よみもののまち

いわゆる「書評」のコーナーです。
満足度によって☆3、4、4.5、5。

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「さよならをあげたい」(清水志穂・幻冬社文庫)
未来に希望が持てず、彼氏との距離も縮められない「わたし」が ある日1枚のディスクを見つけたことから物語はスタート。
「わたし」は過去と孤独をいかにして解き放つのか。そして「萌黄さん」の 正体とは!?
評価:☆5

「堕天使の恋」(水上洋子・祥伝社文庫)
堕天使の純粋であるが故の苦悩の人生を描く恋愛小説。 泣く人多そう。
評価:☆4.5

「ウエハースの椅子」(江國香織・角川春樹事務所)
キーワードは「孤独」だと思う。そして、ある種の狂気。ひらがなが多くて読みやすい。
評価:☆3

「風の歌を聴け」(村上春樹・講談社文庫)
なんと爽やかな読後感。あらゆるものは通り過ぎる。誰にもそれを捉えることはできない…
評価:☆5

「我らが隣人の犯罪」(宮部みゆき・文春文庫)
表題作でヤられ、「この子誰の子」でヤられ、「サボテンの花」でほろり。
評価:☆4.5

「おしまいの時間」(狗飼恭子・幻冬舎文庫)
「友達はいっぱいいるけれど、でも、友達欲しいな」。気持ちわかるなぁ。
評価:☆3

「1973年のピンボール」(村上春樹・講談社文庫)
出逢い、別れ、すべてはやはり風のように通り過ぎていく。 この作品好きだなぁ。
評価:☆5

「スプートニクの恋人」(村上春樹・講談社文庫)
永遠に続くものは存在しない。私もあなたもいつかは消える。
我々はそれを覚悟しながら毎日を生きているだろうか。 ある日突然向こうの世界に消えた人。
評価:☆5

「鉄道員」(浅田次郎・集英社文庫)
個人的に好きなのは「角筈にて」と「オリヲン座からの招待状」。
ただ、タイムスリップとか亡霊とか多いです。
評価:☆4

「ナチュラル・ウーマン」(松浦理英子・河出文庫)
単に女性と女性の同性愛だけじゃない何かを感じさせます。
それが何かは私にはよくわからなかったけど。
評価:☆3

「19ボックス」(清涼院流水・講談社ノベルズ)
26通りの読み方、そして「よくぞここまで」と思わせる伏線。
「この人は…」と感嘆の声が漏れること請け合いです。いい悪いは別にして。
評価:☆3

「まどろみ消去」(森博嗣・講談社文庫)
森ワールドの片隅をこの短編集で。
評価:☆4.5

「姑獲鳥の夏」(京極夏彦・講談社文庫)
まず、この話がちゃんと決着することに驚き。
時間はかかりますが 傑作です。一読をすすめます。
評価:☆5

「愛のようなもの」(狗飼恭子・幻冬舎文庫)
「どんなにたくさんの人に愛されたって、自分の求める人に愛されなくっちゃ意味はない」。
この1行にすべてが表れてるような気がします。
評価:☆3

「すべてがFになる」(森博嗣・講談社文庫)
天才プログラマーの天才たる所以。完璧です。
この話を考えた作者もまた天才。評価は、Marvelousじゃ足りないくらいです。
評価:☆5

「バイバイ」(鷺沢萠・角川文庫)
嘘はいつか見抜かれる。どんなに傷つけられても
自分を信じてくれる女がいる。「他人を信じる」とは?
評価:☆3

「火車」(宮部みゆき・新潮文庫)
「幸せになりたかっただけなのに」。読了後、この言葉が身にしみます。
推理小説ですが、経済小説でもあります。現在人のバイブルといっても、差し支えはないでしょう。
評価:☆5

「羊をめぐる冒険(上・下)」(村上春樹・講談社文庫)
青春三部作完結編。ある羊を探しに
遠い場所まで出かけた主人公の奇妙な冒険。
評価:☆5

「どすこい(仮)」(京極夏彦・集英社)
7つのベストセラー小説を基にしたパロディ集。大爆笑しました。
地響きがする―と思って戴きたい。
評価:☆5

「冷たい密室と博士たち」(森博嗣・講談社文庫)
ただただ感嘆です。真実はいつもシンプル。
評価:☆5

「笑わない数学者」(森博嗣・講談社ノベルズ)
定義と思い込みの間の人間心理。
なんか、いろんなものがひっくり返ったような。数学って素敵です。
評価:☆5

「海峡の光」(辻仁成・新潮文庫)
自分を昔地獄に叩き落した男が囚人となって自分が勤める房に入所。
果たして彼の復讐は成功するか?
評価:☆3

「詩的私的ジャック」(森博嗣・講談社文庫)
この犯人の動機にあなたは耐えられるか?
評価:☆5

「流しのしたの骨」(江國香織・新潮文庫)
ゼミで家族について関わってることもあって、楽しく読めた本です。
ヘンな家族だけど、好き。
評価:☆4.5

「封印再度」(森博嗣・講談社文庫)
タイトルが見事、と言っておきましょう。そして今回、驚くべき展開も。
評価:☆5

「ダンス・ダンス・ダンス(上・下)」(村上春樹・講談社文庫)
音楽が鳴っている間は踊り続けるしかない。それも、誰よりも上手に。
いろんなことを考えさせられました。
評価:☆5

