躯の氷泪石


「飛影・・・・。お前はいつも一人で何を考えている?」  飛影は、魔界全土が見える丘によくいる。 今日も多分そこにいるだろうと、 オレは、その丘に行った。 すると、やはり飛影がいた。  一人で何かを考えている。 飛影はその丘のてっぺんに立ち 魔界の風に吹かれながら、 じっと何かを考えている・・・・・。  オレは、飛影の背後に近寄り、 無意識のうちに言ってしまったのが その言葉だった・・・・・・・・。 「フン・・・・・・。貴様か。  何故いきなりそんなことを聞く?  オレが何を考えていようと貴様には関係ない。」  それが返事だった。 飛影は、オレの方を見ず無愛想に答える。 オレは、飛影の横に立ち、こう言った。 「オレは、いつもお前のことを考えている。  いつまでオレのそばにいてくれるのか・・・・・・とな・・・・・。」  「・・・・・・・・・・・・・・」  飛影は無言のままで、オレに目線を向けた。 オレは、飛影の方は見ず魔界全土を眺めながら話を続けた・・・。 「ずっとオレのそばにいろ、飛影。  ・・・・・・・・・・・オレは・・・・・お前といると落ち着く。  お前はオレにとって、お前の氷泪石のようなもんだ。  オレは、お前になら、なんでも話せる!」 「・・・・・・・・・・貴様・・・・・・・・・・・・・。」  オレは今度は、飛影の方を向いて話した。 「言っておくが、オレは愛だの恋だのといった、  生ぬるいものは嫌いだ。」  飛影は目線をそらし、 「同感だ・・・・・・。」  と言った。  あとは、長い長い沈黙が続いた。  そして、その沈黙のあとに飛影が静かにしゃべった。 「安心しろ。  お前のそばにいると戦いにつきることはないからな。  あきるまではお前のそばにいてやる。」  ”あきるまで”・・・・・・・自分より強い者がいなくなるまで・・・・・ ――つまり、オレより強くなるまで・・・・・と言うことか。 「なるほどな・・・おもしろい。」  また、沈黙が始まると同時に 雷が魔界全土に鳴り響いた・・・・・・。                 〜END〜  
い……いかがでしたか? でも、この話大半の方が既にご存知じゃないかなぁと思います。 (秘密ページの一番初めのお話でしたから。現在秘密ページは停止中です。) ご存知じゃない方もいらっしゃるので言い訳を……。 このお話は、私が小学生の時に書いたものです。 飛影と躯のなんとも言えない関係が好きなもので(^^) 大部分の修正は行いましたが、基本的な流れはそのままにしてます。 小学生が書くものです。 多めに見て下さいまし。 この話の感想くださると嬉しいです。 感想メールを送る。
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