東海大学社会教育センター 自然史博物館/海洋科学博物館
参照:東海大学社会教育センターHP
2010.03.06
あいにくの雨でしたが、「春の雨だし大丈夫だろ?」と甘く見て伊勢湾岸道経由で東名道をCROSSROADで走って静岡市の東海大学社会教育センターにいってきました。
過信はすぐにしっぺ返しを喰らい、土砂降りで視界が利かなくなって静岡県内で休憩を取る羽目になったり、帰路ではガスって一時間の足止めになったりしたのは秘密です。
自然史博物館入り口
小さく見えますが、3階建てで容積を目一杯使用して魅せてくれます。
自然史博物館隣のやる気のない「ケティオサウルス」(左)と「タルボサウルス」(右)…目がシュールで良いね(笑
海洋学研究科で使われた実習船「東海大学丸二世」が固定展示されてます。
いや、大きい。
海洋科学博物館入り口と全景。手前に「津波実験水槽」がありますが、あいにくの雨…
コペンハーゲン市長からの好意で送られた人魚姫像。
1971年デンマーク大使臨席の元、寄贈されたそうです。
コペンハーゲン商科大学やデンマーク海事大学とのつながりでしょうか?
「自然史博物館」
気合の入った「ディノニクス」(左)と「トリケラトプス」発掘現場再現(右)。
この間を抜けてエスカレーターに乗り3階に向かいます。
3階「脊椎動物の進化」「恐竜の世界」
左、各種古代魚。右、「ディメトロドン」
3階に上ったところに有るのは「脊椎動物の進化」
魚類や両生類、爬虫類の化石が展示されています。
3階のメインである「恐竜の世界」
全身骨格だけで
恐竜「タルボサウルス」「ディプロドクス」「ステゴサウルス」「エウオプロケファルス 」「トリケラトプス」「プロトケラトプス」
「プロバクトロサウルス」「コンプソグナトゥス」
翼竜「アンハングエラ」「プテロダクチルス」
鳥類「始祖鳥」「孔子鳥」
と、膨大な量を誇ります。
左、「ステゴサウルス」(鳥盤目(剣竜類) ジュラ紀)
右、「タルボサウルス」(手前 竜盤目(獣脚類) 白亜紀後期) 「プロバクトロサウルス」(奥 鳥盤目(鳥脚類) 白亜紀前期)
左、「エウオプロケファルス」(鳥盤目(よろい竜類) 白亜紀後期)
右、「トリケラトプス」 (鳥盤目(角竜類) 白亜紀後期)
「アンハングエラ」 (翼竜目 白亜紀前期)
2階「中生代の海」と「生きている化石」、「哺乳類の時代」および「氷期の世界」
左、「プレシオサウルス」 (広弓亜綱 鰭竜目 ジュラ前期)
右、「モササウルス」の顎とモササウルスに噛まれた痕のある「アンモナイト」
他にも魚竜や生きた化石のコーナーがありました。
左、「象の進化」 右、「サーベルタイガー」頭骨
左、「ケナガマンモス」(長鼻目 更新世後期)
右、「オオツノジカ」 (偶蹄目 第四紀更新世後期)
氷河期に人間に狩られた生き物たちですね。
「ステラーカイギュウ」 (海牛目 第四紀完新世)
このステラーカイギュウの絶滅は200年前。
寒冷適応型の海牛類最後の種です。
カムチャッカの沖合いで発見されたこの生き物は動きの鈍さとその大きさ、群れを成す習性により、その肉や脂肪、毛皮をとるべく乱獲されました。
1階 特別展「海に戻った哺乳類 クジラ」
特別展と言うことでクジラがピックアップされていました。
「ミンククジラ」全身骨格の他に各種海豚、クジラの頭骨や化石、ヒゲクジラ類のヒゲの展示がありました。
「海洋科学博物館」
1階 「きらきら☆ラグーン」「海洋水槽」「クラゲギャラリー」「一般水槽」「クマノミ水族館」
1階の展示の最初は「きらきら☆ラグーン」
珊瑚礁の海の再現や小さな生き物たちが展示されています。