「幻惑の死と使途」(森博嗣・講談社文庫)
マジックに興味ある方はぜひ。
評価:☆5

「夏のレプリカ」(森博嗣・講談社文庫)
多くの読者は最初に犯人であろう人物に気づくはず。私もそうでした。が。
「幻惑の死と使途」とは2冊で1冊です。単独で挑むのも章ごとに挑むのも良し。
評価:☆5

「村上ラヂオ」(村上春樹・マガジンハウス)
エッセイ集。その中にも村上節が炸裂です。
で、ヤクルトファンだったのね…
評価:☆4.5

「返事はいらない」(宮部みゆき・新潮文庫)
「ドルネシアにようこそ」はぜひ読んでほしいです。シビれます。
評価:☆4.5

「神の子どもたちはみな踊る」(村上春樹・新潮社)
かなり不思議な題材の話が6つ。個人的には最後の話が好きです。
評価:☆4

「緋文字」(ホーソーン・新潮文庫)
胸に「姦通」を示す「A」の赤い文字を付けられた女性の物語。
心理描写が巧みで、そのぶんちょっと長いです。
評価:☆3

「途方もない放課後」(鷺沢萠・新潮文庫)
この人は文章がうまいから読ませるね。説得力もある。
評価:☆4

「今はもうない」(森博嗣・講談社ノベルズ)
仕掛けは最後までわかりません。これは新しいミステリーです。
評価:☆5

「あの頃、ぼくらはアホでした」(東野圭吾・集英社文庫)
怪獣に興味のある人には隅から隅まで理解できるでしょう。
評価:☆3

「白仏」(辻仁成・文春文庫)
ちょっと生きるのに疲れたら、いや、疲れなくても必読。
評価:☆4.5

「数奇にして模型」(森博嗣・講談社ノベルズ)
見方によっては異常が正常になるということ。
自分が正常かどうかなんて、他人が決めること。
評価:☆5

「プリズンホテル1 夏」(浅田次郎・集英社文庫)
「プリズンホテル」に集った人々の人生模様と人情。 続きが読みたいです。
評価:☆5

「ぼぎちん」(横森理香・文春文庫)
福田和也大絶賛の傑作。女心の変化の描写が見事。
評価:☆3

「姫君」(山田詠美・文藝春秋)
待っててよかった。「シャンプー」を読むと、この人は別格。
評価:☆4.5

「アルジャーノンに花束を」(ダニエル・キイス・早川書房)
そんなにいいかなぁ…
評価:☆3

「有限と微小のパン」(森博嗣・講談社ノベルズ)
凄い作品群だったというのが第一印象。「すべてがFになる」から読みましょう。
評価:☆5

「ユウ」(清涼院流水・幻冬舎)
改めてこの人に恐怖を感じました。まだ26歳。これからどんな作家になるやら。
評価:☆3

「日本殺人事件」(山口雅也・角川文庫)
期待しすぎたか。
評価:☆3

「ハッピーエンドに眠れない」(飯島早苗・新潮文庫)
なかなかおもしろいエッセイでした。あまり考えずに読めます。
評価:☆3

「地球儀のスライス」(森博嗣・講談社ノベルズ)
短編集。S&Mに続きはいらなかったかも。
評価:☆4

「僕らの広大なさびしさ」(谷村志穂・幻冬舎文庫)
桜井亜美よりライトな書き方で、ヘビーな話。
でも、明るいラブストーリーです。
評価:☆4.5

「どんどん橋、落ちた」(綾辻行人・講談社)
だまされっぱなしでした。特に最後の話。
評価:☆4

「池袋ウエストゲートパーク」(石田衣良・文春文庫)
どの話も傑作。読むべし。
評価:☆5

「黒猫の三角」(森博嗣・講談社ノベルズ)
数奇かつ数学的マトリックスのもとにVシリーズの幕開け。
すべてのつじつまが合う素晴らしさ。
評価:☆5

「人形式モナリザ」(森博嗣・講談社ノベルズ)
殺人=救済という図式の違和感を払拭させる文章。
評価:☆5

「午前0時の忘れもの」(赤川次郎・集英社文庫)
精神状態によっては号泣間違いなしです。
評価:☆5

「プリズンホテル2 秋」(浅田次郎・集英社文庫)
こっちの方がおすすめかも。
評価:☆5

「月は幽咽のデバイス」(森博嗣・講談社ノベルズ)
けっこうわかりやすかったです。不思議なことは何もありません。
評価:☆5

「理由」(宮部みゆき・朝日新聞社)
おもしろかったけど、如何せん長い。根気がいる。
評価:☆4.5

「GO」(金城一紀・講談社)
恋愛小説としても、韓国・朝鮮問題の小説としてもピカイチ。
