<出産体験記>

6)そして忘れる

 昔から「生まれてきた子の顔を見たら痛さもつらさも忘れちゃってもう1人って思うもの」なーんて言われるけどありゃウソですよ。しばらくは立ち直れません。周りの出産体験者も口を揃えて言ってます。
 ただ実際に育児が始まると「あぁ、お腹にいた時の方がよっぽどまし!」と思う事は多くて赤児に翻弄されているうちになんだかわかんなくなってきます。
 とある知り合いの産婦人科医が言うには「忘れないと次を産めないから忘れるようにできているんだ」だそうです。ふーん。確かにすんごい苦痛だったはずなのに、いつのまにか「もう1人欲しいな」と思うようになるんだから自然って凄いわ。

 忘れたにしちゃ克明に書いてるじゃないのと言われますが、これはいつかこの体験記を書こうと思って2回とも同じノートを持参で入院していたからです(笑)。幸い陣痛も軽いほうだったのでギリギリまでリアルな記録が残せました。極限状態に入ってからの分は出産直後、興奮して眠れない時に書いているのでこれまたかなり臨場感溢れてます。

 書き始めてみるとあれもこれもとなってボリューム満点の体験記になってしまいました。読んで下さった方ありがとうございました。自分自身にとってもよい記念となりました。またなにか特異体験をしたときには書いてみたいと思います。あ、でも出産はこれで充分、お腹一杯。もう結構です(笑)


これが2回の出産に同行した手帳


2001/8/18 兄ゼブラの時


2004/1/19 弟ゼブラの時

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