が楽しみでなりません♪

Date:11/August/2005
Media:サッカーJ+ Vol.01
Title:INFORMATION 02 INTERVIEW「BOOK」
BOOK
『秘密。私と私のあいだの十二話』
02 INTERVIEW 中村憲剛(選手)
KENGO NAKAMURA 川崎フロンターレ

ゲームを操り、動かすボランチの面白さを追及中の中村憲剛。読書家の彼が選んだ本とは…。

読み終えた時、気持ちいい充実感を味わったのが本を読むきっかけに

ー紹介する本を選んでいただきましたが…。
「持ってきましたよ(笑)。僕ね、基本的にアウェイの新幹線や飛行機とかに乗るときに、必ず本を買って行くんですよ。例えば東京駅とか羽田とかで毎回1冊ずつ買って行くんです。連戦で疲れてたって言うのも合って、今回は推理小説ほど、まじめに読まなければいけない本じゃなく…」
ー頭を使わなくてもいいような?
「そう、頭を使わなくていい、薄くて、でも読み応えのあるような本があるかな?と思って。で、たまたま(本の帯に書いてある文章が)目に入って」
ー『十二話』とあるので12人の方の…?
「はい。12人の作家の。読んだことがある方もいるし、全然知らない人もいました。その中で面白かったなと思ったら、この人のまた別の本を読んでみようということになるじゃないですか。それも兼ねて勝ったら結構面白い、あぁこういう本の書き方っていうのもあるんだな、って」
ーおぉぉ、書き方のほうにいくんですか。
「ある物事が起こって、それに関与している二人の人間AさんBさんのAさんから観た物語と、Bさんからみた物語という書き方なんです。テーマもごく普通に転がっているような題材ばかりだし、面白かったですよ」
ーもっとサッカーに通じるような精神論的な本を読むのかなと思いましたけど。
「ほとんど、そういうのは読まないです。疲れちゃうから。移動の時くらいはリラックスしたいので。ためになるような本もありますが、基本的に小説、ノンフィクションばっかり読みます。若干暗いんですけど(笑)…ミステリーばかり読んでるので…」
ー(笑)。チーム1の読書家と伺っていますが。
「読書家っていうけど、僕は学生時代、大学を卒業するまでほとんど本を読まなかったんです。卒業してプロに入って、いままでのように宿題もない、鉛筆なんて持たなくていい、授業も出なくていい。ずっと勉強してきた中でポンっていきなりサッカーしかやらない生活におかれたから、何かやらなきゃいけないと思って。だったら、読書は簡単だし、それで、薄い本から読もうかな、って思ったのにいちばん最初に勝ったのが分厚い本2冊。で、それを読み終えたときに凄く気持ちいい、というか『僕もこういうことができるんだな』と思って。だから本を読み出したのは、プロに入ってからなんです」
ー本を読み切る充実感を覚えたんですね。
「覚えましたね。終わったときの気持ちは、本によってそれぞれでしたけど」
ーリラックスしたいときは軽いタッチのものを?
「はい。知らない人の本とかも、平気で読みますね。選ばないんです。買う基本は、この帯!」
ー帯は結構重要なんですね?順位も?
「大事です。結構、観てると思いますよ。僕の場合、テレビとかで紹介するじゃないですか、そういうのをあんまり信じないので。ここ(帯をさして)!帯で決める、(出版関係の方)気をつけて下さい!!帯、大事!帯の順位も大事(笑)。ベストセラー第1位とかも絶対に買います」
ーでは、中村選手にとっての読書とは?
「勉強というか、そこから学ぶこともあるし、息を抜く道具でもあるので、欠かせないですね、今は」

