会社の同僚(といっても、今は皆違う部署になっている)5人で竹の子掘りに行ってきた。
まずは、前日の夜からこのツアーは始まる。
待ち合わせ場所から遠い2人がWさんの会社の寮にお泊りするのだ。
竹の子掘りの場所からは近いのだが待ち合わせ場所から遠い私もその対象。
会社が終わり、まずYさんと日本橋で待ち合わせ、中華料理屋さんで晩御飯を頂く。
途中で家主のWさんが参加、あっというまに3人で
ちんげん菜のクリーム煮、鶏肉ときのこの炒め、五目おこげ、しゅうまい、五目やきそば、タピオカココナッツミルク2つと胡麻団子を2つを3人で分けたもの、以上を平らげる。
前もって、高島屋でハモンイベリコを固まりのものをカットしてもらったり、パルメジャーノレッジャーノを買っていたので、帰り道、安い赤ワイン(といっても濃厚なもの)ときゅうりを購入。
きゅうりはスティックにし、パルメジャーノレッジャーノは1/4ほどをカットする。
ワインは成功だった。口の中でとろけるハモンイベリコ(どんぐりだけを食べて育ったイベリコ黒豚のハム)の油分をワインが流し込み、香りが広がる。ワインがくいくい進む。
そうして、時々きゅうりで口直しをする。
パルメジャーノレッジャーノは3年ものと聞いていたが、香りが強く、これもワインに合って美味しい。
3人とも殆どアルコールを飲めないので、余ってしまったが、『大人の女の酒盛り』の雰囲気だけを味わった。
翌日、朝ご飯にリゾットを作り11時に寮の最寄駅で待ち合わせ。
車を運転するAさん、ちょっと遠くから来るKさんも無事到着し、11:10出発。車で普通に行けば1時間弱で着く筈。
が、湾岸線に入って大渋滞。結局1時間半かかり、漸く現地到着した。
我が家から車で30分ほどの隣村にある樹齢300年の山桜のそばにある茶店が現地。
ここは、竹の子のフルコースが食べられる季節限定の茶店で、10年程前からオープンしている。
経営しているのはSさんという、村で農家をしている人で、茶店も彼が手作りで建てたのだ。(掘っ立て小屋といった感じ)。
すぐにでも竹の子掘りをしたかったのだが、まずは腹ごしらえ。
竹の子ごはん、竹の子汁、竹の子のお刺身、たけのこの天ぷら(彩りに春菊の天ぷらも添えてある)、こんにゃくの味噌田楽を頂く。
たまたま、以前私がお手伝いをしていた頃にもお手伝いをしていた、母の友人が茶店の『オバちゃん』をやっていたので、お友達価格でフルコースを頂く。
そうして漸く竹の子掘りだ。
茶店から徒歩3分くらいの山が現地。
竹林というと、普通平らなところを思い浮かべるかもしれない。が、山だ。しかも結構急坂。
持ってきた軍手をはめ、借りたスコップ3本を持って竹の子を探しながら山を昇って行く。
昇るというより、竹を支えにうんしょっと足を持ち上げる感じであるが。
見つけるのは茨城県出身のWさんが得意。さすがである。
そうして掘る作業へ。が、掘るのが大変だ。
まず、竹は根っこが張っている。根っこを切りながらスコップで土を掘って行くのだが、全体重をかけないとぶちぶちっと根っこが切れない。
そうして最後にスコップを横にして竹の子を切って掘り出すのだ。
掘るのが足りないと、途中でぐさっと切れてしまったりもする。
私はカメラマン中心、掘りだすのが結構上手だったのは今回初参加のYさんだった。
掘った後は、掘った土を元に戻し、足で踏み均し、元の状態にしてあげる。
これはAさんが良く気がついていた。
小一時間掘って、11本の収穫。
しかし、茶店のSさんは、2秒ほどで1本を掘り終え、お米の袋に一杯一杯を茶店に運んでいった。自分達の遅さを実感・・・。
帰ってきてまずは甘いもの補給。
北海道産の小豆をマメから炊いたぜんざいを頂く。
これもお友達価格で頂くことが出来た。
マメから炊いただけあって美味しい。尚且つ、草もちが入っていて、蓬の香りも加わり、美味しさが増すのだ。あぁ、幸せ。
ドイツ人の、世界的に活動しているフラメンコダンサーの方が、この茶店の裏の雑木林を気に入って、ここでフラメンコをしたいということで、只で踊って下さるようになって2年、今回も来てくださった。3回目だ。
去年訪ねた時、突然Kさんが、
『先生!』
と叫んだものだから驚いた。
彼女の大学時代のゼミの教授がこの方とお知りあいで、彼女の講義を受けたことがあるそうだ。(その後の懇親会←要は飲み会らしい、にも参加)
そんなわけで、今年も前から『今年も来るといいね』とは言っていたのだが、本当に同じ日にぶつかるとは思わなかった。運がいい。
舞台は近所の方が作った。
石のテーブルを土台に、ベニヤ板で舞台を作る。階段も後ろに作って、昇りやすいようになっている。
最初に、カスタネットを使って踊る。続いて衣装を替えスカーフを持って踊る。最後にカルメンを踊った。
踊る時にはちょうど舞台を照らすように太陽が差し込み、自然のライトである。
最後に観客の中から3人呼ばれ、舞台上は即席フラメンコ教室となる。
ちなみに去年は、私たちが呼ばれ、舞台上で恥をさらした(笑)。
今年は全体的に高年齢の方が多く、フラメンコ教室も去年よりも易しかったように感じたのは気のせいか。
竹の子掘りは結局、茶店のSさんのご好意で全て貰って帰ることが出来た。
持つべきものは顔の広い両親だ。
結局、お友達価格だらけで堪能した一日だった。
おかあさん、ほんとうにどうもありがとう。