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空手のお仲間のつてで、チケットを用意してくださって、初めて『ショーロ』という種類の音楽を聴きにいった。
ショーロは、ブラジルのサンバやボサノバの元となったサロン音楽で、ダンサブルなものが多い。
が、サンバのリズムほど激しくなく、ボサノバほどしっとりとしていない。
メンバーは、ブラジルからきた方たちで、ギター、7弦ギター、パーカッション(タンバリンに見える)、バンドリン(マンドリンのような楽器)、サックス(時々フルートも吹く)。
聴いているうちに、青空が見えてきたような気がした。
軽く、明るい音楽は、こんなホールで聞くものではないのだ、多分。
もともとはお酒を飲みながら聴く音楽らしいのだが、私は青空の下で演奏して欲しい気がした。
第一部は軽く馴らして、という感じの軽く、ふんわりした感じの曲が多かったような気がする。
第2部のはじめは日本人の3人組の、『ショーロクラブ』というバンドが登場、沖縄民謡などを奏でる。
沖縄の音楽とショーロは、合わないのでは、という心配は杞憂に終った。
バンドリンは三線(沖縄の三味線)に通じ、しっくりと収まった。
ショーロクラブの最後の曲は、フルーティストと一緒の演奏。しかも、ショーロクラブのオリジナル。
これは、ショーロというより、ジャズっぽく感じた。
ショーロクラブが終って、元に戻る。
今度は歌付だ。
ドレスを着た女性が歌を歌い、パーカッションの2人のうちの一人も歌う。
歌が終り、また演奏だけに戻るのだが、1部と違うのはみんながノリノリで演奏すること。
それぞれの楽器のソロがあったり、演奏の競争をしたり、舞台の上で『次、おまえがアドリブやれ』と言っているらしい風景も目にした。
特にすごかったのは、パーカッションのアドリブ。
左手で持って右手でたたくパーカッションの叩く手のすばやさ、音のこまやかさは、口では語れない。
思わず『おぉ』と感嘆の声をあげながら拍手している自分がいた。
アンコールは全員参加で。
それぞれのアドリブあり、同じ楽器でのセッションありと、1曲の中に盛り沢山な内容。
2曲目のアンコールはショーロクラブが抜けての演奏。
アンコールの拍手は、いつまでも鳴り止まなかった。
ショーロ、自分に合っているような気がする。CDでも買って、聴いてみたいな、と思う。
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