怖いもの知らずで挑んだJ1
やるに従ってその奥深さが見えてきた


勉強されていた時間を読書に、とのことでしたがオフの過ごし方は変わりました?
「だいぶ変わりましたね。家の中に一日中居たり、基本的に外は好きじゃないので、インドア派。結構、暗い感じなんで(笑)。ボーッとしているんです、オフは。スイッチを切っちゃうというか。全部、嫁さん任せで(苦笑)」
ー昨年末オフにご結婚されて、チームも昇格して、J1とJ2の大きな違いって何ですか?
「中断期間って休みが長いのにびっくりしました。J2は1年間ぶっ続けでやるので。でも、やっぱりJ1のレベルでやるというのは体に負担が合って、それなりの疲労の蓄積というのも合ったみたいで。頭の疲労も。だから良かったですね、オフがあって」
オフのときに嬉しい楽しい時間、瞬間は?
「テレビで可愛い動物を観ると嬉しいというか、ホッとしていいなぁって思うんです。欲しいなと。最初は犬がいいって言ってたんですけれど。猫も悪くないなと思い出し手。あの素っ気なさとか結構可愛いなと思ったり。『おいで!』って言って来ないじゃないですか?あっち行っちゃうとか」
ーちょっと何考えてるか分からないところが?
「面白そう。え?みたいなところが」
J1のサッカーでも、え?違うな?という点はありますか?
「結構、驚いたというか、最初は怖いもの知らずだったので…。やるに従って、奥が深いなというところが出てきて。言い方は難しいけれど。J1の戦い方というのが最初見えていなかった。個人も、チームも。勝負どこ路というのが必ず合って、そういうところを確実についてくるのが、J1。ミスを突いてくるところや、個人の戦術眼というか、試合中に起こることに対してのアクション、対処の仕方とかが全然違う。それに驚きました。ある程度対策も立てていたし、自分たちのやっているサッカーは間違ってないというのがあったけれど…。でも、序盤戦の点のとられ方は本当に良くなくて。ロスタイムとか、後半に4点取られたり。で、ヴェルディ戦でやっと勝ってある程度落ち着きました。やり方が確立されたのがあって。慣れてきて修正できるようになったかな?連敗もしちゃいましたけでね」
ー実戦を積むに従って見えてきたものがある?
「そうですね。たぶん個人も、チームも。やるべき方向も。より、課題が見えてきましたし」
ーJ1チームと戦ってマッチアップする選手や、凄いと感じた選手はいますか?
「これ、いろいろなところで言ってるんですけど、ガンバの遠藤選手と大黒選手は印象的ですね」
ー関塚監督はどうですか?
「関さんですか?熱いですよ。けど、頭がいい。知将ですね。チームのモチベーションの持っていき方というか、正しいほうに持っていかせる力も、指示も、本当に細かいところまでしっかりとしていると思う。だから安心してやっています。間違っていないと思うので。関さんは信念を持っている、『こうだ!』って言ったら、こうっていう。迷いがあんまりないです」
個人個人に話をしてくれる監督ですか?
「要所要所、機をみて話してくれてると思います。次の試合で、君を使う理由はこうだとか。とりあえず、ミドルシュートをポジションから狙っていけって。『(ボールを)枠に飛ばせ!』というのはよく言われます(笑)。あと、『最近浮いてるぞ』とかも言われますけど」
ー(笑)。監督からの指示やポジション的にも、チームを動かす、そんな役割かなと思いますが?
「そうなんです。ボランチなので前後をコントロールしなきゃいけない、前と後ろの選手をしっかり繋ぐ役目でもある。後ろから前へボンボン蹴っているだけじゃ崩れないので、チーム全体で誰が空いてるか?とかそういうのを意識すればうまく回ると思います。僕のところでミスしちゃいけない、と同時にリスクを追っ手でも前に行かなければと思いますし。今、そういうのを意識してやっています。」
ーご自分のプレーの売りは?
