第七巻


第56話 血染めの花!! 第57話 恐怖の炎熱地獄!! 第58話 酔拳士・酎!! 第59話 互角の勝負!! 第60話 ナイフエッジ・デスマッチ 第61話 ベスト8出そろう!! 第62話 2回戦開始!! 第63話 卑劣!操血瘤!! 外伝 TWO SHOTS


第56話 血染めの花!! 担当 => 蔵馬&飛影 <ストーリ> ああっ、蔵馬。いったいどうしちまったんだ。 なぜ反撃しねーんだ? どー見たってそんなヤツよりお前のが強えーはずだ。 そうか、六遊怪の奴らが汚ねー手使ってやがるな! だがこのままでいる蔵馬じゃねェ。 そんなヤツ、一気に叩き潰してやれ!! <感想> 飛影「フン、つまらん戦いだ。    というより、戦いになっていないしな。」 蔵馬「まあ、相手は雑魚ですからね。」 飛影「弱い奴ほど、下らん事をするからな。」 蔵馬「そうですね〜。呂屠以外にもたくさんいましたからね。    外道が。」 飛影「そういう奴らには、いつもシマネキ草のタネを使うのか?」 蔵馬「たいていは、そうですね。一番、効果的ですから。    花もきれいに咲きますし(^^)」 飛影「しかし、貴様のその戦い方は、冷静なのか無謀なのか分からんな。    オレは、そんなまねしたくもない。    小細工せずに、さっさとローズウィップで殺ってしまえば、済む話だ。」 蔵馬「でも、もし、雪菜ちゃんが人質になれば、    あなたもオレと同じような事するんじゃないですか?」 飛影「フン、オレは、どんなことがあろうと、敵の言いなりにはならん。」 蔵馬「(確かに、言いなりになってる飛影って、想像すると怖いですけど……。)    ところで、静流さん、さすがですね。    一発でオレが『普通の人間』でないことを見抜きましたね。」 飛影「静流というのは、あのつぶれ顔の姉だったな。」 蔵馬「(飛影にしては)よく覚えてますね。」 飛影「フン、確かに蔵馬は『普通の人間』ではないが、    桑原の方がよほど『普通の人間』ではないな。」 蔵馬「……それは、静流さんもよく分かっておられると思います……;;;」 ♥TOPへ♥ ☆巻目次に戻る☆ ★ホームへ戻る★
第57話 恐怖の炎熱地獄!! 担当 => 桑原&飛影 <ストーリ> いよいよ六遊怪チーム最強の戦士・是流の登場だ。 飛影、あいつの炎はただの炎じゃねェ。 あれをまともにくらったら、おまえでもただじゃすまねェ! あいつの炎に対抗する技を持ってるのか? 何だ、あの見たこともねーかまえは。 ああっ! 黒い炎だ!! <感想> 桑原「この話だけ読んだら、是流って、すげぇ弱ぇ奴に見えるよな……。」 飛影「フン、貴様なら、“確実”に殺られている。」 桑原「ケッ!!そう言うと思ったぜ!    まあ、確かによ……、初めて炎殺黒龍波を見たときは、ビビッたぜ……。」 飛影「当然だ!!」 桑原「(なんでこいつ身長小せーくせに、態度はこんなにでかいんだ?!(怒))」 飛影「奴(是流)は、チャチな炎で、オレたちを挑発しに来たんだ。    別に剣で八つ裂きにしてやっても良かったが、    目には目を、炎には炎を、だ。」 桑原「おめー……、結構負けず嫌いだな……;;;    その負けず嫌いな性格のおかげで、    未完の奥義を出すことになり(是流が強かったせいもあったらしいが)、    見事是流や周囲の妖怪たちに圧倒的強さを見せ付けれたってわけだ。」 飛影「フン!!負けず嫌いなどではない。    弱いくせに“自分の方が強い”と思ってるバカが嫌いなだけだ。」 桑原「(負けず嫌いだから、そういう奴が嫌いなんじゃ……。     負けず嫌いってのは、人のこと言えねーけど……)    おっ、ところでよ、蔵馬から伝言があるんだ。」 飛影「蔵馬から伝言だと?なんだ?それは?」 桑原「えーと、    『飛影は、ジャンケンを知っているのか?知っていないのか?』」 飛影「………どういう意味だ?」 桑原「えーと、    『六遊怪チーム戦の時には、「順番はジャンケンで決めたんだろう」と飛影は言ってるのに     浦御伽チーム戦の時には、「ジャンケン?何だ?それは?」と言っている』    だってさ。」 飛影「…………奴(蔵馬)は、細かいな…………。」 桑原「……ま、まあな……。」 ♥TOPへ♥ ☆巻目次に戻る☆ ★ホームへ戻る★
