初めての救急車
覚えていることは、ほとんど無い。というか、確か救急隊員に伝えたはずのことが、治療者には伝わっていないこと。
そして、何も解っていやしない看護婦に、説教されたことだった。
あの時、動けたら、そして気持ちのままに動いていたなら
「てめぇに何が解るんだ!」
と叫んで殴りつけていただろう。今でさえ、その時の看護婦が誰だか解るなら、月明かりの晩だけだと思うな。と怒りがわき上がってくる。
自分の中では、殺してやりたい人間が一人増えたことでもあった。
-----index-----
発端
どうやって死のう?
飲んでしまった
初めての救急車
解放してくれなかった
トップへ戻る