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今日はプラド美術館とセゴビア。
プラド美術館は3回目であるが、前回は恐怖の1時間突貫工事ツアーだったので、今回の『プラド美術館2時間』は期待していた。
なんてったって、前回は私の愛するムリーリョの『よき羊飼い』を見られなかったんだもん。今回こそは!である。(上野でプラド美術館展があった時に見たことはすっかり忘れている)
ゴヤ口から、空港で見かける金属探知のゲートをくぐり中に入る。
ガイド氏が全員集合をかけ、
『解説付ツアー1時間に来てもいいし、ここから自由行動開始しても構いません。集合時刻12:00ゴヤ口(2時間20分後であった)だけは守ってください』
の声を聴き、早速最初っから自由行動に移ることにする私。
それじゃ、とざくざくムリーリョの『よき羊飼い』へ。
しかし、そんなことをしたのは私だけだったらしく、他のツアーの方に妹Nは『お姉さんどうしたの?』と聞かれまくっていたらしい。ごめんよ。
でも、解説付ツアーは1度で充分である。初回のプラドは3時間全部自由行動(フリーで行っているので当たり前)だったし。
ムリーリョコーナーらしいところへ行くが、よき羊飼いが見当たらない。
一応、学芸員の方に『ムリーリョは何処?』と聴いてみるが、そこだけらしい。
ショーックである。この為だけに来たと行っても過言ではないのに・・・。
仕方がないので気を取り直し、ベラスケスの『マリアナ王妃の肖像』(名前が違っているかもしれないが)を探しに。
『ラス・メニーナス(女官たち)』や、『マルガリータ王女』は有名で、以前プラド美術館展が上野に来たときには、これらは見ていた。勿論、ムリーリョの『よき羊飼い』も来ていたのが。
然しながら、私の見たかったマリアナ王妃は来ていなかったのだ。
ということで、ベラスケスコーナーへ。
・・・。ラスメニーナスは人だかり、マルガリータ王女は可愛い。
あれ、マリアナ王妃は?
くうう。私が期待していた2つの絵画がないとはどゆこと?
失意のどん底(嘘)に落とされた私は、とりあえず、エルグレコや、美味しい絵(静物画の食べ物シリーズがある)を見ることに。
が、モネ展をやっている関係で、展示数がとんでもなく少ない。
くすん。
しかし、2時間20分で、ほぼ全ての展示は見ることが出来、お土産物色の時間さえあったのであった。
お腹一杯。ふう。
お昼までに少し時間があったので、30分ほど三越へ。
特に買いたいものもなく、ただ、ハライタが予定より早く始まってしまい、予備を殆ど持ってこなかったので薬局へ買いに走ったりしていたら時間はあっという間に過ぎ去った。
そうして、漸くお昼ご飯。パエジャ。
パエジャレアール、という有名なレストランで、ビーツ、レタス、トマトのサラダ、パエジャ、三色アイスのお昼ご飯
パエジャ鍋のまま持ってきてもらい、目の前で分け、サーブしてくれる。
しかも、美味い。
感動、である。
お魚の出汁が効いていて、日本で作るときは鰹節がいいかも、と思わせる味であった。
午後はセゴビア。
大体バスで1時間ほどの所だ。
途中、車窓で大統領官邸、競馬場、ゴルフ場、カジノなどを見つつぼんやりと過ごす。
セゴビアは、ディズニーランドの白雪姫のお城のモデルとなったお城(アルカサル)のあるところである。
何故セゴビアのお城が?というのは、どうやらダリ(スペインの有名な画家。おひげが有名(?))が当時ディズニー社で働いており、サジェスチョンした、ということらしい。
また、2世紀に出来たローマ水道橋も有名で、29mの高さの橋は、見上げていると首がいたくなるほど。
30年程前までは、水道橋の下を車が行き交っていたのだが、今は車両通行止めとなっており、人間、動物と自転車が通行可能となっている。
3年前に来たときは、公共のバスだったので、バスステーションから旧市街を通って橋までやってきたのだが、今回はバスステーションとは反対側にある新市街を通って橋までやってきたので、景色が変わって楽しかった。
12世紀のサンマルティン教会を経てカテドラルへ。16世紀から18世紀にかけて建てられ、最後のゴシック様式だそうだ。
カテドラル前のマヨール広場でちょっと休憩。
お土産物やさんを見たり、壁の地模様の綺麗な建物を見たり(この壁にある地模様はセゴビアの特徴)して過ごす。
13世紀の聖ステバン教会(塔が美しい)を経てアルカサルへ。
お城の中は、15世紀から16世紀ごろの音楽が流れており、どこかで演奏しているのか、と思っていたがどうやらスピーカーから聴こえてきているようだった。
ちぇっ。
以前は殆ど全てを見ることが出来たのだが、今は別料金となっているところもあり、ベランダ(?)から外を見たりすることは出来なかった。ちぇっ。
しかし、解説付だと、この部屋は何の部屋、というのが分かって嬉しい。
フリーだとほんとに分からないもの。
ここは、トイレが美しい。
お部屋のようになっており、フランス窓からは絶壁が見ることが出来る。
以前来た時には全ての部屋がそうなのだ、と信じ込んでいた。
私の入った個室がそうだったから。
が、どうやら1部屋だけらしい。
ということは、以前の私は、むちゃくちゃラッキーだった、ということだ。
今回は、待ってでもその部屋へ入るぞ、と決意をし、写真を撮りまくった。
お城から出て、そのままお城の裏へ。
バスがそちらの方にとめてあるらしい。
お城から見えた、12角形のベラクルス教会(13世紀)のすぐそばを通る。
この教会は、真中に祭壇があり、戦のときに馬では行ってお祈りが出来るようになっている。
(普通スペインの教会は、東を向いている)
バスに乗って、すぐ、お城の全景を取れるスポットで一旦バスを降りる。
お船の頭の部分のように見えるアルカサルをバックに記念写真を撮り捲る。
フリーで来た時には、こんなところにまでは行かなかったので、ちょっと感動である。
セゴビアからそのままマドリッドへ戻り、晩御飯へ。
王宮の下にあるレストランで、豚の丸焼きだ。
豚の丸焼きと言えばセゴビアが有名なのだが、どうやら最近は質が落ち、美味しくなくなったらしい。
今回はマドリッドで食すことに。
コンソメ(でも濁っている)、子豚の丸焼き(皮は硬いが身はとても柔らかい)、デザート。
お皿を使って焼いた豚を割り(それだけ柔らかく仕上がってますよと言いたいのかな?)それをそのまま皆にサーブしてくれるのだが、子豚の丸焼きを見た女性たちは、ひょえぇ、と気持ち悪そうな声をあげていた。
でも、皆、しっかりと食べていたのだが。悲鳴をあげるなら食べるなっ。
明日は最終日。午前中自由行動だ。いつものブランド購入隊4人で明日の買い物ツアーの策を練ったのであった。
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