第58話 酔拳士・酎!! 担当 => 幽助&蔵馬 <感想> 幽助「お前……、結構失礼な奴だなぁ……。」 蔵馬「え?何ですか?突然???」 幽助「ほら!ここのセリフ……、7巻の61ページんとこ。    『外見とは対照的に洗練された美技だ』ってセリフ。」 蔵馬「ああ。このセリフですね。    でも、別に声に出していってるわけじゃないじゃないですか。」 幽助「でもよー。ストレートに言うと    『酎は、美しくない』って言ってるのと同じじゃねーか。」 蔵馬「……わざわざストレートに言い直さないで下さい!」 幽助「それにしても、蔵馬、大変だなぁ……お前。    飛影の腕のこと気にかけたり、酎の奇妙な妖気について考えたり、    オレの心配したり……。    オレは、飛影の腕のこと知らなかったし、    酎の妖気は”何かある”と思ってたけどあんまり気にしなかったし、    なにより、楽しそうな戦いになりそうだなぁってワクワクしてただけなのにな。」 蔵馬「ええ、ええ。オレ以外、誰も何も考えてくれませんから、    その分もオレが考えないと……。」 幽助「…………(嫌味だろうか……?)」 蔵馬「まあ、幽助の心配については、取り越し苦労でしたけどね。    あまりにも楽しそうなので、心配して損しました。」 幽助「へへっ。酎っておもしれー奴だよな。    酔ってるとはいえ、戦う相手に自分の技をばらしてしまうもんな。」 蔵馬「幽助は、酔ってもいないのに霊丸を披露したじゃないですか。    (次回の話ですが)」 幽助「だってよ!酎は自分の技を教えてくれたのに、こっちは教えないなんてずるいじゃねーか。」 蔵馬「そうですね。それに酎は自信もあったのでしょうね。    たとえ相手に技を教えても、自分の酔拳を破ることはできないと。    幽助も苦戦しましたし(^^)」 幽助「なんだよ。確かに動きが流れててとらえにくかったけどよ。    一応、酎の攻撃は、”全部”腕でガードはしたぞ!」 蔵馬「でも、幽助の攻撃は全部よけられましたよね。」 幽助「……お前、本っ当に嫌な奴だよなぁ……。」     ♥TOPへ♥ ☆巻目次に戻る☆ ★ホームへ戻る★
第59話 互角の勝負!! 担当 => 桑原&幽助 <ストーリ> へへッ、酔拳の酎か。なかなかやるじゃねーか。 流れるような身のこなし、次々と繰り出してくる大技。 おまけに闘っている時のヤツの目は生き生きとしていやがる。 へッ! 気に入ったぜ、酎。 オレのほうも楽しませてもらうか!! <感想> 桑原「楽しそうだなぁ、オイ。」 幽助「おう!楽しかったぜ!!」 桑原「また、力が互角だから、一層楽しめたんだろうな。    見てるこっちは、冷や冷やしたが……。」 幽助「…?なんで冷や冷やしたんだよ?」 桑原「お前なぁ……(怒)冷や冷やするに決まってんだろうが!!    相手(酎)は、お前と互角の力の持ち主だし、    お前、酎に殴り負けて、隙を作っちまうし、    酎は酎で無茶して、霊丸と比にならないエネルギー球を作り出すし…。    危なっかしいんだよ、お前の戦い方は。」 幽助「悪かったなぁ。危なっかしくて。    (テメーに言われたくねーよ…。)」 桑原「でも、まあ、連射なんてよく考えついたよな〜。    お前、頭悪いくせに、ひらめきだけは、“蔵馬級”だよな。」 