ルンバ・ベーシック - 管理人

2018/08/16 (Thu) 09:06:58

ルンバは、大変人気のある種目ですが、きちんと教わっている(踊れている)人が少ないように感じられます。
ルンバの基本をみていきたいと思います。

1.ポイズ&ポスチャー

これがスタンダードとは全く違うということを意識して踊っていらっしゃいますか。パーティ等で皆さんの踊りを拝見すると、ボール・バランスで軽やかに踊っていらっしゃる方が多いようにお見受けします。
違います。
まずは、バランスですが、ヒール・バランスと思った方が近いと思います。
なぜなら、フラット(足全体を床に着けていること)に立ち、さらに支え足のひざを後ろに押し込むように伸ばす(ニー・バックといいます)わけですから、当然に重心は少し後ろの方に来ます。
ヒールまで体重を感じていない場合は、ルンバの立ち方ができてないなと疑ってください。

次にポスチャーですが、上半身は、スタンダードと同じように横隔膜を上げて肩をすっきりと落とします。下半身が全く違います。上半身は上げたまま、休めの姿勢を取るようなイメージです。すなわち、支え足に全体重を乗せて、おなかが一段落ちるとともに、ヒップを横から後ろに移動させます。この下半身は、下へ下へ、上半身は、上へ上へという二面性がルンバの面白いところです。
もう一つ、体重の乗っていない方の腰・脚・足はリラックスさせておかなくてはなりません。こちらに力が入ってしまうと、支え足の方のヒップが上手く上がってくれません。常に、支え足側のヒップが上です。

Re: ルンバ・ベーシック - 管理人

2018/08/16 (Thu) 10:33:09

2.ヒップ・ムーブメント

よく、「ヒップは、8の字に振って踊りましょう」といったことを耳にするのですが、果たして本当でしょうか。
卵が先かニワトリが先かといった話になるのですが、私は、正しく体重移動を行えば、ヒップが自然に動くというのがヒップ・ムーブメントであると思います。
プロでもヒップ・コントロールして8の字を描いている方がいらっしゃいますが、何かしら人工的で気持ち悪く感じるのは、私だけでしょうか。

ヒップ・ムーブメントは、次の4つに分類されます。

@セトリング:体重の動き始めに起こるヒップ・ムーブメントです。
Aラテラル:クカラチャやサイド・キューバン・ロックのときに用いられるヒップ・ムーブメントで、ヒップはわずかに回転させながら、右または左へ動かします。
Bローテ−ショナル:ウォークのときに起こるヒップ・ムーブメントで、ヒップは垂直な背骨の周りを右または左に回転します。
Cツイスティング:女性のヒップ・ツイスト等のときのヒップ・ムーブメントで、単にヒップのみで始められるアクションです。

Re: ルンバ・ベーシック - 管理人

2018/08/16 (Thu) 11:44:08

3.前進ウォーク

@右足体重で、左足をトーのインサイド・エッジで軽くプレスして後方に保ったところからです。
Aセトリング・ヒップ・ムーブメントを用いて、体重を前へ移動させます。左ひざを少し曲げて左足を右足の横に引き寄せます。
B左足は、最初はトー、次いでボールで前進します。足が着く直前にヒールを下ろし、左ひざを伸ばします。
C体重は、そのときのビートバリューに合わせて、スムースなアクションで左足全体に乗せて、ローテ−ショナル・ヒップ・ムーブメントを完了させます。
D右足ボール、トー、トーのインサイド・エッジとフットワークを使って、右足を右回転させます(トー・ターン・アウト)。
Eヒップの回転により、左足ヒールと右足トーは、同一線上になります。

Re: ルンバ・ベーシック - 管理人

2018/08/16 (Thu) 12:38:44

4.後退ウォーク

@左足体重で、右足はヒールを床から離して、トーで軽くプレスして前方に保ったところからです。
Aセトリング・ヒップ・ムーブメントを用いて、右ひざを少し曲げて右足を左足の横に引き寄せます。
B右足は、最初はボール、次いでトーで後退します。
C体重は、そのときのビートバリューに合わせて、スムースなアクションで右足全体に乗せて、ローテ−ショナル・ヒップ・ムーブメントを完了させ、右足を自然にターン・アウトさせます。
D体重移動の間、左ヒールを床から離し、左ひざは前方に少し伸ばします。
Eヒップの回転により、右足トーと左足ヒールは、同一線上になります。

Re: ルンバ・ベーシック - 管理人

2018/08/16 (Thu) 13:35:02

5.その他のウォーク

プレスド・フォワード・ウォーク(例.クローズド・ヒップ・ツイストの女性第3歩)

