親鸞聖人の教えの広がり

  
法然上人

 親鸞聖人は、弥陀の智慧の光に照らされたご自分は、極重悪人、地獄一条のすみかとまで 言われ、ただ善知識(お釈迦さまから以後教えを伝えて下さったもろもろの祖師)の仰せの 通りお伝えするだけのことで、弟子一人も持つ私ではございません、と言いきられましたが、 親鸞亡き後850年越えた現在、 親鸞の教えを慕う多くの人々により浄土真宗という大きな 宗教集団が作られています。
 このように大きな宗教集団になるためには、8代蓮如上人が迫害を受けながら親鸞聖人の 念仏の教えを地方に広め、講の組織を作り、民衆の中に入り込み、信者が自主的に親鸞 聖人の教えを勉強し、考え合ったことが、今日の大集団の基礎になったと考えられます。従って、浄土真宗のほとんどの寺は、蓮如上人以後に作られています。ここで親鸞聖人の 師匠の法然上人の教えの流れと、親鸞聖人の教えの広がりについて紹介します。


1 法然上人の教えの流れ

祖師  弟子 宗派 本山
弁長(鎮西流) 浄土宗 知音院
証空(西山流)−浄音・立信 浄土宗西山派 西山浄土宗 光明寺
法然 浄土宗西山禅林寺派 禅林寺
浄土宗西山深草派 誓願寺
証空(西山流)−一遍 時宗 清浄光寺他
親鸞 浄土真宗 西本願寺、東本願寺他



2 親鸞聖人の教えの広がり

親鸞聖人の教えは、真宗という教団になり、血脈と弟子により全国に広がりました。次に真宗10派を紹介します。

開祖 分派の継承 分派名 本山 寺院数
覚如−蓮如−准如 浄土真宗本願寺派 西本願寺 10320
覚如−蓮如−教如 真宗大谷派 東本願寺 8694
善入 真宗出雲路派 豪摂寺 62
親鸞 存覚 真宗木辺派 錦織寺 203
真仏−源海−光教−経誉 真宗仏光寺派 仏光寺 371
真仏−源海−光教−経豪 真宗興正寺派 興正寺 483
真仏−顕智 真宗高田派 専修寺 626
真仏−専海−道性−浄如 真宗山元派 證誠寺 21
真仏−専海−道性−如覚 真宗誠照寺派 誠照寺 52
真仏−専海−如導 真宗三門徒派 専照寺 40



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