評価:☆5

「夢・出逢い・魔性」(森博嗣・講談社ノベルズ)
タイトルがとにかく秀逸。内容を完璧かつ簡潔に示してます。完敗。
評価:☆5

「ケータイ」(吉村達也・角川ホラー文庫)
映画化したら「リング」より怖いと思う。
評価:☆4.5

「魔剣天翔」(森博嗣・講談社ノベルズ)
私のような人には悲しい話でした。
評価:☆5

「今夜はパラシュート博物館へ」(森博嗣・講談社ノベルズ)
練無と萌絵が出逢う話とS&Mの続きが好き。
評価:☆5

「恋恋蓮歩の演習」(森博嗣・講談社ノベルズ)
大どんでん返しのような、万事予定通りのような。
評価:☆5

「セクシャル」(桜井亜美・幻冬舎文庫)
初期の作品のようなスケールの大きさと、不変かつ普遍のテーマ。
これはウケるでしょう。
評価:☆4.5

「工学部・水柿助教授の日常」(森博嗣・幻冬舎)
爆笑必至です。本当に笑える。
評価:☆5

「勇気凛々ルリの色 満天の星」(浅田次郎・講談社文庫)
エッセイ集。読んだら彼のイメージ変わると思う。
評価:☆5

「長い長い殺人」(宮部みゆき・光文社文庫)
10コの財布とその持ち主が殺人事件をあぶり出す。おすすめ。
評価:☆4.5

「南くんの恋人」(内田春菊・文春文庫)
マンガですけどね。でも、せつないラストシーンは健在。
評価:☆4.5

「そして二人だけになった」(森博嗣・新潮社)
タイトルどおりですが、それどころじゃないです。
評価:☆5

「封印サイトは詩的私的手記」(森博嗣・幻冬舎)
参考になります。
評価:☆5

「十角館の殺人」(綾辻行人・講談社文庫)
お見事でした。考えたい人におすすめ。
評価:☆5

「先生」(吉村達也・角川ホラー文庫)
恐怖はまわり続ける。中学生たちの悲劇。
評価:☆4

「ミシン」(嶽本野ばら・小学館)
江國香織をもっと上品にしたような感じ。文体丁寧すぎるけど、わかりやすい。
評価:☆3

「作家の花道」(室井佑月・集英社)
独身時代・結婚・妊娠・出産までのエッセイ集。そういえば離婚は成立したの?
高橋源一郎は今いずこ?
評価:☆3

「R.P.G.」(宮部みゆき・集英社文庫)
興味深く読めます。こういうのって確かに可能だと思う。
評価:☆4.5

「中央線なヒト」(三善里沙子・ブロンズ新社)
中央線沿線に住む人々、中央線に対する愛情いっぱいの一冊。
私も中央線好きなんですが、三鷹あたりに住もうかなぁとか思いました。
評価:☆5

「ミッドナイト・コール」(田口ランディ・PHP)
内容もよかったんだけど、あとがきの石の話が最高。
評価:☆3

「家族狂」(中村うさぎ・角川文庫)
怖かったです。マジで。薄いので気軽に読めますが、覚悟を。
評価:☆4

「あじゃ@109」(吉村達也・ハルキホラー文庫)
怖くはないんだけど、ミステリー。泣くかも。
評価:☆4

「一緒にいたい人」(狗飼恭子・幻冬舎文庫)
カンタンに忘れられる恋愛なんて、本当の恋愛じゃない。同感。
評価:☆4

「鱗姫」(嶽本野ばら・小学館)
この孤高の美意識。独壇場です。
評価:☆3

「ナチュラル」(谷村志穂・幻冬舎文庫)
奇妙な四角関係の行く末は!?
評価:☆3

「むかつくぜ!」(室井滋・文春文庫)
この人は女優業よりも文筆業の方が向いてるかも。
評価:☆4

「人質カノン」(宮部みゆき・文春文庫)
表題作にひっぱられたら、もう最後まで読むしかありません。
評価:☆4.5

「渋谷アンダーグラウンド」(島村匠・角川ホラー文庫)
人の心を動かすって、ある意味洗脳なのです。つまり、どうにでも操れるし
洗脳者の性格によってはえらい事態になるわけ。
評価:☆4.5

「放課後」(東野圭吾・講談社文庫)
伏線のはり方が滅法上手です。最後までそれが伏線だったと気づかせないところがね。
評価:☆4.5

「0の殺人」(我孫子武丸・講談社文庫)
明るく楽しい殺人事件でした。さらっと読めます。
評価:☆4

「六人の超音波科学者」(森博嗣・講談社ノベルズ)
彼の得意分野ですね。さらに前衛的な手段を小説の中に埋め込むとは。
評価:☆5


紫の俺うたげのむらさき