昭和初期物価表−特別な装備・通信

■特別な装備
●医薬品
・竜角散 50銭(8日分 昭和2)
・カルモチン 90銭(睡眠薬 30錠 昭和2)
 普通の使い方以上に自殺の手段として有名だった。
・ビタミンA 22錠 1円
・エビオス 大日本麦酒(現アサヒビール)昭和5
 食欲増進・栄養剤 50〜500錠入り70銭〜4円80銭 粉末は25〜500g50銭〜6円 栄養剤として広く服用された。
・メンソレータム 輸入元:近江セールズ(現近江江兄弟社)25銭〜1円80銭
 外傷、化粧下などに効果的な家庭常備薬。(昭和6)
・どのりこ 講談社代理部 高速度滋養料 一瓶1円20銭 (昭和5)
 二年に医学博士高橋孝太郎が発明したもので、ブドウ糖、果糖、アミノ酸を主成分とする濃縮甘味料の一種。特許名は全糖栄養剤。物珍しさも手伝って6年には230万本も売れ、19年までには全国の薬店、食品店で販売された。
・ロート目薬 山田安民薬房(現ロート製薬)小瓶(子供用)20銭 大瓶50銭
 明治42年から販売していた「ロート目薬」を新容器に変えて発売。スポイトと瓶を一体化した点眼器で、従来のポンプ式とは異なり無駄が少なく逆さにしてもこぼれず携帯にも便利だった。(昭和6)
・ヨゥモトニック 三共 養毛剤 大瓶2円 小瓶1円(昭和5)
・薬用クリーム・クレモリン 資生堂 小瓶30銭 大瓶50銭 (昭和7)
 傷治療にも効果のある万能基礎クリーム。従来の基礎クリームと同様に白粉(おしろい)の化粧下にも使え、ひび、あかぎれ、にきびの治療やひげ剃り跡のかぶれ防止などに使う。中性で無臭のため男女にも使用できる。

●化粧品
・美白液ウテナ (昭和2)
 久保政吉商店(現ウテナ)の発売した美白液。これまでの皮膚に白粉をつける従来の化粧品とは異なり、皮膚の汚れを除去して、地肌を白くするもの。三号瓶1円。

●その他
・バスクリン 都村順天堂(現ツムラ)昭和5年 粉末状で150g入り50銭 ジャスミンの香り
・蚊取り線香一箱 28銭(昭和2)

通信
・ラジオ聴取料一ヶ月分1円(昭和2)
・電話新設料 東京1120円 大阪1020円 名古屋865円(昭和4)
・公衆電話料金(1通話)5銭(昭和3)
・はがき 1銭5厘(昭和3)
・電報料金 市内15銭 内地相互間30銭(15字以内 大正9)
・写真電報(18cm×8cm)3円(昭和6)


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