左、「トラフシャコ」全長40cmにも成長し、シャコの中でも最も大きくなる種と言われています。
右、「トラフカラッパ」 その特殊な鋏を缶切りのように使い貝を食べる習性を持つ蟹です。
左、・・・思い出せない・・・ナンだっけなぁ
右、「ルリスズメダイ」の水槽
大迫力な「海洋水槽」
大きな立方体水槽をつかって珊瑚礁、岩場、砂地を表現しています。
更に、海洋水槽の下をくぐって海底からの眺めを見る事も出来ます。
海洋水槽の近くに展示されていた「リュウグウノツカイ」
左、全長5.18mの雌と、4.85mの雄のペア。これはリュウグウノツガイですな(マテ
右、体長30センチの「リュウグウノツカイ」の子供。日本で初めて採られた標本とのコト。
「クラゲコーナー」では幻想的な展示が行われていました。
左、「アカクラゲ」珍しくきれいに撮影できました(汗
右、「タコクラゲ」
ある意味、1月の碧南市海浜水族館のリベンジが出来たかな?と思います。
「一般水槽」では一般的な水槽でさまざまな環境の海を再現しています。
左、やはり南洋の海はカラフルですね。
右、中部日本の魚…トラザメ無表情すぎて怖い(笑
「クマノミ水族館」はクマノミのみの展示となってます。。
左、海外のクマノミ2種。
右、「クマノミキッズ」クマノミの人工繁殖によって育てている稚魚だそうです。
2階 「科学博物館部門」「マリンサイエンスホール」「機械水族館(メクアリウム)」
「マリンサイエンスホール」は「海の姿」「海のいきもの」「海を調べる」「海をひらく」に分かれています。
左、「潰れた鋼球」深さ5600メートルの水圧に相当する。580気圧下で潰れた高張力鋼製の球。
潜水船を作るための予備実験の結果。
右、「メガマウスザメ」 深海に住む巨大ザメで世界で最初の剥製標本です。
「機械水族館(メクアリウム)」は「海の生き物に学び、海洋開発の未来を考える」をテーマとして1978年に誕生し、海洋生物などの機械的な仕組みを解析して再現した「メカニマル」を展示しています。
「機械水族館(メクアリウム)」入り口
「シオマネキ」の腕の動きを再現した呼び込み用のカニたちです。
二足歩行モデル「ミツユビハチモンジ」
海の中にはムツゴロウやカエルアンコウのように、胸ビレをあしのように使って歩くことのできる魚がいる。カエルアンコウの胸ビレは先が少し分かれている。このメカニマルは左右3本ずつの指で8の字を描くように歩く。
4(6?)足歩行モデル「ヒメソコマタギ」
体を屈伸させてシャクトリムシのように歩くワレカラの機能を取り入れたメカニマル。
前進、後退が自由で、両脚を上げて回転することもできる。
コレは動かしてみましたが、面白かったですね。
多脚歩行モデル「ハバヒロナミアシ」
フナムシに似た歩き方をする、ナミアシフナムシが進化したメカニマル。左右のあしが別々に動くので方向転換やその場での転回が自由にできる。こうしてさらに、複雑な海底が歩けるようになった。
遊泳モデル「イクモカエル」
カエルの泳ぎ方を機械におきかえてみました。ただし、カエルは主に後あしをキックして進みますが、このメカニマルは前後4つのあしひれを同時にキックして進みます。逆に動かせば後もどりでき、イクモカエルも自由自在というわけです。
大学付属の博物館/水族館ということで展示方法や展示物に方向性があり、非常に楽しめました。
ちなみに双方別の入場料となりますが、二館共通券なら大人で700円安上がりになります。
近くには清水港、三保の松原(羽衣の松)、焼津港、久能山東照宮などもありますので、一日観光していても飽きが来ないかと思います。