幽助「変な褒め方するなっ!!    連射したのは、酎のエネルギー球がだいたいオレの霊丸の2つ分って思って、    『じゃあ、霊丸2つ撃てばいいじゃん』って単純に思ったからなんだけどな。」 桑原「……すげー単純思考だな……。いつものことだが。」 幽助「なんか、今回妙に愚痴るよな、お前。    ちょっとは感想言えよ。」 桑原「だからさ、今回の感想は、心配や冷や冷やしてるのは周りだけで、    本人たちは、何も気にせず楽しんでるってことだよ。    お前ら、いい顔してたよ!」 ♥TOPへ♥ ☆巻目次に戻る☆ ★ホームへ戻る★
第60話 ナイフエッジ・デスマッチ 担当 => 蔵馬&幽助 <ストーリ> さっきの戦いでからだ中の霊気を全部使い切っちまった。もう霊丸を使えねェ。 へッ! 何でい、酎、お前のほうもヘロヘロじゃねーかよ。 オイ! まだノビちまうには早すぎるぜ。 オレたちの勝負はケリがついたわけじゃねーんだからよ!! <感想> 蔵馬「……温子さん……『昔の血が騒ぐわ〜〜〜』って……。」 幽助「…………(−−;)」 蔵馬「なんか、温子さんも“楽しそう”ですよね。」 幽助「……普通……心配するもんじゃねーのか?」 蔵馬「まあ、オレが幽助の立場で、母さんが見てたら、母さん心配で心配で    気が気じゃないでしょうね。    でも、いいじゃないですか!楽しんでもらえたんだから。」 幽助「別に楽しませたわけじゃねーっつーの!!」 蔵馬「心配かけるよりはいいでしょう?」 幽助「うっ……。    ……まあ、それは……そうだけど……。」 蔵馬「でも、幽助には一番合った戦いだったかもしれませんね。    『ナイフエッジ・デスマッチ』は。」 幽助「おう!自分でも、霊撃戦より向いてると思うぜ♪」 蔵馬「純粋な殴り合い好きですもんね、幽助は。」 幽助「もう一回してーなぁ……。    蔵馬、やらねー?」 蔵馬「絶対嫌です!(どキッパリ!)    オレにとっては、逆に不向きな決闘法ですし、幽助の石頭にはきっと勝てません。」 幽助「じゃあ、頭って脳みそ軽い方が堅いのかな?」 蔵馬「え?…さ、さあ……。(どう答えろと……;;;)」 幽助「ところでさぁ、鈴駒が言ってたけど(正確には思っていただけ)    『クレイジー』ってどういう意味???」 蔵馬「辞書を引きなさい!辞書を!!    幽助にピッタリな言葉ですよ(^^)(幽助怒るかもしれないけど)」 ♥TOPへ♥ ☆巻目次に戻る☆ ★ホームへ戻る★
第61話 ベスト8出そろう!! 担当 => 桑原&幽助 <ストーリ> 死闘の末に次の闘いへとコマを進めたオレたち。 だが、うかうかしちゃいらんねェ。 とうとう戸愚呂のヤツのお出ましだ! オメェの実力、じっくりと見物させてもらうぜ! ウワッ! なんてヤツだ。 話になんねーくらい強ェ!! <感想> 桑原「普通さぁ……、チーム戦なんだからさぁ、もう少しチームでまとまったりしないか?」 幽助「いきなり何のことだよ?」 桑原「今回の話の冒頭のとこだよ。『それぞれ行動を別にし…』ってさ。    オレたちって、試合以外であまり4人そろうことってなかったよなぁ。」 幽助「別にいいじゃねーか。絶対オレたちまとまるなんてことねーよ。    みんな個性強ぇからなっ!」 桑原「まーな。いい意味でも悪い意味でも……。」 幽助「でも、蔵馬偉いよなぁ。ちゃんと、敵の試合の見物してたんだな。」 桑原「オレたちは、結局一度だって試合見なかったよな。」 幽助「ああ。(アニメでは戸愚呂チームvs魔界狂戦士チームを見物したけど)」 桑原「まあ、今回の感想としては、浦飯は霊丸連射したため、霊気が使えなくなるし、    飛影は、黒龍波の後遺症で、右腕が使い物にならなくなるしで、    浦飯チームは、ボロボロだったと。    しかも、その状況に気付いてるのが、幻海ばーさんだけだった。    