@パートウェイトでひざを曲げて、足のボールで小さく前に置きます。
A足に全体重をかけて、最後の1/2ビートでヒールを下ろし、ひざを伸ばします。

プレスド・バックワード・ウォーク(例.ナチュラルトップの男性第1歩)

@パートウェイトでひざを曲げて、足のボールでキューバンクロスします。
A足に全体重をかけて、最後の1/2ビートでヒールを下ろし、ひざを伸ばします。

エクステンデッド・フォワード・ウォーク(例.アレマーナの女性第4歩)

@トーのアウトサイド・エッジで軽く床をプレスし、ひざを伸ばして、足を前にポイントします。
A足に全体重をかけて、最後の1/2ビートでヒールを下ろします。

Re: ルンバ・ベーシック - 管理人

2018/08/16 (Thu) 13:56:06

6.ルンバのフットワーク

すみません、ウォークの前に説明すべきだったかもしれません。
ルンバは、ほとんどすべてのステップがBF(ボール・フラット)です。
パーティ等で、ルンバのフットワークがHTであったり、摺り足であったりする姿を少なからずお見受けします。
正しいフットワークは、次のとおりです。

前進ステップ:トーで始めて、次いで床にいくらかプレッシャーをかけて、ボールとなります。ヒールは、ステップが伸びきる少し前に下ろします。体重を乗せていない方の足のトーのインサイド・エッジで床をプレスしますが、このとき、ひざをしっかり伸ばしておくことが必要です。

後退ステップ:ボールで始めて、次いでトーとなります。最後にステップが伸びきって体重が移されるときにヒールを下ろします。体重を乗せていない方の足のヒールは、自然に床から離します。トーで床をプレスしますが、このとき、ひざをしっかり伸ばしておくことが必要です。

Re: ルンバ・ベーシック - 管理人

2018/08/16 (Thu) 15:25:18

7.ポジション

結構沢山ありますね。

@クローズド・ポジション:ノーマル・ホールドで少し離れて向かい合う。

Aコンタクト・ポジション(クローズ・ポジション):ノーマル・ホールドで軽く接触する

Bオープン・ポジション:およそ腕の長さくらい離れて向かい合い、「男性左手、女性右手」、「男性右手、女性右手」、「ホールド無し」、「両手」で組む。

Cファン・ポジション:ファンのときのポジション。

Dプロムナード・ポジション:PPでノーマル・ホールド。

Eオープン・プロムナード・ポジション:PPで「男性右手、女性左手」、「男性左手、女性右手」、「ホールド無し」で組む。

Fオープン・カウンター・プロムナード・ポジション:CPPで、「男性左手、女性右手」、「ホールド無し」で組む。

Gライト・サイド・ポジション:女性は男性の右サイドで、「男性右手、女性左手」で組む。

Hレフト・サイド・ポジション:女性は男性の左サイドで、「男性左手、女性右手」で組む。

Iライト・シャドー・ポジション:女性は男性の右側で少し前に立ち、男女同じ方向に面する。

Jタンデム・ポジション:女性が男性の正面で、男女同じ方向に面する。

Re: ルンバ・ベーシック - 管理人

2018/08/16 (Thu) 20:20:10

8.リード&フォロー

@ウェイト・チェンジ:女性は、男性の体重の移動にフォローする。
Aフィジカル:男性は、腕のトーンを強め、その手のプレッシャーを感じさせてリードする。女性は、それに合ったトーンで応じ、男性のリードが続く限り、そのリードされている方向に動き続け、次いで異なった方向へ回転する。
Bシェイピング:男性は、ボディと腕の型によってポジションをリードする。
例えば、アレマーナの4〜6歩では、女性は、男性の左手によって指示された方向に動く。男性は、女性の右手を女性の右肩上で、頭の位置より高く保ち、それによって女性のバランスが保たれる。
男性は、女性が右に回る場合は右の方向に、左に回る場合は左の方向に手を回す。
Cビジュアル:ホールド無しで踊っているときに、女性は男性のステップを見て、その真似をする。

Re: ルンバ・ベーシック - 管理人

2018/08/17 (Fri) 04:48:26

9.タイミング

ルンバは、上半身を見せる踊りです。
ヒップ・アクションは、コントロールされた体重移動によって生まれます。
1拍の場合、この体重移動は、ビートの後半の1/2拍で行われます。
すなわち、2&3&の&カウントのところで体重移動を行うということです。
2拍の場合、この体重移動は、ビートの後半の1と1/2拍を当てます。
すなわち、4&1&の”&1&”とゆっくりした時間をかけて体重移動するということです。

変形として、4&1&2まで時間を取って、2はホールド・ポジションで、次の&はヒールを下ろさずに体重移動(ステップ)するといったリズムの採り方もあります(ハバネラ・リズム)。ファン、カール、スパイラル、オープン・ヒップ・ツイスト等で用いられます。