「飛び出しかな?真ん中からブワァーっと思い切って(笑)。ノリのいいシュート。あとは局面を変えるパスやサイドチェンジ、縦に入れるパスとかを売りにというか…意識しています」
ー中村選手の縦パスがブワァーっと決まると、サポーターは沸きますよね?
「ジュニーニョとか、キンちゃん(今野選手)とかマルクス、我那覇とかはやっぱりうまいし、通るんですよ。縦にボールが入ると、ウチのFWと相手のDFの勝負に慣れる。そういうところで緩急を付けるのは役目なので、意識してます」
ーポジションと選手の正確は合ってるものだと聞きますが、ご自身ではどう思いますか?
「うーん、自分では向いてるな、って思うときはあります。回りにガーって行かせるところとか、自分からパスを出してほかの人に行かせるのは昔から好きだったので」
ーちょっと引いてまわりを見ながら動かすとか?
「ボランチをやりだして、性格と似てるのかなってチラッと思ったりしました。面白いですね」
某選手から、ガンガン引っ張っていくタイプではないけれど自然と『アニキ!』とついていきたくなる存在です、という意見を聞きましたけど…。
「僕が!?何か、照れますね。小学校からずっと高校、大学でもキャプテンで『こいよ!』っていうタイプではないけれど、そういう経験というのが生きているんですかね? ーファン感謝デーでのマツケンサンバの練習も、中村選手がやらなかったら皆やらなかったという話も(笑)。
「そんなことまで!?誰だ?匠(渡辺選手)かな?本当によくやってくれました。本番はグダグダだったんですけれどね。恥ずかしくって全然踊れなかった。でもファンの前で普段見せない姿を見せるのがファン感であって、それができればと…」
ーそういうところでも、ちゃんと役割というのを捕らえてから参加されているんですね!?
「うーんそうですね。何だろう、やらなきゃいけない、って思っちゃうんですね」
ーJリーグも後半戦が近づきます。意気込みを!
「プロですし、1試合も無駄にできない。J1は本当に気が抜けません。ただ消化するだけじゃなくて、個人でも、チームもそうですけれど、本当に上を目指していかないと。個人的には自分の思ったプレーをもっと多くできるようにしたいです。チームをいい方向に導けるポジションですし、完璧にやりたい、完璧になりたい、完璧に近づけるように努力しなければいけないし。もっと上手くなりたいですね」
ーそのために日々、意識してることは?
「やっぱり同じテンションでは続かないので、多少落ち込んだりしたときにちゃんとコツコツやれれば。いいときは誰でもいいんですよね。悪いときにどれだけやれるか、ですから。」
ー最後に、中村選手にとってのサッカーとは?
「楽しいもの。楽しくやるべきもの。あんまり考え過ぎず、スパっとやれば楽しいと思います。はい!」

PROFILE
中村憲剛(なかむら けんご)
ポジション/MF
背番号/14
生年月日/1980年10月31日
経歴/府ロク少年団(東京都)〜小金井第二中学校(東京都)〜久留米高校(東京都)〜中央大学(東京都)〜川崎フロンターレ
身長・体重/175cm・66kg
J2優勝の立役者として貢献し、今季トップ下からコンバートされ“不動のボランチ”として既に定着。独特のリズムから生まれるパスと攻撃選手、高い守備意識を武器にチームの潤滑油としてゲームメークする姿には、さらに広い舞台での活躍が期待される。

スタイリストがついているのであろうか…。掲載されている憲剛選手の写真は最近の雑誌ではあまり見ない、ちょっと大人感が漂う、お洒落なショット!前髪をヨコに流して、洗練されたそんな感のある1枚でありました。やはり、憲剛選手といえば、読書なんですかねえ…。本日発売の「サッカーJ+」誌、それも創刊号に華を添えてくれるロングインタビュー記事でありました。お疲れさまでした♪“Winning Spirits”でも負けないくらい、憲剛選手の魅力がご紹介できるように頑張っていきたいです♪(今季トップ下からコンバート云々という紹介コメントに関しては、う〜ん、残念…。。。)