<出産体験記>

2)陣痛とは

 陣痛。出産体勢に入ると子宮が胎児を押し出そうとして定期的に収縮を始めます。
もう生まれてもよい、という合図をもらった胎児は出口に向かって腹這いになり身体を丸めます。
そして子宮の収縮に合わせてドリルのように旋回しながら(って多分一回転)産道という満ちなき道を切り開いて前進を始めます。これが陣痛。
最初は収縮時間も短いし、間隔も長いので「こんなもん?」って感じです。
ドラマとかだと産婦さん最初から死にそうにのたうちまわってるでしょ。人によって差はあるけどあれはウソです。
で、お産も盛り上がってくると子宮も「ほら早く進め!」と激しく、早く収縮するようになり、胎児も「よいしょ、よいしょ」と前に進もうとするのでガンガン痛くなってくるんです。

 長さにすれば10センチあるかないかの産道。しかーし、直径10センチの肉の塊が麻酔も無しに身体のど真ん中を突っ切ってくる訳です。特に第1子(初産)の場合はほんとにパイオニア。メリメリメリメリ、と未開の肉の壁を切り開いて降りてくるのですから、そりゃー痛いですよ。多分、鉛筆腕に貫通させるより痛い、きっと(勝手な想像)。
でも、超臨界体勢だからおそらくは麻酔に似た物質も脳から分泌されてるんじゃないかなぁ、なんて勝手に想像してます。だってじゃなきゃ耐えられる訳ないもの。

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