つまり、浦飯チームは、ちっともまとまってないチームであることが    よく分かる話だよな。今回。」 幽助「オレ、最後の最後まで飛影が右腕痛めてたって、知らなかったんだよなぁ…。」 桑原「ところでよ♪(にやあ)」 幽助「ん?」 桑原「雪村って、お前のことすげー理解してるよなっ!」 幽助「……螢子の奴……別にそんなに気を遣わなくてもいいのによ。」 桑原「オイオイ、そんなこと言っていいのかよ?    雪村、すげー健気じゃねーか?」 幽助「……まあ……(ちなみにお袋は、絶対健気じゃねーぞ!昔のお袋なんて知らんけど)」 桑原「ったく、オメーはいいよなぁ。見守ってもらえて……。    オレなんて、睨まれてるって感じだぜ…。    なんせ、『負けたらリンチ』だもんなぁ……(泣)」 幽助「静流さん…は…怖い……かもな。確かに。」 ♥TOPへ♥ ☆巻目次に戻る☆ ★ホームへ戻る★
第62話 2回戦開始!! 担当 => 桑原&飛影 <ストーリ> 大変だよぉ! Dr.イチガキチームとの試合が始まるってぇのに、 蔵馬と飛影はどこに行っちまったんだい? おまけに幽助は霊丸を打つことができないみたいだし。 あいつら強敵だよ! 一体どーやって闘う気だい? あたしゃ心配で見てらんないよぉ!! <感想> 桑原「いや〜〜、コエンマの人間界ヴァージョンには驚かされたぜ!    でも、おしゃぶりは絶対に取らないんだよなぁ、笑えるぜ!」 飛影「フン、貴様の顔の方が笑える……。」 桑原「(ムカッ!でも、気にせずに)    霊界ヴァージョンと人間界ヴァージョンって全然姿違うよな。    人間界ヴァージョン、ちょっとカッコよくなりすぎだぜ。」 飛影「フン、貴様に比べたら“断然”カッコいいな。」 桑原「(ムカムカッ!!)    姿だけでなく、人間界ヴァージョンになったら、身長も伸びたしな。    確かに、誰かさんみたいに、チビのままじゃカッコつかねーもんな!」 飛影「フン、それは、覆面(幻海)のことか?」 桑原「てめーのことだよ!てめーの!!!    くそ〜、お前としゃべってたら、疲れるぜ……。    まあ、いいや。今回の感想、さっさと終わらせようぜ。    おい、飛影、なんかあるか?今回の感想…。」 飛影「フン、そんなものはない。」 桑原「おいおい、それじゃあ、話が進まねーじゃねーか!」 飛影「貴様はどうなんだ?」 桑原「オレの感想はだな…、イチガキは最低最悪な奴だってことだ。    人間を人形扱いしやがって!    生き物は、感傷や理性があるから、素晴らしいってのによ!」 飛影「フン、貴様に理性があるのか?」 桑原「あるに決まってんだろうが!!」 ♥TOPへ♥ ☆巻目次に戻る☆ ★ホームへ戻る★
第63話 卑劣!操血瘤!! 担当 => 蔵馬&飛影 <感想> 蔵馬「雑魚……でしたねぇ……。」 飛影「ああ。雑魚だったな。」 蔵馬「でも、妖鋼獣ガタスバルとの対戦の時、オレがいて良かったでしょう?」 飛影「……貴様、何が言いたい……?」 蔵馬「飛影、あの時、万全の体勢ではなかったですし、    それに、飛影、機械の説得なんて、できないですものね(^^)」 飛影「だから、何が言いたいと聞いている(怒)」 蔵馬「……今回……飛影……活躍してないなぁと……。」 飛影「貴様、殺すぞ!!」←機嫌を損ねる 蔵馬「飛影の調子が悪いときだったんですから、仕方ないじゃないですか?」 飛影「……。」 蔵馬「今までだって、これからだって、飛影は圧倒的強さを皆に見せ付けるんですから    今回くらいいいじゃないですか。(ちょっとフォロー(笑))」 飛影「…………。    フン、まあ、いいだろう。」←機嫌をなおす 蔵馬「(機械も扱いやすいが、飛影も扱いやすい……)」 飛影「今回の感想を言うぞ!」 蔵馬「え?あ、はい!