初めての救急車



覚えていることは、ほとんど無い。というか、確か救急隊員に伝えたはずのことが、治療者には伝わっていないこと。
そして、何も解っていやしない看護婦に、説教されたことだった。
あの時、動けたら、そして気持ちのままに動いていたなら

「てめぇに何が解るんだ!」

と叫んで殴りつけていただろう。今でさえ、その時の看護婦が誰だか解るなら、月明かりの晩だけだと思うな。と怒りがわき上がってくる。

自分の中では、殺してやりたい人間が一人増えたことでもあった。


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発端

どうやって死のう?

飲んでしまった

初めての救急車

解放してくれなかった



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