……飛影が感想を言うなんて珍しいですね。」 飛影「フン、今回は、お前の卑劣さが描かれた回だからなっ!」 蔵馬「ええぇ!!Dr.イチガキじゃなくて、オレが卑劣なんですか?!」 飛影「貴様、あの雑魚に『服従か?死か?』と聞いただろう?」 蔵馬「ええ、まあ……。」 飛影「あの雑魚は、『服従』と答えた。    だから、あの雑魚は、お前の質問に正直に答えた。」 蔵馬「ええ、あの3人が殺人機械にされたこととか、    師の病もDr.イチガキのせいだったこととか、聞き出しましたね。」 飛影「そうだ。お前は、あの雑魚から聞き出すだけ聞き出しておいて、    用が済んだら、ボコボコに殴り倒し……。」 蔵馬「(えっ!!オレがボコボコにしたことになってる?!)」 飛影「試合中のリングにそいつ(雑魚)を放り投げ、さらにそいつのことを    『ゴミ』と言っている!!」 蔵馬「(えっ?えっ!?放り投げたのもオレですか?)『ゴミ』と言ったのは    確かにそのとおりですが……。」 飛影「――というわけで、お前は、卑劣だ!!」 蔵馬「…………。」 飛影「以上が今回の感想だ。」←上機嫌 蔵馬「…………(怒)」←不機嫌 ♥TOPへ♥ ☆巻目次に戻る☆ ★ホームへ戻る★
外伝 TWO SHOTS 担当 => 蔵馬&飛影 <感想> 蔵馬「オレと飛影の出会いのお話ですね。」 飛影「フン、あんな奴(八つ手)に苦戦していたなんてな。」 蔵馬「まぁまぁ。昔の話じゃないですか(^^)    それにオレたちの見事なコンビプレイで、八つ手を倒したんですから。」 飛影「全く無駄だったがな。八つ手と雪菜は関係なかった。」 蔵馬「ええ。でも、1年後くらいに雪菜ちゃんを見つけることができるんですから、    良しとしましょう?    それにしても、飛影の寝言を聞けたのは、幽遊キャラではオレだけでしょうね♪」 飛影「貴様!勝手に人の寝言を聞くな!」 蔵馬「仕方ないでしょう?手当てしていたら、飛影が“ユ…キ…ナ…”って言うんですから♪    寝言を聞いたんじゃないです、聞こえたんです。」 飛影「……くぅっ!」 蔵馬「それに、あなたがオレに攻撃してこなければ、オレが飛影を手当てすることなんて    なかったんですよ?    さらに、飛影が勝手に焦って勘違いしてオレを攻撃してきたから、    喜多嶋が八つ手(の手下の下級妖怪)に誘拐されたというわけです。」 飛影「……あの女(喜多嶋)が誘拐されたのは、オレのせいじゃない。    オレがお前に攻撃しなくても、あの女は誘拐されていた。」 蔵馬「ええ。それは、そうでしょうね。」 飛影「貴様の言っていることがよく分からん。」 蔵馬「つまり、飛影が勘違いしてオレを攻撃してきたから、この物語が    成り立っていると言いたいんです。」 飛影「遠まわしに“マヌケ”と言われてるように感じるが?」 蔵馬「気のせいですよ。飛影の勘違いがなければオレたちは、出会わなかったんだなぁと    しみじみ思っただけです。」 飛影「…………。」 蔵馬「八つ手を倒した後、喜多嶋は何事もなかったように過ごしていましたし。    めでたしめでたしですよ。」 飛影「フン。本当にそうか?貴様は後悔していないのか?」 蔵馬「喜多嶋の記憶を消したことですか?」 飛影「そうだ。」 蔵馬「……飛影が雪菜ちゃんに兄だと告げないことと似てるんじゃないでしょうか?」 飛影「どういう意味だ?」 蔵馬「どうしてオレは喜多嶋の記憶を消したのか?    どうして飛影は雪菜ちゃんに兄だと告げないのか?    理由は違いますが、感情は似てるんじゃないでしょうか。」 飛影「フン、貴様のお得意な嘘は言わないけれど本当のことも言わないというような    答え方だな。」 蔵馬「褒め言葉として受け取っておきます(^^)」 ♥TOPへ♥ ☆巻目次に戻る☆ ★ホームへ戻る★